高原山_ちょうちょ舞う登山道

2019.08.12(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 44
休憩時間
1 時間 28
距離
9.6 km
のぼり / くだり
660 / 658 m
1 37
46

活動詳細

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雨滴がテントをながいこと叩いた。夜半にこころが打ちひしがれ、起きたら帰るしかないと確信するじゃないか。4時過ぎに起床し、濡れた芝生に立てば、また蚊に刺されてかゆくなる。しだいに晴れて、どこがキャンプ場の管理事務所かをいろいろ探すも、だいぶダム寄りだった。そこから西平岳林道終点まで行ってみようとドライブする。でも牧場の放牧地らしき林道を進むも、やがて荒れたダートとなり、難渋して引き返すことになる。(このルートは高差600mを直登する)でも、天候は回復するかもしれない。「じゃあ行ってみるか」となり、日塩もみじライン入口(オープン。出口で630円の通行料を集金)から30分の駐車場までアクセスする。そこは鶏頂山登山口であり、石造の鳥居から出発してスキー場レストハウス(廃業か?)を経ていくつものスキーゲレンデの先にある弁天池をめざすものだった。 弁天池から高原山稜部までが20分。そこから時計回りで釈迦ケ岳までピストンすれば、日本300名山クリアになるのだ。往復で1時間50分である。あとは、掲載写真を見てほしい。 ■ 塩原温泉の新湯 文蔵は待望の温泉に入ることができた。有料道路に面した「寺の湯」は小さな小屋で、左右に脱衣場がありながらなかは混浴である。内部は縦横2mほどの浴槽2つが並んで木製(ひのき)洗い場がある。一つはぬるめ(水道水冷却で42℃)で、一つは熱め(温泉のみで46℃)である。文蔵はいくどもやけどの経験をしているが、草津温泉や野沢温泉の熱湯に入ったことを自慢している。今回も、いくどもプラ桶でかけ湯(ただし、皮膚に電気が走る)をし、浴槽内部を十分に撹拌してから、おもむろに湯につかるのだ。「いける。大丈夫」となる。2分もすれば、熱湯が湯面を覆うようになって熱くてたまらん状態となるので、浴槽から抜け出て、タオルを水道水で冷やして、体の表面を冷ますという入浴法である。 ■ なぜ高原山か 文蔵は2、3週間前にNHK放送を見た。高原山は名水で有名であり、地元の有志10名ほどがこのハイキングコース整備をしたと紹介された。だからぜひ行きたいと思っていた。高原山は総称であり、いつものピークから構成されており、その最高峰が釈迦ケ岳(1,795m)である。 ■ ちょうちょ 山道と頂上には、ちょうちょうが舞っていた。赤とんぼの数も尋常じゃないが、とりわけきれいな蝶(ヒョウモンチョウ)が眼立っていた。文蔵はこの飛翔体の撮影が下手である。中にはクジャクチョウの「ゲイシャ」がいたんじゃないと呼び掛けるくらいだった。 (コースタイム) 8/12 キャンプ場6:00⇒西平岳林道途中6:40⇒日塩もみじライン入口7:00⇒鶏頂山登山口P7:30~8:00→南側P山道分岐8:35→弁天池9:10(10)→稜線9:35(5)→釈迦ケ岳10:55(20)→弁天池12:05(30)→登山口P13:35~50⇒塩原温泉新湯14:15~15:00⇒西那須野塩原IC15:30⇒明大前19:15~25⇒京王八王子20:10

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