2019年8月6日 青倉山(青倉神社から)の写真

トレック90① ふるさと兵庫100山 87座目 本日の1座目は青倉山にアタックします。 新田次郎の小説『孤高の人』を読まれた方は ご存知かもしれませんが、作品の登場人物で 加藤文太郎氏が山への造詣を深めていくきっかけとなる "地図遊び"を指南した新納友明氏の実家があるのも この山の麓。そんな事で加藤文太郎氏も訪れた事が あると描かれています。 青倉神社⛩駐車場に駐車し、直ぐ目の前にある参道 からスタート！緩やかな登り坂を歩くと程なく 石段が正面に見えてきます。石段を登ると、そこが 青倉神社の本殿です。奇妙な形をした巨岩が御神体 となっており、その大きな岩に張り付く様にそれは 建てられています。その岩肌から滲み出る様に流れる 水は眼の病に効くとされる霊水(実際、微量のホウ酸が 含まれている様です。)で汲み取る事も可能です。 その昔、この地を訪れた役行者の目にウドの葉の 小さい棘が刺さったので、岩の隙間から流れ出る水で 目を洗ったら、目の痛みが治ったと謂れています。 神社の脇から直ぐに登山道にアクセスします。 自然林の中を難所、急登などもなく、気付けば 反射板が目印の山頂に到着です。 このルートは トレッキングとしては少し物足りなさを 感じるものの、連なる山並みを横目に眺めつつ 適度に吹きおろす心地良い風を受けながらの 林道(舗装路)歩きは本当に気持ち良かったです🤗