白馬大雪渓~小蓮華山~白馬大池~白馬乗鞍岳

2019.07.28(日) 3 DAYS

活動データ

タイム

22:29

距離

25.8km

のぼり

2308m

くだり

2705m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 38
休憩時間
7
距離
3.0 km
のぼり / くだり
402 / 83 m
DAY 2
合計時間
11 時間 15
休憩時間
6 時間 50
距離
5.6 km
のぼり / くだり
1313 / 143 m
DAY 3
合計時間
9 時間 35
休憩時間
1 時間 19
距離
17.0 km
のぼり / くだり
573 / 2471 m

活動詳細

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■一日目 〈食事〉 夜・・・マジックライスにサタケの「畑のカレー」&レッドキドニーなど豆をトッピング 青春18きっぷで東京から白馬まで、意外と短い7時間。 到着時間的に大雪渓を登るのは難しいので、バスで猿倉荘で降り、そこから白馬尻山荘まで一時間歩きテント泊。 暫く広い林道が続く。途中から植生が変わり草木がどんどん低くなっていく。 雪崩のため毎年解体と建築を繰り返す白馬尻小屋。テン場は広くなく約20張りですが、少し下ったところに少し草の茂った平地があり、そこも張っていいそうです。 また、テン場はベンチが豊富にあり、荷物を仮置きしたり、煮炊きしたり、靴紐を結んだりとなにかと便利。そこから大雪渓も臨めるので否が応でも気持ちが高ぶります。 小屋の庇の下の壁に備え付けのベンチも煮炊きするのに使用していいので、雨の日は非常に楽。ただし泊まり客の食事時間以外でも、食堂には持ち込み不可。 雪渓から流れ出る轟く川の音は周囲の生活音を消してくれるので、心地よく眠りについたのでした。 ●二日目 〈頂上小屋食堂情報(村営)〉 ・受付05:15~17:00 ・メニュー・・・牛丼、カレー、カレーうどん、かけうどん、唐揚げ、プリン、ケーキ、ハーゲンダッツ、ワイン、サラミやチーズなどつまみセット、缶ビール(自販)など、結構豊富! ・食堂外のテーブルで作った自炊物を中に持ち込んで食べてもOK。 〈食事〉 朝・・・エビピラフ、味噌汁 昼・・・牛丼、カレーうどん 夜・・・棒ラーメンに乾燥野菜、ビールにポテトチップス 雪渓に臨むに辺り、トレポなし、アイゼンなし、チェーンスパイクだけで若干不安もありましたが全く問題なし。余談ですがテン泊装備の方は同じようにトレポなしの方が多かったので不安が払拭された。 真っ白の雪原を期待してたわけではないですが、台風の爪痕か土の汚れか、思ったよりも汚なかった。風雨のいたずらか、不思議な凸凹が織りなす奇景に驚き。 雪渓は初めてですがギュギュっと固く踏み締めることができるので、何の苦もなく登れました。この雪の感触が小気味よいですね。 ■三日目 〈食事〉 ・朝・・・チキンライス、魚肉ソーセージ、ココア ・昼・・・菓子パン、チキンライス、コーンポタージュ 曇り、霧。強風やむがご来光望めず。電波の届く山小屋まで行き、天気を確認。 昨日までは曇りのち雨。この日も絶望的かと思われたが、奇跡的に「曇りのち晴れ、時々雨」の予報。 6時頃出発、あまり具合が良くなく朝食を食べ足りなかったため、白馬山荘に立ち寄るが、意外にもパンなどの携行食品なし。白馬岳はガスっていて展望悪し。途中雷鳥に遭遇しましたが、カメラのファインダー越しでは見えるものの、肉眼での確認できず残念(泣) 小蓮華山までの稜線は風が霧を吹き飛ばしてくれて、晴れ間が出て見事な眺望。昨日までの蓄積した疲れも吹き飛び、心も晴れ晴れ。雲と緑と空のコントラストが美しい。 細道やガレ場も多くなく歩きやすい稜線。時々突風が吹くが、夏の暑い盛りはそれも涼しく。色とりどりの高山植物も色鮮やか。コマクサは八ヶ岳よりも小ぶりかな? 這松に挟まれた稜線がとにかく大好き。這松のなかから、暖まった空気が時折流れてくる。這松がたくさんの小動物を守っているのだろうな、と自然の保温効果に感嘆。 雷鳥坂と呼ばれる稜線にはたくさんの緑色の糞が落ちていました。雷鳥の物でしょうか? 白馬大池の岩陰から池を覗くと、大サンショウウオの姿が。ちろちろとして可愛い。 池から白馬乗鞍岳までは大岩がゴロゴロ、ケルンを越えてから樹林帯にはいると平凡な山道が続く。天狗原の湿原の木道歩きでは珍しい唐松の実を見ることができました。 下山する三日目が一番ボリュームのあるバランスの悪い行程になりましたが、コンパクトながらも見所の多い山行でした。

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