三段峡本流沢登り（三段峡正面口～龍の口～石樋～ぐるの瀬～黒淵荘）

三段峡本流(下流部)沢登り。ルートは、三段峡正面口の長淵→姉妹滝→龍ノ口→女夫淵→石樋→ぐるの瀬→黒淵渡船乗り場までの約2.4kmです。 本日のルートの核心部は、なんといっても龍ノ口です。三段峡本流(下流部)の沢登りは、龍ノ口を突破できるか否かで達成感が全く異なります。 龍ノ口を突破するためには、比較的高いレベルの泳力と、ある程度のクライミング技術が必要になります。 今回リードしてくれたクライムさんはスムーズに龍ノ口を突破しましたが、クライムさんの水泳のレベルは自由形50m30秒で、このくらいの実力の人なら、渇水期で水温も高いという前提条件さえ揃っていれば、激流を泳ぎきって龍ノ口を突破できるのではないかなと思いました。 ちなみに、私は泳ぐのが苦手でライジャケは必需でしたが、それでも、リードのクライムさんにロープで引っ張ってもらってなんとか突破することができました。 クライミングについては、天応や窓で10台のルートをリードできる人なら龍ノ口でリードすることができるのかなという印象でした。 石樋のゴルジュ帯も、龍ノ口ほどシビアではないものの、一定レベルの泳力がないと厳しいと思います。 龍ノ口、女夫淵、石樋のゴルジュ帯以外は難しい場所はなく、楽しく泳ぎながら三段峡の沢登りを楽しむことができました。アブはかなり多くて虫除けスプレーは必需でした。 沢登り終了後は、黒淵の渡船に乗って黒淵荘へ。やまめの塩焼きとおにぎりのセットで昼食休憩。黒淵荘の気温は26℃。真夏の猛暑が嘘のような過ごしやすさでした。 復路は遊歩道を歩いて正面口へ帰着。三段峡ホテルで入浴してから帰路につきました。