活動データ
タイム
23:33
距離
39.6km
のぼり
2197m
くだり
2197m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る念願叶ってようやく槍ヶ岳へ行くことができました。1人で登山に行くのは好きではないので、誰かと行きたいなと考えていたところ、幸運にもお誘いいただき、無事に行ってくることができました! 1日目(移動日) 7時新宿から、さわやか信州号に乗り込み上高地へ12時ごろ到着、上高地食堂で昼食をとり、買出しをして、ザックにワインを差し込みいざ出発!上高地はさすが人気観光地で、河童橋・明神間・徳沢園までは観光客だらけでした。途中お会いした、ハイキングデビューの孫とおじいちゃんにほっこりしつつ、ワインも入った重たいザックを背負いひたすら歩けばすぐに横尾山荘へ到着。今日はここで泊まって、温泉に浸かって飲んで明日に備えます。ちなみに、とっても綺麗な山荘で、スタッフさんがとてもいい人ばかりでした。 2日目(登り&穂先アタック) 日の出前に起き、日の出とともに出発です。晴れてくれと念じながら、まずは1時間半歩き槍沢ロッジで朝食をとります。その後ここからはひたすら登り。槍沢ロッジの指定キャンプ場ババ平で綺麗な景色を見たら、大曲までどんどん進みます。 大曲から天狗原までは、もう少し勾配が急になりますが、高山植物のお花畑が広がるのでとても心地の良い道です。しかも今年はコバイケイソウの当たり年で白い花が青空に映えていました。 天狗原から先はまもなく森林限界。途中美味しい雪解け水を給水し、体の火照りを冷まします。ここの水が一番美味しかった気がする。その後、一番の危険箇所の雪渓を横断しますが、フラットフィッティングで行けば大丈夫。 その後「ハイマツのグリーンベルトまで来ると、穂先が見えるよ!と、すれ違ったお兄さんに教えてもらったんだ」と話していると…ガスがさーっと抜けて穂先が一瞬見えました!ここで、元気をもらい再出発!(目的地が見えると元気になるやつ) ここからがさらに勾配が急になるのと、ガスってるとルートが分かりにくくなるので、慎重にいきます。岩場と戯れた道の繰り返しをひたすら登り、槍ヶ岳山荘に到着、すると雨が強くなってきたので、とりあえずお腹を満たすためにキッチン槍でラーメンをいただきました。 ここからが悩みどころ、気象予報と雨雲レーダーとにらめっこし、1時間なら雨も弱悪と判断し穂先にアタックすることにしました。登りは比較的鎖も少なく梯子も難なく登り、無事に山頂へ!天気はイマイチでしたが登頂できてよかったです。そして、問題は降り…高所恐怖症の人には結構嫌な高さですが、落ち着いていけば大丈夫!途中、一瞬ガスが流れていい景色を見れたり、赤ヘルのお父さんにアドバイスもらうことができたりと、無事穂先アタックをやり遂げました! その後、雨と風がどんどん強くなったので、ギリギリセーフでした。もちろん夕焼けもナーシ。 3日目(降り) この日は台風から変わった熱帯低気圧が直撃したため、雨と風が強くとてもじゃないけど穂先にはいきたくないほど。アタックする人を横目に、朝ごはん弁当を食べて下山開始です。ここからグリーンベルトまでは、ガッスガスで全く高度感もないため、一気におります。途中の雪渓は雨で流されルートが変わっていたり、岩が滑りやすくなっていたりとしましたが、一気に駆け下りる感じで下山します。それにしても、男性陣が早すぎてついていくのがやっと(笑) グリーンベルトまでつくと、雨も風も弱くなり、レインウエアを脱いでさらに下山します。途中の一番の危険箇所の雪渓はステップ下部が溶けきっていたので、かなり怖い状況でしたがここも無事通過。これであとは本当に駆け下りるだけ! 駆け下りた結果、はやすぎて時間を持て余しそうだったので、槍沢ロッジでコーヒータイムをして休憩してから横尾山荘へ向かい、荷物をピックアップしました。 そしてここからが早すぎる…足がパンパンになりながらも徳沢園に予定より早くついため、ゆっくりビールとカレーをいただくことができました!その後は小梨平で温泉に入り、上高地からバスで新宿に帰りましたとさ! ちなみに…登りは比較的体力ある人であれば「山と高原地図」のコースタイムより早く着けるかと思いますが、一気に1,500mも上がるため、高山病の恐れもあるのでゆっくり行くことをお勧めします。下りは慣れている人であれば、余裕で縮まると思いますが、平地はどれだけ体力残ってるかによるかな?私たちは徳沢園でのんびり「みちくさ」したかったので飛ばしましたが、私の足の長さと、13キロのザックだとコースタイム×0.6これが限界の速さでした。 改めて高低差の奇跡図を見ると、「槍」ってのを実感する山行でした。それにしても横尾山荘〜上高地間が長いわ(笑) これで36/100名山!次行くとこ考えないとな!
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