富士山-最高のご来光☀️

2019.07.24(水) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 19
休憩時間
3 時間 2
距離
5.6 km
のぼり / くだり
1029 / 71 m
DAY 2
合計時間
4 時間 20
休憩時間
49
距離
5.9 km
のぼり / くだり
66 / 1007 m

活動詳細

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いつもはソロなんですが… 職場の先輩に「日本人なら一度は富士山に登りたいの」と、数年前からアプローチがあり、今年一緒に行くことになりました。さらに「山頂でご来光を見たい❗」 とのご要望も。 先輩は還暦一歩手前、登山経験も少なく、「結果にコミット~」ではなく、「女性だけの~」に通う日々。更に富士登山を二週間前に控えたある日、いつものように教室で運動中、イントラさんが目の前に立ったが故に頑張りすぎ、膝を痛めると言うご報告を受けました。 最初からゆったり富士山二泊ツアーを計画して良かった🙆 八合目と山頂で泊まる予定で、計画実行🎵 初日、五合目バスターミナル付近では、山頂までスッキリ見えていたんですが、 高度順応中、ガスに包まれ、あっという間辺りは真っ白❗ 下界の景色どころか、少し先の登山者の姿までもが、見辛いほどに…💧 でも、カンカン照りだと体力を奪われるので、景色はお預けでしたが登りやすい天気~と、プラス思考🙆 七合目辺りで少し雨が舞ってきましたが、カッパを着るほどではなく、ありがたかったです。 岩場も滑らずクリア~ ただ、この辺りから先輩の疲労が… 「はぁ😞💨」とか、「疲れたぁ~」と言う言葉を繰り返し発するようになり、五合目で見た笑顔も六合目辺りで置いてきたようです。この時点では頭痛も吐き気もなく、登山続行できると判断。 八合目を越えた辺りから青空が見え始め、 「綺麗な青空ですよぉ~✨」なんて、テンション上げながら、予定通り今夜お世話になる元祖室さんに到着🎵 通常のコースタイムより倍近く掛かると予想して正解でした。 山荘に入り、すぐ横になりたい先輩を、 「辛いけど、すぐ横になると高山病のリスクが高くなりますよぉ~」と、笑顔で寝かせず座ってもらい、水分補給、深呼吸を促しました。色々話題を振ってみましたが、限界が来たらしく、しばらくして「もういいかしら」と、寝袋に収納。しばし休まれておりました。 外に出てみると、雲を照らす太陽の色がオレンジ色に🎵 綺麗な夕景になってました。 夕食後も先輩は寝袋に収納。綺麗にすっぽりと包まれてました。 またまた一人、外に出てみると、さっきまで富士山を取り囲んでいた雲がなくなり、満点の星空☆ 山頂方面の山小屋の明かりと満点の星空は‘これぞ富士山の夜’ 下界も所々雲がなくなり、富士吉田や御殿場方面の夜景も見えてました。 そう言えば、「富士山で星を見たいのよねぇ~」なんて、仰っていた先輩ですが、その元気もなさそう。 この日は学生登山と重なり、畳一畳に二人と言う密着度。久々に寝返りの打てない夜を堪能しました。 学生君たちのお話の声、山頂ご来光チームの出発時間、学生君たちの出発時間。 よし、これで寝られる❗と思ったのも束の間、おじさまのイビキの洗礼。 この不眠メニューは、山慣れしていない先輩を見事‘高山病’へと導きました。 山小屋の方にもうすぐご来光☀️と、声を掛けていただき、先輩と共に外へ❗ んっ?!先輩、顔色が…💧 それでも、ご来光は一緒に拝むことができました。 山荘の方も「今シーズン二度とないかもしれないほどの完璧なご来光☀️」 と、大絶賛~✨ 有り難いことです。 雲海も見事に広がり、 富士山に居なければ、見ることのできないご来光に感激~♪ヽ(´▽`)/ ほんとに感謝しかありません。 そして、決断の時。 頭痛に吐き気という、完璧な高山病症状。 ただ、先輩としてはせっかくここまで来て…と言う気持ちもあったようです。 その気持ち、よ~くわかります。 「また明日来よっか」じゃないですもんね。 でも、富士山は登りもキツいけど、その上を行くのがなが~いなが~~い下山道。 さらに高みを目指しても、酸素は薄くなり、この標高の山小屋で寝られないなら、山頂なんて絶対無理(ヾノ・∀・`) と言うわけで、選択の余地無く、下山しました。 山小屋の方の、 「ご来光をここで見ても山頂で見てもそんなに変わりはないですよ。ここも3250mですからね~。それに、あの完璧なご来光を見れただけで、目標達成ですよ。」 とのお言葉に先輩も納得。 無事に下山してきました。 毎年下山道はかなりの土埃が舞い、サングラスとマスクで防御しても、隙間から侵入して大変ですが、今年は雨が多かったためか、今は土埃が舞うことも少なく、歩きやすかったです。 この先、晴天が続けば、例年通り~に、なると思いますが… 行きながら六合目で置いてきたはずの先輩の笑顔は、一足先に麓の駐車場に下りていたらしく、麓についてから元気と笑顔を取り戻し、ほうとうを食べ、温泉にマッサージと、アフターマウンテンを全力で満喫してました。 予定通りにはいかなかった山行でしたが、 怪我無く、事故無く、無事に帰ってくることが大事。 「また行ってみたい」 と、仰っていたので一安心。 辛い記憶だけが残らなくて良かった。(*≧∀≦*) これもきっと、最高のご来光のお陰です。 (・∀・)人(・∀・)

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