立山縦走 2泊3日

登山を趣味としてから、目標であった立山テント泊、そして縦走をこのお盆に嫁と義母の3人で行ってきました。 ９日の夜より松江を出発し、４時過ぎに立山駅に到着。 もうすでに一番近くの駐車場は満車だったが、他の駐車場が空いていた。自分達が停めた後も車は次々と来てあっという間に満車になった。 仮眠を予定していたが、興奮していたのか寝付けず準備を手早く済ませ立山駅に。 黒部アルペンルートの券は予約していたので並ばずに買えたが、7時のものであったためかなり時間に余裕ができた。 朝御飯を食べる予定で7時の券にしたのだが室堂にもご飯を食べるところはあるので始発でも良かったのかもしれない。 6時半から駅前の茶店が空いたのでそこでおにぎりを食べ、ケーブルカーの列へと並んだ。 室堂行きのバスでやっとゆったり出来たので少し寝たが、嫁と義母に起こされる。 寝ぼけなまこで窓から外を覗くと、弥陀ケ原、薬師岳が。 テンションは一気に上がり写真を撮りまくった。 室堂に着き、登山届を提出し初のアルプスへ。 １日目の予定としては、雷鳥沢キャンプ場まで歩くのみ。 何も焦ることなく、ゆっくり景色を楽しみながら歩いた。 特に10日は天気が良く、どこを見ても感激だった。 雷鳥沢に着き、テントも無事に張れたところでお昼ご飯。 １日目の昼は、米を炊き無印のレトルトカレーを食べた。 さて、昼も食べ、時間がたっぷりあるということはやることは１つ。 ヒュッテで生ビールを呑む。 どうしても山の上で生ビール呑みたかったのです。 3人でヒュッテに赴き、注文。 待ってる間に嫁が席を外す。 ビールが来る。 待てるはずはなく、義母と乾杯し喉に流し込んだ。 もちろん、帰ってきた嫁とも乾杯し生ビールを楽しみました。 帰ってから各々過ごし、17時頃夕食を。 夕食はすき焼き。 生卵も持ってきたが、保冷剤を忘れた上にテントに放置していたので食べずにおいた。 締めにうどんも入れて明日のエネルギーを蓄えた。 19時に就寝。 ２日目の朝、というか深夜１時起床。 羊羮とカロリーメイトをコーヒーで流し込んで出発。 ２日目は 別山→真砂岳→富士ノ折立→大汝山→雄山→浄土山 のロングコースを予定していた。 取り敢えず、剣御前小舎から別山北峰を日の出まで目指す。 到着したのは日の出10分前。 そして雲海の広がる地平線から太陽が顔を出した瞬間は忘れられない。 写真はないが、ここ北峰でおにぎりと和風だしとスパムをぶちこんだ雑炊を食べた。 こいつの味は少し微妙だった。 そこから時間をかけて内蔵助山荘、真砂岳を歩く。 途中の雪渓に日本大学？の山岳部？が雪上で滑ったときのトレーニングをしているのが確認できた。 これ止まるのミスれば奈落の底だよ、恐ろしいねぇ、怖いねぇ、すごいねぇ、と嫁たちと話ながら富士ノ折立へ。 富士ノ折立への登りは後ろを振り返ると剱岳までがバッと広がっている。 要するに空を歩いているみたいに感じるので、少し怖かった。 大汝山山頂からは人も増えてきて、待ちつ、待たれつつ雄山まで歩いた。 これまた雄山では沢山の人。 アルプスすごいねー、といいつつ記念に皆でお揃いのTシャツを買った。 紺色は売り切れだった。 雄山からの下りはさすがに疲れた。 一の越山荘も混んでいたので、簡単な栄養補給を済ませ浄土山へ。 一の越山荘から10分も歩けば静かな山へと戻った。 浄土山は登りやすいのだが、皆疲れていたのでゆっくりのんびりぐったりで。 軍人霊碑を写真に納めて最後の下山開始。 地図で見ていて結構急だなと思っていたがまさか岩場とは。 そろそろ限界の近い嫁と義母に注意を払いながらゆっくり降りた。 途中休憩を挟みつつ、立山室堂山荘へ。 もうここまで降りると緊張感もなくなり、別山からろくなものを食べてないことを思い出した。 山荘で中華丼と生ビールを注文し、甲子園の中継を眺めながら一息つく。ここで風呂も入り、アイスを食べた。 この間続々と子供連れが宿泊の受付をしていた。 確かに子供が出来たらお盆に山荘で泊まるのもいいかもしれない。 キャンプ場まで無事に戻ってきて、仮眠を取り夕食。 もともとこの日のお昼にしようとしていたフリーズドライのピラフを食べて床についた。 3日目、朝は棒ラーメンに乾燥野菜とスパムを入れたスパムラーメンで締め。 このあとは室堂でお土産を買って下山した。 トラブルも色々あったが、皆、無事に下山でき良かった。 次の長期休暇は何処にしようか。 今からとても待ち遠しい。