岡山県吉備中央町 本宮山 生きものがたり(^^♪

2019.07.21(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 28
休憩時間
0
距離
14.4 km
のぼり / くだり
604 / 603 m
1 54
3 12

活動詳細

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この日は天候が不安定でしたので、 動植物ウォッチングに目的を切り替えました。 吉備中央町にある「道の駅かもがわ円城」を起点に、 本宮山(ほんぐうざん)~チロリン村~化氣(けぎ)神社と 距離は長いですが、その分起伏の少ない安全な道を歩きました。 一部、雨で水が流れたりぬかるみや水たまりがあったりしましたが、 多少低い草が繁っているものの、わかりやすく歩きやすかったです。 この時期における里山山行の魅力は なんといってもたくさんの動植物が観られるということです。 しかも、想定外の動植物も多く、 まるで宝探しをするかのごとく、単調な舗装道でも気が抜けません。 詳細は写真や動画でも紹介していますが、 車が通るはずの道にできた水たまりに、 なぜかたくさんのオタマジャクシが生育していたりします。 また、写真や動画を撮り損ねましたが、 ニホンアナグマなど、ふだんは人里近くでめったにお目にかかれない動物も 突然、現れたりしました。 さらには、ゴール近くの里山では、 たくさんのブッポウソウを観察することができました。 (ブッポウソウは先週の記録参照 https://yamap.com/activities/4068126) 前回のコースでは全国からカメラマンが集まっていましたが、 今回はいなかったのでラッキーでした。 梅雨が長引いて、天候が不安定な日が続いているおかげで、 かえって、動植物ウォッチングが充実するのも、山の楽しみの一つです(*^^*)

二上山 01ヤエヤマブキ…華やかな山吹色の花を咲かせますが、雄しべが花弁化し、雌しべは退化しているため結実しません。春の花ですが、2つ3つ咲いていました。
01ヤエヤマブキ…華やかな山吹色の花を咲かせますが、雄しべが花弁化し、雌しべは退化しているため結実しません。春の花ですが、2つ3つ咲いていました。
二上山 02セマダラコガネ…先端が3つに分かれた触角がチャームポイントです。模様には個体差があり、黒っぽいのもいます。
02セマダラコガネ…先端が3つに分かれた触角がチャームポイントです。模様には個体差があり、黒っぽいのもいます。
二上山 03グラジオラス…こんもりした一角がお花畑になっていました。赤やオレンジなど花色は豊富でしたが、淡いピンク色がもっとも清楚で美しく見えました。
03グラジオラス…こんもりした一角がお花畑になっていました。赤やオレンジなど花色は豊富でしたが、淡いピンク色がもっとも清楚で美しく見えました。
二上山 04アガパンサス…南アフリカ原産の園芸植物で、これがもっともメジャーな色です。他には、ヒマワリ、ルドベキア・タカオ、ハンゲショウ、ヒメヒオウギズイセン、アジサイなどが満開でした(*^^*)
04アガパンサス…南アフリカ原産の園芸植物で、これがもっともメジャーな色です。他には、ヒマワリ、ルドベキア・タカオ、ハンゲショウ、ヒメヒオウギズイセン、アジサイなどが満開でした(*^^*)
二上山 05アキノタムラソウ…6月の梅雨のさなかから開花しはじめ、初秋まで花が続くのでナツノタムラソウと改名したいところですが、ナツノタムラソウは別に存在しています。群生していました。
05アキノタムラソウ…6月の梅雨のさなかから開花しはじめ、初秋まで花が続くのでナツノタムラソウと改名したいところですが、ナツノタムラソウは別に存在しています。群生していました。
