今回は、けんさん企画の燕岳登頂にご一緒させてもらいました。この山は北アルプスで一番登頂している山で3年振り3回目です。 初登頂は5年前の9月(YAMAPを始める前です)で、台風が来る直前の大荒れの天気でテン泊しました。2回目の登頂は4年前で、その時は常念岳小屋まで歩きましたが、悪天候のため常念岳には登頂せずに大雨の中一ノ沢から下山しました。過去2回、この山域ではどうも天気には恵まれていない様です。 前回に行った時はこんな感じ https://yamap.com/activities/160094 今回は、直前まで仕事が超繁忙時期だったので、ご一緒できるかどうかが非常に微妙でした。なんとかご一緒できたけど、寝てないので非常に眠い。行きは殆ど後部座席で寝かせてもらっていました。 天気はあまりよくない予想でしたが、登るに支障のない程度と判断。中房温泉の第二駐車場で無事停めることができました。よかったよかった (≧▽≦) 今回はテン泊ではなく燕山荘に初めて泊まります。やってみたいことあるし楽しみ楽しみ!登山届を出して準備完了!ではレッツラゴー (* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪ このコースは急な登りが多いコースですが、定期的にベンチがあって休憩の目安になります。登りの楽しみは合戦小屋にある波田産のスイカですな (∩´∀`)∩ 第一ベンチまでは特に急な登りです。身体慣らしもあってスローペースで登ります。第二~第三~富士見ベンチまでよく整備された道を歩きます。富士見ベンチではカメラのズームでなんとか富士山が見えました。合戦小屋手前ではサルが・・・結構大きくてビビります !!(゜ロ゜ノ)ノ そしてやっとこさ合戦小屋に到着 ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪ スイカは500円でした。5年前に来た時に食べましたが、その時はもう少し大きなカットで800円だったと思います。このカットでも十分なボリュームがあるかと。ハーフにカットしてもらい、itaさんと分け分けして食べました。甘くておいしかったですよ (^▽^)/ 前に来た2回はここから先でへばってしまいました。その時はテン泊装備だったのでヘロヘロでしたが、今回は小屋泊装備なので幾分余裕がありました。ペースもまったりだし ヽ(´ー`)ノ お花を愛でながらの道中でした。そして無事燕山荘に到着 (∩´∀`)∩ なんと5時間40分かかっていました (*´σー`)エヘヘ 小屋のチェックインを済ませてお部屋(下のベッドで4畳のスペースを5名でした)で簡単に身支度してまずはランチを。めっさご飯系が食べたい気持ちでチキンカレーをチョイス。お肉が柔らかくて美味しかったです。 天気が悪くならないうちに燕岳に向かいましょう。稜線に吹き付ける風が結構きついです。そんな環境でもコマクサはきれいに咲いています。さすが高山植物の女王です。30分程歩いて無事に登頂、2,763mの頂です (^▽^)/ 天気は良くありませんが今回は更に北燕岳まで。10分ちょっとで到着!こちらは2,749mです。山頂手前は両手を使うところもありました。 風も強いので早めに撤退を。山頂からの視界はイマイチでしたが、2つのピークを踏めました。そして帰りに雷鳥がひょっこり ( ̄□ ̄;)!! 天気が悪くなってきたのでもしやと思いましたが・・・燕岳に3回来て3回とも遭いました。なんと遭遇率100% (゚▽゚*)ニパッ♪ ちなみにここでの雨遭遇率も同率・・・(*´σー`)エヘヘ 無事に燕山荘まで戻りケーキを食べました。これもしたかったことです。こんな山頂でケーキを食べれるのは滅多にない経験です。かなり迷ってリンゴのキャラメルケーキをチョイス。うますぎて悶絶~~(///ω///)♪ 部屋に戻った後は片付けをして晩御飯タイム。これも小屋泊の楽しみですね。ビールで乾杯です。今までテン泊中心だったのが小屋泊はこれで3回目(剣山の頂上ヒュッテ、白山の室堂ビジターセンター)で、すっかり小屋泊好きに(笑) 食後は外に出て景色を楽しみ明日に備えて早めに就寝ました(19時台だけど)。