活動データ
タイム
29:17
距離
44.2km
のぼり
2254m
くだり
2252m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る憧れの山、槍ヶ岳。 そして憧れの夏山登山。 この2つの夢を叶えた山行になりました。 今まで夏休みが9月上旬だったので、北アルプスに行っても夏の花が終わり、紅葉には早いという端境期だったのですが、今回はたくさんの花を見ることができて嬉しかったです。 しかしテント泊の装備で殺生ヒュッテのテント場まで距離19キロ、標高差1360m。 気温は15℃くらいの予想だったけど、遮るものがなくて日差しが強く猛烈に暑い。 槍ヶ岳は遠かった! 欲張ってカメラを3つ持っていったのもズッシリと響き、 これは自分史上最高にハードな山行になりました。 でも殺生ヒュッテからの絶景は頑張ったご褒美のように素晴らしくて、ここまで頑張って本当に良かったと思いました。 体力をつけて、荷物を軽くしないとですね〜。 <行程> 夜行バスで上高地 1日目 上高地バスターミナル→殺生ヒュッテ(テント泊) 2日目 殺生ヒュッテ→槍ヶ岳登頂→ヒュッテ大槍→殺生ヒュッテ(テント撤収)→ババ平(テント泊) 3日目 ババ平→明神(嘉門次小屋)→河童橋→小梨キャンプ場(小梨の湯)→上高地バスターミナル 高速バス <天候> いつも朝はお天気が良くて、10時くらいから雲が出て、午後には雷が聞こえました。 早出早着を実感。 予想最高気温は16℃くらい。 日差しが強い中歩くと体感はそれ以上。 <殺生ヒュッテ> 眺望最高。 槍ヶ岳登頂よりも、殺生ヒュッテのテン場での景色を堪能した事が幸せでした。 二日目も殺生ヒュッテからスタートできたので、お天気もよく人も少ない時間に穂先に登頂できて良かったです。 テントを張る場所はたくさんありますが、ひとつひとつが狭い場合もあります。 うちは二人用のテントでやや大きく、遅く到着したので張る場所を探すのに苦労しました。 殺生ヒュッテのお手洗いは昭和からの古風なお手洗いです。 男女共同ボットン和式。 テント泊の人が手を洗う場所や鏡はありません。 ハミガキしたり、コンタクトレンズをしたりはできないので、工夫が必要。 水は天水(雨水)を購入できます。 お腹が強い人は煮沸しなくても大丈夫だそう。 (下の水場からはかなり距離があり急登) 小屋でスマホの充電もできました。ずっといるわけにはいかないので、充電池を充電するのが良いかもしれません。 <槍ヶ岳山荘のパン> 槍ヶ岳山荘のパンは、朝8時に行った時点でラスト4個でした! 食べたい方は早い方が吉。 いつもあるとも限らないそうです。 美味しかった! <ヒュッテ大槍> てぬぐいを買う目的で行きました。 ヒュッテ大槍のつけ麺は最高に美味しかったです。 これは下界でも食べたい味。 山だからじゃなくて普通に美味しかったです。 お酒のラインナップも色々気になるので、泊まってみたい山小屋です。 <ババ平> ババ平のトイレはきれいでした。 上から降りてくると、水道の蛇口から美味しい水が出て、しかも無料という事に感動! 眺望は期待できません。 <徳沢みちくさ食堂> カレーはびっくりする程具材が柔らかく、ソフトクリームも絶品! 上高地からのスタート時に食べるものはすごく軽くして、ここでしっかり食べるというのが良いかも。 <嘉門次小屋> 念願の岩魚の定食を食べられてよかったです。 お値段はやや高めですが食べる価値あり。 二人で岩魚を食べると結構な出費になったので、一人はお蕎麦にしました(笑) <小梨の湯> リーズナブルな料金で、汗を流してサッパリしてから帰宅できるって幸せ。 違うお風呂に行く予定でしたが時間がなくこちらに。 <装備・服装> ・持ち物 私35リットル、相方40リットルのザック ULではなくても場合によってはこのくらいの量で二泊三日のテント泊の荷物が納まる事がわかりました。 私達は写真が趣味なので、私はカメラ3台、三脚1台を持参。 スリーピングマットはコンパクトな物(KLYMIT INERTIA-O zone PAD)を使っています。 ヘルメットホルダーを作って、ザックの外につけて携行。 ・服装(行動中) ファイントラックドライレイヤー 長袖メリノウール CW-X キュロット 腹巻き(笑…モンベルのをめっちゃ愛用) ・服装(持参) レインジャケット レインスカート フリース ダウンジャケット etc. 暑かったので行動中のメリノウールは半袖にすれば良かった(しかも200デニール) 次の夏山は寝る時だけ長袖に着替える事にします。 ・食事 夜1.5合ご飯を炊いて、フリーズドライのシチューorカレー 朝は残りご飯にフリーズドライのスープでおじや(無印良品のスープが美味しい) 昼はどこかで食べる 行動食は無印良品のバームクーヘンがメイン <反省&memo> ・全てにおいて時間かかりすぎ まずスタートがぼやぼやして予定より遅れ、朝の上高地の美しさに歩みが止まってまた遅れ、炎天下の中暑くてバテて、テント場の殺生ヒュッテに到着したのが17時。 だけどコースタイムで計算するとトータル0.9〜1.0。 ハードな山行の登りは休憩2時間くらい入れて(計画では100分だった)、急登は1.3倍で考えよう。 スタートがいつも遅いので、ぼやぼやしないで焦らない登山にしたい。 首から一眼レフを2台ぶら下げていたのもバテた原因のひとつ。今後は軽いレンズにしようと思いました。 (カメラを持って行かない選択肢はない) 自分の体力的には、初日に殺生ヒュッテまで頑張らないで、ババ平にするのが本当は良いと思う。 だけど殺生ヒュッテからの眺望が素晴らしくて、ここでテントを張れて本当に良かった。 カメラ以外の荷物の軽量化が課題。 ・ハードな山行後の食事は軽めで 初日のテント場についてから夕飯を作って食べるのが本当に怠かった。 ご飯を炊いて、フリーズドライのシチューにしたと思うのだけど、疲れて空腹だったので、すぐに食べられるカップ麺とかの方が良さそう。 せっかく三脚も持っていったけれど、星空撮る余裕はイチミリも残っていなかった。
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