涸沢から奥穂高岳へ

2019.08.07(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 2
休憩時間
1 時間 26
距離
3.4 km
のぼり / くだり
936 / 247 m

活動詳細

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涸沢からザイテングラートを経て白出のコルに登り、穂高岳山荘から奥穂高岳まで往復しました。 涸沢ヒュッテを6時半に出発、テン場の中を歩き涸沢小屋の前を西へ抜け、ハイマツ帯を西へ登ります。ハイマツ帯を過ぎて岩屑の台地をザイテンの取付まで登ります。取付初めはハイマツ帯の岩登り、中程に鎖場と梯子があります。岩場を登ってザイテンを左側から巻くと、白出のコル標高2996mに建つ穂高岳山荘が見えます。 山荘で休憩後受付を済ませ寝場所を確保します。アタックザックに水だけ入れ、山荘の南から急傾斜の斜面に取付きます。2連の梯子の後、2ヶ所の鎖場があります。岩礫帯の広い稜線に出ると一安心、槍ヶ岳やジャンダルムが見えます。山頂の岩の上に穂高神社の嶺宮があり参拝、祠から下り南へ回れば前穂、上高地が見えます。 来た道を下り、山荘で昼食を取り宿泊者用ロビーで紅茶を楽しみます。13時半以降は雨が降ったり止んだり、日が射すと常念山脈に虹が架かります。山荘の夕食にも満足です。食後は信州側の夕暮れと飛騨側の夕日、夜には満天の星を楽しみました。 追伸:奥穂山頂で一緒になった兵庫県三田学園高校ワンゲル部一行の声掛けと気遣いに感心しました。顧問の先生お疲れさまでした。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 涸沢の朝(屏風岩側)4時58分、常念山脈の上の雲が赤く染まります。
涸沢の朝(屏風岩側)4時58分、常念山脈の上の雲が赤く染まります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 涸沢の朝(奥穂、涸沢岳側)4時59分、奥穂から涸沢槍までの岩肌がモルゲンロートです。
涸沢の朝(奥穂、涸沢岳側)4時59分、奥穂から涸沢槍までの岩肌がモルゲンロートです。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 涸沢の朝(奥穂側)5時2分、数分でモルゲンロートは消えてしまいます。
涸沢の朝(奥穂側)5時2分、数分でモルゲンロートは消えてしまいます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 日出後(吊尾根側)5時32分、朝日が低いので屏風岩の影が雪渓を覆います。
日出後(吊尾根側)5時32分、朝日が低いので屏風岩の影が雪渓を覆います。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 日出後(奥穂、涸沢岳側)5時32分、朝日が黄色いため灰色の岩肌が肌色になります。
日出後(奥穂、涸沢岳側)5時32分、朝日が黄色いため灰色の岩肌が肌色になります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ヒュッテを出発、テン場の中を歩き、中央に見える涸沢小屋の前を右から左に抜け、ハイマツ帯を左へ登ります。
ヒュッテを出発、テン場の中を歩き、中央に見える涸沢小屋の前を右から左に抜け、ハイマツ帯を左へ登ります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 涸沢カール、テン場の中央から見えます。奥左が前穂高岳、奥中央が吊尾根、右端が奥穂高岳。
涸沢カール、テン場の中央から見えます。奥左が前穂高岳、奥中央が吊尾根、右端が奥穂高岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 前穂高岳、涸沢小屋前から南に見えます。奥中央の前穂から左手前にかけて北尾根が伸びます。
前穂高岳、涸沢小屋前から南に見えます。奥中央の前穂から左手前にかけて北尾根が伸びます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ハクサンシャクナゲ、花期6-7月、枝先に白い花を10個前後つけます。葉の基部は円形です。
ハクサンシャクナゲ、花期6-7月、枝先に白い花を10個前後つけます。葉の基部は円形です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 チングルマ、花期6-8月、茎先に白い5弁花を1つ咲かせ、黄色い雌蕊が多数あります。花後は羽毛状の実を残す。
チングルマ、花期6-8月、茎先に白い5弁花を1つ咲かせ、黄色い雌蕊が多数あります。花後は羽毛状の実を残す。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ヨツバシオガマ、花期6-8月、花冠は薄紫色の2唇形、数段に重なり輪生。葉は4個、輪生し羽状に深裂する。
ヨツバシオガマ、花期6-8月、花冠は薄紫色の2唇形、数段に重なり輪生。葉は4個、輪生し羽状に深裂する。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 前穂と北尾根、ハイマツ帯を抜け、岩屑の台地を西へ登ります。南に前穂から北尾根の峰々が見えます。
