活動データ
タイム
08:21
距離
11.6km
のぼり
1022m
くだり
1022m
活動詳細
すべて見る《アプローチ》 自動車:1時間55分(金沢-烏帽子尾根登山口) 《登山コース》 7:07烏帽子尾根登山口-8:13宇奈月尾根コース合流点-9:43/10:05僧ヶ岳-11:20Uターン地点-12:50/13:34僧ヶ岳(食事)-14:36/14:45宇奈月尾根コース合流点-15:29烏帽子尾根登山口 《歩行時間》 登り=3時間51分(登山口-Uターン地点)、下り=3時間16分(Uターン地点-登山口) 3日前に梅雨が明けた。夏山シーズン到来である。ところが、突如出現した台風6号の影響で週末の天気予報がコロコロ変わる。前日までは福井県の荒島岳に登る予定だったが、迷った末に、富山県の僧ヶ岳と越中駒ヶ岳を目指すことにした。荒島岳より標高が高くて涼しそうだし、午後3時までてんくらがAだったからある。 午前4時45分に幼なじみと金沢を出発。宇奈月温泉の手前から林道別又僧ヶ岳線を約30分走り、6時40分に烏帽子尾根登山口(標高1,280m)に到着。富山市の予想最高気温は32℃。できれば暑くなる前に登ってしまいたい。 7時7分、登山口をスタート。青空が広がり、雨が降る気配はない。昨日、金沢では35.8℃を記録し、暑くてなかなか寝つけなかった。天気より体調が心配である。烏帽子尾根伝いに緩急の登山道を登る。汗が滝のように流れ落ちるのは、暑さのせいか、それとも体調のせいか。 8時13分、宇奈月尾根コースとの合流点に到達。前僧ヶ岳(同1,775m)を通り過ぎ、仏ヶ平に至る。ニッコウキスゲ、シモツケソウ、オオバギボウシなどが咲き乱れる風衝草原は、まさに高山植物の楽園。僧ヶ岳への尾根道からは、右手に富山平野から能登半島、左前方には後立山連峰の山並みが展望できる。昨年縦走した白馬三山~不帰ノ剱〜唐松岳の稜線もはっきり見える。 9時43分、僧ヶ岳(同1,855m)に到達。思いのほか疲れた。幼なじみもぐったりしている。休憩しているうちに、空模様が怪しくなってきた。今ひとつ調子が上がらないが、行けるところまで行こうと越中駒ヶ岳(同2,002m)に向かう。 いったん約100mの標高差を下り、そこから尾根伝いに登り返す。登山道沿いには、センジュガンピ、タカネマツムラソウ、ハクサンフウロなどが花を咲かせている。ロープの張られた急峻な岩場を登り切ったところで、パラパラと雨が降り出した。いつの間にか空は厚い雲で覆われている。この岩場を濡れた状態で下りるのは危険と判断し、山頂の約300m手前で撤退を決意する。 戻る途中で雨が上がり、空も明るくなった。判断を誤ったか。ところが、僧ヶ岳でホルモン野菜炒めを調理している最中にまた雨が降ってきた。急いで食事を済ませ、下山する。何度か足が攣りそうになり、芍薬甘草湯を服用して乗り切る。午後3時29分、登山口に帰還。疲労困憊で足元がふらつく。やはり睡眠不足が堪えたようである。
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