八甲田山と酸ヶ湯温泉

2019.07.28(日) 日帰り

活動データ

タイム

04:42

距離

10.0km

のぼり

755m

くだり

750m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 42
休憩時間
4
距離
10.0 km
のぼり / くだり
755 / 750 m

活動詳細

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本来、利尻岳に登るはずの日でした。 唯一の晴れ予報だった今日に合わせ準備してきましたが、前日の大雨により特急宗谷が旭川までの運転となり、稚内から利尻島へのフェリー最終便に間に合わなくなってしまいました。 週間天気予報では利尻はその先しばらく天候が安定せず、旅行の日程を考えて青森への移動を決断しました。 北海道に入ってから毎日雨続きで、道内各地の週間天気予報、山の天気予報を見ながら行動するのにもう疲れたというのが正直なところです。 さて、青森で真っ先に候補に挙がったのは八甲田山でした。 利尻岳のために準備したテン泊装備を持って、いざ酸ヶ湯キャンプ場へ。 ここがまた涼しく、虫も少なく、テントも張りやすく駐車場も近い。 すぐ近くに雰囲気の良い温泉もある。 しかもそれほど混んでいない上に安い。 岐阜や長野にこんなキャンプ場があったら、すごい人気になると思います。 そんな快適なキャンプ場を出発し、酸ヶ湯温泉すぐ裏の登山口へ。 ほんの1時間も登れば、木道の広い湿原へ。 少し登って、また広い湿原。 大岳へ登る階段の途中で振り返ると、見事な箱庭のようでした。 残念ながら大岳山頂付近のみは濃いガスの中。 展望はありませんでしたが、樽前山の天気や羊蹄山の濃霧の中の登りを思えば上々です。 しかし、改装中とはいえ避難小屋は立派だし、高山植物は本当に素晴らしかったです。 八甲田の素晴らしさはまだ続きます。 地獄湯の沢の下りの、まさに活火山らしい光景。 これが花が咲き乱れる湿原の直後にくることが面白い。 そこから少し下ると、谷ルートを詰めてアプローチを上がるアルプス的なワクワク感もあって、とにかく飽きない。 と、ここで皆さんお気づきのように、私が登った逆ルートが推奨です。 しかし、美ヶ原レベルのコンパクトなコースで、ここまで変化のある楽しい山はなかなか無いのではないでしょうか。 しかもアプローチは道路がしっかりしていて、快適なキャンプ場と温泉付。 これは人気があるはずだと納得しました。 酸ヶ湯温泉もいい雰囲気ですし、奥入瀬渓流や十和田湖も本当に綺麗でした。 青森市内の居酒屋で夕食としましたが、ここが本当に魚が美味しく、妻も私も青森が大好きになりました。

メンバー

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