二上山 06トウモロコシ…イノシシの好物ですので、イノシシが現れるのではと思いましたが、気配すらありませんでした。周辺のトウモロコシ畑を囲むように電気柵があるからでしょうか。
06トウモロコシ…イノシシの好物ですので、イノシシが現れるのではと思いましたが、気配すらありませんでした。周辺のトウモロコシ畑を囲むように電気柵があるからでしょうか。
二上山 07ガクアジサイ…周りを囲っている花びらに見える部分は萼片(がくへん)といい、葉っぱが変化したものです。
07ガクアジサイ…周りを囲っている花びらに見える部分は萼片(がくへん)といい、葉っぱが変化したものです。
二上山 08アジサイ…こちらのアジサイは“てまり咲き”です。しばらくアジサイロードが続きました。
08アジサイ…こちらのアジサイは“てまり咲き”です。しばらくアジサイロードが続きました。
二上山 09ウツボグサ…花穂の上から開花し、いちばん下に小花が咲くころには、上のほうは枯れ始めて茶褐色になります。たいていは青紫色ですが、これは少しピンク色がかっていました。山行中、何度も群生を観ましたが、花は終わりかけが多かったです。
09ウツボグサ…花穂の上から開花し、いちばん下に小花が咲くころには、上のほうは枯れ始めて茶褐色になります。たいていは青紫色ですが、これは少しピンク色がかっていました。山行中、何度も群生を観ましたが、花は終わりかけが多かったです。
二上山 10ヒガシキリギリス褐色型♂…近畿地方を境に西にニシキリギリス、東にヒガシキリギリスが棲息しますが、岡山県はヒガシキリギリスも観られます。翅の幅が途中で大きくなり、黒斑は2列です。翅は腹部の先端に届かないことが多いのですが、これは長い個体でした。
10ヒガシキリギリス褐色型♂…近畿地方を境に西にニシキリギリス、東にヒガシキリギリスが棲息しますが、岡山県はヒガシキリギリスも観られます。翅の幅が途中で大きくなり、黒斑は2列です。翅は腹部の先端に届かないことが多いのですが、これは長い個体でした。
二上山 11リョウブ…7~9月に枝先に総状花序を円錐状に出し、白い小さな花を沢山つけます。蜜蜂の蜜源になることもあります。咲き始めの木を何度か見かけました。
11リョウブ…7~9月に枝先に総状花序を円錐状に出し、白い小さな花を沢山つけます。蜜蜂の蜜源になることもあります。咲き始めの木を何度か見かけました。
二上山 12ヤナギハナガサ…長く伸びた茎の先端から3本の長い花茎を出し、その先端に花序を散形状につけ、ピンクの小さな花をこんもりと咲かせます。花筒部が長く、花茎に毛があります。
12ヤナギハナガサ…長く伸びた茎の先端から3本の長い花茎を出し、その先端に花序を散形状につけ、ピンクの小さな花をこんもりと咲かせます。花筒部が長く、花茎に毛があります。
二上山 13ナツアカネ未熟♂…ナツアカネはアキアカネと異なり、一生を通じて平地から姿を消すことはありません。横から見ると、胸部側面真ん中の黒条の先端がスパッと水平に切れたように見えます。オスは 胸部と腹部の境辺りに副性器という突起があり、成熟すると全身真っ赤になります。
13ナツアカネ未熟♂…ナツアカネはアキアカネと異なり、一生を通じて平地から姿を消すことはありません。横から見ると、胸部側面真ん中の黒条の先端がスパッと水平に切れたように見えます。オスは 胸部と腹部の境辺りに副性器という突起があり、成熟すると全身真っ赤になります。
二上山 14ノギラン…ノギとは ライムギ  や コムギ  などの種の先が尖った部分のことで、花びらの先の尖った様子を表しています。ここからしばらくノギランロードでした。本宮山からの下りや化氣(けぎ)神社の参道でも群生していました。
