活動データ
タイム
06:23
距離
9.1km
のぼり
1806m
くだり
213m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今年のお盆の行き先は、ずっと行きたかった赤牛岳にしました。アプローチ方法は色々ありますが、ブナ立尾根を登ってみたかったのと、針ノ木古道を歩いてみたかったのとで、3泊4日で七倉からの周回にしました。 初日は七倉からタクシーで高瀬ダムに入り、ブナ立尾根を登って烏帽子小屋〜三ツ岳〜野口五郎小屋まで。 朝7時頃に七倉に到着。ギリギリ駐車できました。登山案内所で登山届を提出。相談員の方から、夕立の可能性があるので落雷に気をつけることと、針ノ木谷の道は渡渉が多いので気をつけるようアドバイスをいただくとともに、おもしろい周回コースだね、とのお言葉もいただきました😆 七倉にはタクシーが常駐していて、待ち時間ナシで乗車できました。高瀬ダムまでは2100円。 5年まえのお盆、台風の真っ只中、野口五郎小屋から竹村新道を湯俣まで下り、濁流の高瀬川沿いに高瀬ダムまで歩いてきて、よし、ここからはタクシーで帰れるぞ!と思ったら雨がひどすぎてタクシー通行止め…しかたなく七倉まで歩いた思い出の高瀬ダム…。あのカッコイイ石積み堰堤のジグザグ道、歩くとすごい時間かかってイヤになりましたが、タクシーだとあっという間ですね。 天気は快晴。ダム湖のグリーンがとても綺麗。タクシー下車後、運転手さんが記念写真まで撮ってくださいました。 高瀬ダムからトンネルをくぐり、吊り橋を渡ってキャンプ場を過ぎ、もひとつ丸太橋を渡り森の中へ。裏銀座登山口から登り始めます。北アルプス三大急登と言われるとおり、急登が続きます。涼しい時間帯ならまだいいものの、すでに午前8時過ぎということもあり、暑い。😵滝のように汗が出ます。烏帽子小屋に着くまでに手持ちの水がなくならないか心配。塩タブレットもどんどん消費。 標高100m毎に標識があるので、励みになります。登山口が12で烏帽子小屋が0、標高差1200m。早月尾根と比べたら短いけど、松尾平みたいなブレイクタイムはありませんので、短くギュッと詰まった急登ですね。 標高を上げる毎に、そよ風が涼しくなり、生き返ります。ホタルブクロなどのお花にも癒されます。 それにしても、出会う方、テン泊装備の方がほとんど。みなさん重いテントを担いで、すごいです。 序盤に出会った空身で登り返して来られた方は、途中で無線を落とし、高瀬ダムまで探しに行ったが無かった…との事。😭この方もテン泊装備。タフです。 そんなこんなで11時半に烏帽子小屋着。パアッと視界が開け、明日登る赤牛岳の姿も。一気に元気になります。烏帽子小屋でお昼ごはん。カレーとコーラをいただきました。お隣の方とお話。烏帽子のテン場は20張しかなくすでにいっぱいだとか。これからたくさんテン泊の方が登って来られるけど、大丈夫なのかな… 余力があれば烏帽子岳をピストンしてこようと思ってましたが、もうだいぶ消耗したので先を急ぐことにしました。 ここから先はたのしい稜線歩き。 さすが裏銀座縦走路、すんばらしい眺めです。 振り返れば烏帽子に立山、右手には薬師、赤牛。向かう先には槍や水晶も。(燕岳方面は雲) 足元にはコマクサがいっぱい。☺️ 三ツ岳西峰もせっかくの好天なので稜線コースで。 ここらへんも5年まえ台風の真っ只中、強風に吹き飛ばされそうになりながら四つん這いで歩いた思い出の道。やっと穏やかな姿のときに来れました。うれしい。😭 大きなゴーロ岩が増えてきたなとおもったら、野口五郎小屋の青い屋根が見えました。14時半、本日のお宿に到着。 楽な格好に着替え(今回の山旅から、山荘で過ごす服装をロングスカートにしてみました。着替えしやすいし、なによりラクだし、おすすめ!)、缶チューハイを買って、雲が取れてきた燕岳方面を眺めながら呑んで、ウトウト。 夕食は美味しいてんぷら。どこから来た、どこへ行く、山の話に花が咲きます。明日同じ行程(読売新道とおって奥黒部ヒュッテまで)のパーティもいらっしゃいました。 5人で布団4枚でした。
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