活動データ
タイム
29:32
距離
40.7km
のぼり
3529m
くだり
3506m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る梅雨明け直後の槍ヶ岳は途中から雨で諦めたけど、めげずに今回は憧れの穂高岳に初挑戦。初日から最後まで天気に恵まれ素晴らしいひと時を過ごせた。 初めての穂高岳は横尾経由で涸沢へ。横尾までは何度も来ているから慣れてるけど、横尾の橋を渡るのは初めてなのでワクワク。木々の間をしばらく歩くと徐々に山道っぽくなってくるので急がずコツコツと。沢を渡り沢沿いを歩き始めるとさらに急に。沢にかかる橋のところでは日陰で何組か休んでいたけど、こんなのも?と思うほどすれ違う人が少なくてびっくり。木々の隙間から、涸沢カールが見えてくると、まだまだなのはわかっても力が湧いてきた。初日は涸沢小屋までの最後の登りが一番キツかった。でも、荷物を置いてビールを飲む瞬間は最高!涸沢の景色も素晴らしく、ここだけを目的に来る人がいるのも納得。夕焼け、朝焼けの穂高や涸沢岳も綺麗だった。 2日目は荷物を置いてまず北穂へ。小屋横からいきなり急坂、予想以上に急な岩場があったり梯子があったり、山頂だと思っていたピークをトラバースしやっと本当の山頂へ。久しぶりの3000m峰、天気もよく槍ヶ岳から笠ヶ岳、富士山まで見える360度の展望に感激!同じ小屋泊だったおじいさんは北穂から涸沢岳経由で穂高岳山荘に行くと言ってたけど、穂高岳初心者なので一度涸沢まで下山して一息。荷物を持って今度は穂高岳山荘方面へ。ザイテングラードは岩場の登りや急坂もあったけど、こっちはもっと危険な登りを予想していたので想定内でクリア。とは言え、一度北穂を登ってからここを登るのには気合は必要。穂高岳山荘は奥穂高岳と涸沢岳に挟まれ、見下ろせば涸沢の美しい光景が広がる素晴らしい景色。生ビールがないのが残念だったけど、缶ビールでも沁みてきた。ちなみに出てくる缶ビールは時間によって種類が異なるらしい。 3日目は荷物を置いて今回のメイン、奥穂高〜前穂高岳へのピストン。山荘横の急な岩登りから始まって刺激的な1日をスタート。岩山を2つ越えて奥穂高岳の山頂に到着すると2-3人しかいなくて交代でお互いに写真を撮りあえる雰囲気。大きなカメラを下げて気さくに話しかけてくれたお兄さんはこれからジャンに向かうと言うが、ジャンは私の能力外!高所恐怖症だから奥穂の山頂にあるお社の脇にさえ立てる気がしない(笑)。晴天に恵まれ最高の眺望、北穂以上かな。 のんびりしてたら賑やかな集団が来て混み出してきたので前穂高岳に向けて出発!吊り尾根は岩場の登り下りが連続したけど想定内レベル。荷物を置いてきた分気分良くクリアできた。すれ違う荷物を担いで歩いている人たちは大変そう。紀美子平で一息ついたら前穂高岳山頂へ。ここも素晴らしい360度の展望。山頂はそこそこ広くて人も少なく写真を撮りあう余裕もあった。 紀美子平に戻ったら穂高岳山荘へ。穂高岳山荘2日目の夜は夕焼けも満天の星空も綺麗だった。 最終日は涸沢岳へ登ってから下山。朝イチの涸沢岳は人も少なく素晴らしい見晴らし。今回は連日の晴天に恵まれた中、3000m峰を4つも踏破することができてとても贅沢な時間が過ごせた。あと何日かここにいたいと思いながら上高地に向かって歩いた。
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