14ノギラン…ノギとは ライムギ や コムギ などの種の先が尖った部分のことで、花びらの先の尖った様子を表しています。ここからしばらくノギランロードでした。本宮山からの下りや化氣(けぎ)神社の参道でも群生していました。
二上山 15サメビタキ…羽色が灰色で鮫皮に似ていることからこの名が付きました。胸部の不明瞭な斑紋や目とくちばしの間の微妙な白色部からサメビタキと判断しました。シジュウカラの団体が飛び回り鳴きわめく中、おとなしくこちらを見ていました。動画でも紹介。
15サメビタキ…羽色が灰色で鮫皮に似ていることからこの名が付きました。胸部の不明瞭な斑紋や目とくちばしの間の微妙な白色部からサメビタキと判断しました。シジュウカラの団体が飛び回り鳴きわめく中、おとなしくこちらを見ていました。動画でも紹介。
二上山 16メヤブマオ…雌雄同株で、茎の下部に雄花序を上部に雌花序をつけます。葉先は3裂することが多く、花はヤブマオよりもまばらにつきます。写真を撮っていると、側の斜面からニホンアナグマが下りてきて、連れの小声にいったんUターン。目をそらした隙に再び下りてきましたが、バッチリ目が合うと諦めて帰っていきました。
16メヤブマオ…雌雄同株で、茎の下部に雄花序を上部に雌花序をつけます。葉先は3裂することが多く、花はヤブマオよりもまばらにつきます。写真を撮っていると、側の斜面からニホンアナグマが下りてきて、連れの小声にいったんUターン。目をそらした隙に再び下りてきましたが、バッチリ目が合うと諦めて帰っていきました。
二上山 17ワルナスビ…ミニトマトに似た白っぽい星型の小さな花に、黄色い大きなおしべが目立っています。「ワル」の名にふさわしく、葉にまでトゲがあります。そこまでとがらなくても(^^)
17ワルナスビ…ミニトマトに似た白っぽい星型の小さな花に、黄色い大きなおしべが目立っています。「ワル」の名にふさわしく、葉にまでトゲがあります。そこまでとがらなくても(^^)
二上山 18オカトラノオ…ここで舗装道路から逸れて土道に入りました。道標はありませんでした。一部、水が流れてぬかるんでいましたが、低い草はまばらでピンクテープもあり、迷わずにすみました。本宮山からの下り道は歩きやすい砂利道でオカトラノオロードでした。
18オカトラノオ…ここで舗装道路から逸れて土道に入りました。道標はありませんでした。一部、水が流れてぬかるんでいましたが、低い草はまばらでピンクテープもあり、迷わずにすみました。本宮山からの下り道は歩きやすい砂利道でオカトラノオロードでした。
二上山 19本宮山頂上の海神社&山神宮&龍王宮…頂上周辺は化氣(けぎ)神社の所有地です。左端の海(かい)神社には白鹿にまつわる話があります。本宮山から牛窓の海に差した霊光のご利益で病が治癒した嵯峨皇子(さがのおうじ)が、白鹿に導かれお礼参りを果たしたため、「いさざ王」という鹿角をご祭神とし祀ったというものです。「いさざ王」は化氣(けぎ)神社の神宝とされています。中央は大山祇神(おおやまつみのかみ)をご祭神とする山神宮、右端が雨乞いの神をお祀りした龍王宮です。
19本宮山頂上の海神社&山神宮&龍王宮…頂上周辺は化氣(けぎ)神社の所有地です。左端の海(かい)神社には白鹿にまつわる話があります。本宮山から牛窓の海に差した霊光のご利益で病が治癒した嵯峨皇子(さがのおうじ)が、白鹿に導かれお礼参りを果たしたため、「いさざ王」という鹿角をご祭神とし祀ったというものです。「いさざ王」は化氣(けぎ)神社の神宝とされています。中央は大山祇神(おおやまつみのかみ)をご祭神とする山神宮、右端が雨乞いの神をお祀りした龍王宮です。
