活動データ
タイム
06:13
距離
3.5km
のぼり
643m
くだり
638m
活動詳細
すべて見るこの計画を思い立ったのは1年前でした。 去年7月に出版された岩稜ルート案内の雑誌やSNSのレコ、YouTubeなどの動画で予習し、 自分なりにルートの概念図をまとめたりしてきました。 相方さんにもコピーを渡して同じ様に予習してもらいました。 体力的には甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根日帰り等で足を作り、準備を整えて来ましたが、 悪天候に阻まれ計画は延期、今年へ持ち越しになりました。 そして1年越しの大キレット挑戦の日がやって来ました。 今回の山行で相方さんと決めたルールが「こわい」と言わないこと。 そうは言ってもつい出る時は出ちゃうのですが。 楽しみにしていたのは長谷川ピーク、飛騨泣き周辺。 モチロン全区間要注意なんですが、中でも注意していたのは楽しみにしていたポイントと、 人によっては大キレットより危ないという北穂高岳~涸沢岳区間。 目の前にあるステップを一つ一つ乗り越えていったら終わってた、 と言い切れればいいですが、さすがに北穂高小屋への急な上りと 涸沢岳への登りが辛かったです。 楽しみにしていたHP(長谷川ピーク)はすぐ分かりましたが、 飛騨泣きは案の定通り過ぎてからスライドする方に教えて頂く体たらく。 それでも予習していたステップや鎖などが目の前に現れると嬉しくなり、 YouTubeで見た動画よりも実際は怖くないな、とか、すれ違えない程狭くないな、 と思いながらクリアしていきました。 北穂高小屋では楽しみにしていたコーヒーを頂き、 朝ごはんのお弁当を頂いてしばしまったり。バッジも買って先へ進みます。 北穂高岳~涸沢岳間でスライドする方に教えて頂いたのは、 大キレットより、より垂直な上り下りだよと言う事でした。 浮石の危険性もより高いとの事でしたが、 実際それ程の危なさを実感することなく、何とか涸沢岳山頂に立つことができました。 平日だった事もあり、スライドする方も少なく、 余計なプレッシャー無くマイペースで歩けた事も良かったです。 スタート直前まで緊張していた相方さんも、 終わって見れば楽しかったと言ってくれました。 この日一番ヒヤッとしたのは、北穂高小屋へ延々続くガレ場をヨレヨレ 登っていた時、上から下りてくるソロの男性が落とした落石(こぶし大!)が、 ワタシと相方さんの間を結構な音をたてて落ちて行った事です。 先に音に気付いたワタシが相方さんに声をかけましたが、 肝心の落とした本人からの注意喚起はありませんでした。 咄嗟の行動、瞬発力は大事ですね。 とりあえず第一の目標、大キレットは無事にこなす事ができました。 大人のジャングルジムその①、楽しかったです。
メンバー
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