小松由佳さんの講演会へ

2019.06.23(日) 日帰り

活動詳細

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2006年夏、ネットで偶然見つけた、というよりも偶然出会った東海大学山岳部50周年記念のK2挑戦。東海大学HPの特設ページで、主に現地隊長とのリアルタイム交信の様子が紹介されていました。 7月末、頂上アタック隊は3名。しかし行動開始直後にアタック隊長が急性虫垂炎でまさかのリタイヤ。 残された24歳の小松由佳さんと21歳の青木達哉さんの2人でアタックへ。 苦難の末に8/1にK2登頂に成功するものの、下山途中で酸素が切れ、体力を使い果たし8200mで決死のビバーク。 この間、BCでもHPでも登頂はしたものの消息不明で現在確認中と公表さていました。 翌朝、C3に帰還したところでテントにあった無線でBCと交信。生存が確認されました。 ネットでやきもきし、無事の帰還を祈っていた私は、生存確認の一報を忘れることができません。 以来、小松由佳さんのファンとなり、記念報告集「苦難の道程」を買い、東京に行った時は勤めていた新宿のスポーツ店を訪ねてみましたが、その時は退職されていたようでした。 その小松由佳さんの講演会が熊本県大津市であると知ったのは、今年5月、YAMAPにアップされたお知らせと チラシからでした。 このチラシもきっと偶然の出会い。 もちろん13年を経て、2019年6月23日(日)。憧れの小松さんの講演会へ。 山への憧れ、当時は男社会だった山登りへの葛藤、そしてK2挑戦。現在のフォトグラファーとしての活躍のお話。 いろんな方々に出会い支えられていることへの感謝。人の命、動物の命について考えさせられた。決死のビバークの翌朝に、まぶしいばかりの太陽に照らされて「生きろ」といわれているように感じたと話されました。 小柄で優しい笑顔の小松由佳さんに秘められた強い気持ちが、出会いを引き寄せ、成功を引き寄せ、生きる力を引き寄せているような気がしました。 講演会終了後、ロビーで参加者の皆さんを見送っていた小松由佳さんと記念写真を撮ってもらい、無謀にも2006年以来ずっと憧れていたと告白して拍手させてもらいました。 私も偶然を引き寄せられて幸せでした。 ありがとうございました。 そして、小松由佳さんのご活躍をお祈りいたします。 以下、HPを引用です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ https://yukakomatsu.jp/profile.html 小松由佳(コマツユカ) フォトグラファー。1982年秋田県生まれ。山に魅せられ、2006年、世界第二の高峰K2(8611m / パキスタン)に日本人女性として初めて登頂。植村直己冒険賞受賞。次第に風土に生きる人間の暮らしに惹かれ、草原や沙漠を旅しながらフォトグラファーを志す。2012年からシリア内戦・難民をテーマに撮影。シリア難民の自立支援活動も手がける。著書に『オリーブの丘へ続くシリアの小道で~ふるさとを失った難民たちの日々~』(河出書房新社)。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~        

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