二上山 20本宮山頂上三角点「本宮山」…標高582.8mの本宮山頂上三角点<点名:本宮山>です。展望は効きませんが、少し開けておりゆっくり休憩できます。
20本宮山頂上三角点「本宮山」…標高582.8mの本宮山頂上三角点<点名:本宮山>です。展望は効きませんが、少し開けておりゆっくり休憩できます。
二上山 21キンミズヒキ…柄のある黄色い小さな5弁花が花茎に均等につきます。花の直径は5mm程と小さめでしたが、雄しべはちゃんと10本くらいありました。
21キンミズヒキ…柄のある黄色い小さな5弁花が花茎に均等につきます。花の直径は5mm程と小さめでしたが、雄しべはちゃんと10本くらいありました。
二上山 22オトギリソウ…花は一日花です。雄しべはたくさんあって、つけ根のほうでくっついて3つの束になっています。これも花は小さめでしたが、花弁に黒斑が多数ありました。
22オトギリソウ…花は一日花です。雄しべはたくさんあって、つけ根のほうでくっついて3つの束になっています。これも花は小さめでしたが、花弁に黒斑が多数ありました。
二上山 23ヒシバッタの仲間…体長1cm程のとても小さいバッタで、後脚が短いのでほとんど飛べません。なぜか傘にとまっていました。
23ヒシバッタの仲間…体長1cm程のとても小さいバッタで、後脚が短いのでほとんど飛べません。なぜか傘にとまっていました。
二上山 24マスダクロホシタマムシ…少しくすんだ光沢で、見る角度によって緑色の濃さが微妙に変わり、赤っぽく見えることもあります。濃紺の水玉がポイントになっていて美しい玉虫です。
24マスダクロホシタマムシ…少しくすんだ光沢で、見る角度によって緑色の濃さが微妙に変わり、赤っぽく見えることもあります。濃紺の水玉がポイントになっていて美しい玉虫です。
二上山 25イタドリ&キンモンガ…キンモンガは昼間に活動し、翅を広げてとまっていることが多く、イタドリの蜜を頻繁に吸っていました。動画に映っているのは別固体です。
25イタドリ&キンモンガ…キンモンガは昼間に活動し、翅を広げてとまっていることが多く、イタドリの蜜を頻繁に吸っていました。動画に映っているのは別固体です。
二上山 26スジグロシロチョウ夏型♂&オカトラノオ…好物のオカトラノオの群生があったので、スジグロシロチョウが活き活きとしていました。オスはメスよりも翅の表側の黒い模様が少ないです。
26スジグロシロチョウ夏型♂&オカトラノオ…好物のオカトラノオの群生があったので、スジグロシロチョウが活き活きとしていました。オスはメスよりも翅の表側の黒い模様が少ないです。
二上山 27ドクダミ…葉に光沢がありとてもきれいでした。
27ドクダミ…葉に光沢がありとてもきれいでした。
二上山 28ガマズミの実…ガマズミの実は、赤ワインと同じくらいのポリフェノールを含み、高血圧や動脈硬化の予防に効果があります。葉の両面に毛があり、ビロードのような手触りです。
28ガマズミの実…ガマズミの実は、赤ワインと同じくらいのポリフェノールを含み、高血圧や動脈硬化の予防に効果があります。葉の両面に毛があり、ビロードのような手触りです。
二上山 29旭川の源泉…吉備中央町にも旭川の源泉があるとは、さすが岡山県の三大河川の一つです。雨上がりなので水量が増しているようでした。
29旭川の源泉…吉備中央町にも旭川の源泉があるとは、さすが岡山県の三大河川の一つです。雨上がりなので水量が増しているようでした。
二上山 30アオスジアゲハ…湿った地面で吸水することが多く、低空飛行しているシーンをとらえました。
30アオスジアゲハ…湿った地面で吸水することが多く、低空飛行しているシーンをとらえました。