前穂と北尾根、ハイマツ帯を抜け、岩屑の台地を西へ登ります。南に前穂から北尾根の峰々が見えます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ザイテン、岩屑の台地をトラバースして、左中程から右上方に伸びるザイテングラート(支稜)を登ります。
ザイテン、岩屑の台地をトラバースして、左中程から右上方に伸びるザイテングラート(支稜)を登ります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 涸沢岳と涸沢槍、ザイテンの取付きから間近に見えます。奥中央が涸沢岳、その右横が涸沢槍。
涸沢岳と涸沢槍、ザイテンの取付きから間近に見えます。奥中央が涸沢岳、その右横が涸沢槍。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ハクサンフウロ、花期7-8 月、茎頂に花柄を出し、淡紅色の5弁花を1-3個つける。葉は掌状に深裂します。
ハクサンフウロ、花期7-8 月、茎頂に花柄を出し、淡紅色の5弁花を1-3個つける。葉は掌状に深裂します。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 イワオトギリ、花期7-8月、黄色の5弁花をつけ、突き出た長い雄蕊が目立つ。葉は対生し、楕円形で全縁。
イワオトギリ、花期7-8月、黄色の5弁花をつけ、突き出た長い雄蕊が目立つ。葉は対生し、楕円形で全縁。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 常念岳、ザイテンから後ろを振向くと東に常念山脈の主峰、常念岳2857mが見えます。
常念岳、ザイテンから後ろを振向くと東に常念山脈の主峰、常念岳2857mが見えます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 コガネギク、花期8-9月、笠状の花序を出し黄色の小花をつける。葉は互生し上部の葉は披針形、縁は波打つ。
コガネギク、花期8-9月、笠状の花序を出し黄色の小花をつける。葉は互生し上部の葉は披針形、縁は波打つ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 前穂高岳と吊尾根、ザイテンを半分ほど登ると、今まで仰ぎ見ていた前穂と吊尾根が間近に見えます。
前穂高岳と吊尾根、ザイテンを半分ほど登ると、今まで仰ぎ見ていた前穂と吊尾根が間近に見えます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 白出(しらだし)のコル、岩場を登ってザイテンを左側から巻くと、コルに立つ山荘の一部が見えてきます。
白出(しらだし)のコル、岩場を登ってザイテンを左側から巻くと、コルに立つ山荘の一部が見えてきます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 穂高岳山荘、休憩後受付を済ませ寝場所を確保します。アタックザックに水だけ入れ奥穂に登ります。
穂高岳山荘、休憩後受付を済ませ寝場所を確保します。アタックザックに水だけ入れ奥穂に登ります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 奥穂の取付き、山荘の南から急傾斜の斜面に取付きます。2連の梯子の後、2ヶ所の鎖場があります。
奥穂の取付き、山荘の南から急傾斜の斜面に取付きます。2連の梯子の後、2ヶ所の鎖場があります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠ヶ岳、西を見ると笠ヶ岳2898mが見えます。鎖場を登り切り岩礫帯の広い稜線に出ると一安心です。
笠ヶ岳、西を見ると笠ヶ岳2898mが見えます。鎖場を登り切り岩礫帯の広い稜線に出ると一安心です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍ヶ岳、北を見ると槍ヶ岳3180m、その左に大喰岳3101m、その右に中岳3084mが見えます。
槍ヶ岳、北を見ると槍ヶ岳3180m、その左に大喰岳3101m、その右に中岳3084mが見えます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ジャンダルム、奥穂山頂の手前で南西にジャンダルム3163mが見えます。頂上に数人が立っています。
ジャンダルム、奥穂山頂の手前で南西にジャンダルム3163mが見えます。頂上に数人が立っています。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 奥穂高岳山頂、積上げた岩の上に穂高神社の嶺宮の祠があります。祠の周りは大人3人立てば一杯です。
奥穂高岳山頂、積上げた岩の上に穂高神社の嶺宮の祠があります。祠の周りは大人3人立てば一杯です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 前穂高岳、祠から下りて南へ回れば、南東に前穂3090mが間近に見えます。その手前が吊尾根です。