二上山 31林道の水たまりに生息するオタマジャクシ…旭川の源泉による水たまりに体長2cm程のオタマジャクシがたくさんいました。餌が豊富にあるのか、採餌シーンが何度も観られました。モグモグタイム動画に癒されます(^^♪
31林道の水たまりに生息するオタマジャクシ…旭川の源泉による水たまりに体長2cm程のオタマジャクシがたくさんいました。餌が豊富にあるのか、採餌シーンが何度も観られました。モグモグタイム動画に癒されます(^^♪
二上山 32林道の水たまりに生息するサワガニ…砂利道に水がちょろちょろ流れており、サワガニにとっていい環境のようです。何度もにらめっこをしましたが、かわいさに完敗(*^^*)
32林道の水たまりに生息するサワガニ…砂利道に水がちょろちょろ流れており、サワガニにとっていい環境のようです。何度もにらめっこをしましたが、かわいさに完敗(*^^*)
二上山 33モンキアゲハ夏型…日本最大級の蝶です。ここで力尽きたようでした。
33モンキアゲハ夏型…日本最大級の蝶です。ここで力尽きたようでした。
二上山 34ノアザミ…ノアザミは初夏から夏にかけて咲き、蝶に大人気です。花はそろそろ終わりのようで少なかったです。
34ノアザミ…ノアザミは初夏から夏にかけて咲き、蝶に大人気です。花はそろそろ終わりのようで少なかったです。
二上山 35ヤマジノホトトギス&マダラコシボソハナアブ… このコラボは初めて見ました。ヤマジノホトトギスは咲き始めです。
35ヤマジノホトトギス&マダラコシボソハナアブ… このコラボは初めて見ました。ヤマジノホトトギスは咲き始めです。
二上山 36チロリン村キャンプグランド入口…オートキャンプサイト、キャビン、バンガロー、トレーラーハウスなどの設備があります。
36チロリン村キャンプグランド入口…オートキャンプサイト、キャビン、バンガロー、トレーラーハウスなどの設備があります。
二上山 37標高419.5m三角点「高富開拓」…チロリン村の駐車場の向かいにあるこんもりした一角のてっぺんに設けられていました。
37標高419.5m三角点「高富開拓」…チロリン村の駐車場の向かいにあるこんもりした一角のてっぺんに設けられていました。
二上山 38ネジバナ…らせん状に花をつけます。1つの花は5mm弱ですが、明るいピンク色と独自の形で目立ちます。三角点周辺に群生していました。
38ネジバナ…らせん状に花をつけます。1つの花は5mm弱ですが、明るいピンク色と独自の形で目立ちます。三角点周辺に群生していました。
二上山 39ヘクソカズラ…万葉の時代に「くそかずら(糞蔓)」の名で詠まれており、それに「屁」も加わりました(-_-;)葉や茎を傷つけると正露丸のようなにおいがします。庭でとぐろを巻いているのを剪定したらエラいことに(>_<)
39ヘクソカズラ…万葉の時代に「くそかずら(糞蔓)」の名で詠まれており、それに「屁」も加わりました(-_-;)葉や茎を傷つけると正露丸のようなにおいがします。庭でとぐろを巻いているのを剪定したらエラいことに(>_<)
二上山 40クロアゲハ夏型…オスには後翅前縁に白い帯がありますが、角度によって見えないことも多いです。春型より夏型の方がやや体が大きく、赤斑が少なくなります。ヘビの死骸からミネラル補給中(*_*;
40クロアゲハ夏型…オスには後翅前縁に白い帯がありますが、角度によって見えないことも多いです。春型より夏型の方がやや体が大きく、赤斑が少なくなります。ヘビの死骸からミネラル補給中(*_*;
二上山 41八重のガクアジサイ…<写真07>のガクアジサイと異なり、装飾花が八重でかわいいです。
41八重のガクアジサイ…<写真07>のガクアジサイと異なり、装飾花が八重でかわいいです。
二上山 42ツチガエル…イボガエルと呼ばれることもあります。ヌマガエルとは違い、目の間にV字型の模様がありません。この決めポーズがいいですね(*^^*)
42ツチガエル…イボガエルと呼ばれることもあります。ヌマガエルとは違い、目の間にV字型の模様がありません。この決めポーズがいいですね(*^^*)
二上山 43化氣神社鳥居…舗装道路の西からアプローチするつもりでしたが、この鳥居があったので、参道を歩くことにしました。
43化氣神社鳥居…舗装道路の西からアプローチするつもりでしたが、この鳥居があったので、参道を歩くことにしました。
二上山 44化氣神社拝殿&本殿…化氣(けぎ)神社は福井県敦賀市の気比(けひ)神宮を勧請したものですが、使者が名前を比気と間違えて報告、宮司が化気(けぎ)の文字を当てたという言い伝えがあります。
44化氣神社拝殿&本殿…化氣(けぎ)神社は福井県敦賀市の気比(けひ)神宮を勧請したものですが、使者が名前を比気と間違えて報告、宮司が化気(けぎ)の文字を当てたという言い伝えがあります。
二上山 45化氣神社随身門…白鹿伝説(<写真19>参照)により「いさざ王」という1尺8寸4分の鹿角が神宝として奉納されているとのことで、社紋は鹿の角のデザインです。ちょうど軒下中央に見えています。
45化氣神社随身門…白鹿伝説(<写真19>参照)により「いさざ王」という1尺8寸4分の鹿角が神宝として奉納されているとのことで、社紋は鹿の角のデザインです。ちょうど軒下中央に見えています。
二上山 46チダケサシ…長い花穂がまっすぐ伸び、小さな花弁は雄しべよりも少し長く、淡いピンク色に見えることが多いのでわかりやすいです。
46チダケサシ…長い花穂がまっすぐ伸び、小さな花弁は雄しべよりも少し長く、淡いピンク色に見えることが多いのでわかりやすいです。
二上山 47稲荷神社…案田地区の荒神社などが拝殿の中に合祀されています。昭和60年に再建されたようです。
47稲荷神社…案田地区の荒神社などが拝殿の中に合祀されています。昭和60年に再建されたようです。
二上山 48キカラスウリ…花弁は先端に向かって幅広になり、葉は3~5裂します。天気が悪いためか、まだしぼんでいませんでした。
48キカラスウリ…花弁は先端に向かって幅広になり、葉は3~5裂します。天気が悪いためか、まだしぼんでいませんでした。
二上山 49案田上バス停越しに西方面景観…バス停の奥にたんぼや山が見えます。のどかな里山の風景に心が和みます。
49案田上バス停越しに西方面景観…バス停の奥にたんぼや山が見えます。のどかな里山の風景に心が和みます。
二上山 50ムラサキツメクサ…牧草として導入されたヨーロッパ原産の帰化植物です。アカツメクサとも呼ばれます。
50ムラサキツメクサ…牧草として導入されたヨーロッパ原産の帰化植物です。アカツメクサとも呼ばれます。
二上山 51クルマバナ…5mm程の小さな花は、よく見ると複雑な筋模様がありおしゃれです。萼は赤みを帯びます。群生していました。
51クルマバナ…5mm程の小さな花は、よく見ると複雑な筋模様がありおしゃれです。萼は赤みを帯びます。群生していました。
二上山 52オオキンケイギク…キバナコスモスに似た花を咲かせますが、繁殖力が強いので特定外来生物に指定され栽培は禁止されています。
52オオキンケイギク…キバナコスモスに似た花を咲かせますが、繁殖力が強いので特定外来生物に指定され栽培は禁止されています。
二上山 53ニホンカナヘビ幼体…体長10cm程で葉にしがみついてじっとしていました。ニホントカゲとは違い、幼体も全身茶色です。
53ニホンカナヘビ幼体…体長10cm程で葉にしがみついてじっとしていました。ニホントカゲとは違い、幼体も全身茶色です。