前穂高岳、祠から下りて南へ回れば、南東に前穂3090mが間近に見えます。その手前が吊尾根です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 上高地、南を見下ろせば梓川縁に建物見える辺りが河童橋がある所。左に六百山、その後ろが霞沢岳。
上高地、南を見下ろせば梓川縁に建物見える辺りが河童橋がある所。左に六百山、その後ろが霞沢岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 涸沢カール、北東を覗き込んでも涸沢は見えません。左手前に北穂、右奥には常念山脈が南北に伸びます。
涸沢カール、北東を覗き込んでも涸沢は見えません。左手前に北穂、右奥には常念山脈が南北に伸びます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 奥穂高岳山頂、標高を示す標識を探したところ、積上げた岩の上の祠の前にありました。来た道を下山します。
奥穂高岳山頂、標高を示す標識を探したところ、積上げた岩の上の祠の前にありました。来た道を下山します。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ミヤマダイコンソウ、花期7-8月、花茎先に黄色のハート型の5弁花を数個つける。頂小葉はほぼ円形で大きい。
ミヤマダイコンソウ、花期7-8月、花茎先に黄色のハート型の5弁花を数個つける。頂小葉はほぼ円形で大きい。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 イワギキョウ、花期7-8月、青紫色の花を横-上向きに咲かせる。葉はへら形で、鋸歯は突起状。
イワギキョウ、花期7-8月、青紫色の花を横-上向きに咲かせる。葉はへら形で、鋸歯は突起状。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 クモマグサ、花期7-8月、草丈2-5㎝、花茎を伸ばし白い5弁花をつける。雄蕊の先端が赤く、花弁基部は細い。
クモマグサ、花期7-8月、草丈2-5㎝、花茎を伸ばし白い5弁花をつける。雄蕊の先端が赤く、花弁基部は細い。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 涸沢岳、下山途中に明日登る涸沢岳3110mが見えます。飛騨側斜面に登山道があります。右は北穂3106m。
涸沢岳、下山途中に明日登る涸沢岳3110mが見えます。飛騨側斜面に登山道があります。右は北穂3106m。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 太陽のロビー、宿泊者用ロビーです。手前のテーブル席に座り、セルフサービスの紅茶を楽しみます。
太陽のロビー、宿泊者用ロビーです。手前のテーブル席に座り、セルフサービスの紅茶を楽しみます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 山荘前、涸沢側が開け、石が敷き詰められています。奥左は常念岳、奥右は蝶ヶ岳(左)、大滝山(右)。
山荘前、涸沢側が開け、石が敷き詰められています。奥左は常念岳、奥右は蝶ヶ岳(左)、大滝山(右)。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 穂高の虹、13時半以降は雨が降ったり止んだりです。日が射すと常念山脈に大きな虹が架かります。
穂高の虹、13時半以降は雨が降ったり止んだりです。日が射すと常念山脈に大きな虹が架かります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 山荘の夕食、中央のパスタもなかなかのお味で満足です。
山荘の夕食、中央のパスタもなかなかのお味で満足です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 日暮れ(北東)、右奥は蝶ヶ岳、中央は常念岳、左へ横通岳、東天井岳と続く。右手前は屏風岩。
日暮れ(北東)、右奥は蝶ヶ岳、中央は常念岳、左へ横通岳、東天井岳と続く。右手前は屏風岩。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 日暮れ(南東)、右は前穂から左下へ北尾根の峰々、左は蝶ヶ岳(前)、大滝山(奥)。
日暮れ(南東)、右は前穂から左下へ北尾根の峰々、左は蝶ヶ岳(前)、大滝山(奥)。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 白出沢の夕日(ジャンダルム側)、夕日を受けてジャンダルムが真っ赤に染まります。
白出沢の夕日(ジャンダルム側)、夕日を受けてジャンダルムが真っ赤に染まります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 白出沢の夕日(笠ヶ岳側)、夕日は笠ヶ岳の右肩に沈みます。白出沢は山荘の裏(飛騨側)です。
白出沢の夕日(笠ヶ岳側)、夕日は笠ヶ岳の右肩に沈みます。白出沢は山荘の裏(飛騨側)です。

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