二上山 54ヒメヒオウギズイセン…花期は7~8月で花茎から穂状花序を分枝し、各々にオレンジ色の花を付けます。
54ヒメヒオウギズイセン…花期は7~8月で花茎から穂状花序を分枝し、各々にオレンジ色の花を付けます。
二上山 55ヒマワリ…直径15cm程の花が咲いていました。小雨が降っていましたが、元気をもらいました(*^^*)
55ヒマワリ…直径15cm程の花が咲いていました。小雨が降っていましたが、元気をもらいました(*^^*)
二上山 56リアトリス…北米原産のキク科植物で、キリンギクとも呼ばれます。長さ数十cmの花穂がまっすぐ伸び、切り花にも用いられます。民家の庭先にたくさん咲いていました。
56リアトリス…北米原産のキク科植物で、キリンギクとも呼ばれます。長さ数十cmの花穂がまっすぐ伸び、切り花にも用いられます。民家の庭先にたくさん咲いていました。
二上山 57ヒメジョオン&テングチョウ…パルピと呼ばれる天狗の鼻のような器官をもつのでテングチョウと名付けられました。ヒメジョオンで吸蜜しているところを動画に撮りました。
57ヒメジョオン&テングチョウ…パルピと呼ばれる天狗の鼻のような器官をもつのでテングチョウと名付けられました。ヒメジョオンで吸蜜しているところを動画に撮りました。
二上山 58ブッポウソウ…ゲッ、ゲッと鳴き声がしたので顔を上げると、10m程前方の木から2羽のブッポウソウが飛び立ちました。西の307m峰の木のてっぺんに止まってこちらを見ています。たまに鳴きながら周辺を飛んで様子をうかがっていました。さすがはブッポウソウの里、他にも何羽かいたようです。逆光でほとんど白黒なのが残念でした。
58ブッポウソウ…ゲッ、ゲッと鳴き声がしたので顔を上げると、10m程前方の木から2羽のブッポウソウが飛び立ちました。西の307m峰の木のてっぺんに止まってこちらを見ています。たまに鳴きながら周辺を飛んで様子をうかがっていました。さすがはブッポウソウの里、他にも何羽かいたようです。逆光でほとんど白黒なのが残念でした。
二上山 59ニホントカゲ幼体…ニホンカナヘビとは違い、幼体の尻尾は青みを帯びます。側溝の上を落ちないように這っていました。
59ニホントカゲ幼体…ニホンカナヘビとは違い、幼体の尻尾は青みを帯びます。側溝の上を落ちないように這っていました。
二上山 60コシアカツバメ…電線に数羽止まっていたので、ブッポウソウの巣立ち雛かと思いきや、コシアカツバメでした。胸部から腹部にかけて褐色の斑紋があります。近畿から中国地方では比較的多いツバメです。
60コシアカツバメ…電線に数羽止まっていたので、ブッポウソウの巣立ち雛かと思いきや、コシアカツバメでした。胸部から腹部にかけて褐色の斑紋があります。近畿から中国地方では比較的多いツバメです。
二上山 61シオカラトンボ♂…シオヤトンボやオオシオカラトンボとは違い、腹部の先端の黒い部分が長く、翅の付け根周辺にこげ茶色の部分はありません。メスはムギワラトンボとも呼ばれます。
61シオカラトンボ♂…シオヤトンボやオオシオカラトンボとは違い、腹部の先端の黒い部分が長く、翅の付け根周辺にこげ茶色の部分はありません。メスはムギワラトンボとも呼ばれます。
二上山 62メリケンムグラ…1969年に岡山で全国に先駆けて発見された北米原産の帰化植物です。花弁に毛があり、葉の付け根に花がつきます。舗装道路沿いに群生していました。
62メリケンムグラ…1969年に岡山で全国に先駆けて発見された北米原産の帰化植物です。花弁に毛があり、葉の付け根に花がつきます。舗装道路沿いに群生していました。

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