あっ嬉しくて「燕岳Tシャツ」買いました (* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪ 翌朝、日の出前の4時15分頃に起きご来光を待ちましたが、雲は厚く見れませんでした。まぁ私の場合ご来光はこだわらないので別にいいです。5時前に早めに朝食をいただきました。その後身支度して予定より早い6時20分過ぎには下山を開始しました。そうそう、槍ヶ岳もきれいに見えたので、皆で「槍様ポーズ」してから下山しましたよ(笑) 下るにつれて虫が多くなって面倒でしたが、景色を楽しみ充分に休憩しつつ3時間20分後に無事下山 ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪ この後は中房温泉(初めてでした)にて疲れを癒し、「大王わさび農場」にてわさび丼やわさびソフトを食し、帰路に着きました。大阪にも予想より早く戻れました。 今回お誘いいただいたけんさん、毎度毎度でありがとうございます <(_ _)> またご同行の皆様もお疲れ様でした。今まで燕岳を登った印象はしんどいイメージでしたが、今回は時期や装備も違うのですが、のんびりとしたペースでお花や景色を楽しみつつ小屋泊ができたことから、とても楽しい思い出となりました。したいことは全部できたって感じです(笑) またまたご一緒願います (*- -)(*_ _)ペコリ それでは、またどこかの山で・・・(@^^)/~~~
集合は金曜日の22:30。昼間はほぼ普通に仕事してたから、はっきり言って眠いです。車でもほとんど後部座席で寝かせてもらっていました。とりあえず定番の中房温泉の登山口から出発です。けんさん、早速「燕」Tシャツで登る気満々です。これほしいやつ (≧▽≦)
今日のメンバー。いつメンですな(笑) 燕岳に来たのは4年振り3回目。それではレッツラゴー (* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
いきなりの急登。第一ベンチまでが結構急なのよねぇ (-_-;) 私は前に登った2回ともテン泊装備だったので、今回は気分的に楽です (≧▽≦)
無事到着 (∩´∀`)∩
しばしの休憩後、次は第二ベンチへ。
第一ベンチに至る道よりかは楽かな。第二ベンチ到着 (∩´∀`)∩
銀竜草(ギンリョウソウ)がニョキニョキ~ !!(゜ロ゜ノ)ノ
ツガザクラ
お花を愛でながら順調に第三ベンチに到達 (∩´∀`)∩
まだまだ先はあります。とりあえずスイカスイカ (*≧∀≦*)
富士見ベンチに到達。もう少し頑張って合戦小屋まで頑張りましょう。
富士見ベンチから最大ズームで。ブレブレですが一応見えました f(^_^;
けんさんに「アルプスっぽく歩いて」と無茶振り (*´σー`)エヘヘ
最大ズームで「大天井荘」が見えた!
合戦小屋まで後10分の標識と、ここの後5分の標識有!後もうちょい、と思いきや・・・
大きなサルが一匹で・・・( ̄□ ̄;)!! 結構ビビりました (-_-;)
で、やっと到着 (∩´∀`)∩ 標準タイムよりかなりゆっくり (*´σー`)エヘヘ まぁあれだけ写真撮りながらだとねぇ(笑)
で、お楽しみのスイカタイム。私が4年前に来た時は目の前でその年の分が終了だったんです。凄い珍しい体験をしました (*´σー`)エヘヘ
5年前に来た時はもう少しカットが大きくて800円でした。今はカットを小さくして500円のお手頃価格です。私の場合、全部食べてしまうとお腹がピーになるかもなので、itaさんと半分にしました。
イワカガミ
安曇野方面。雲より上に来ています (`・ω・´)ゞ
ミヤマゼンゴ
コケモモ
合戦沢ノ頭(合戦山)に到着。ここから槍ヶ岳が見えるはずですが、残念ながらガスってました ( ;∀;)
大天井岳の山頂付近もガスってました (;´д`)トホホ
行く方向。やっぱガス・・・
前に来た2回は、ここから先が特にバテバテでした (≧ヘ≦) ムゥ 寝不足の強行軍と空気の薄さでしょうか?今回はまだ気持ちに余裕がありました。
有明山。どっしりとした山容ですね。
合戦小屋から上はだいぶ傾斜は緩やかに感じます。この辺りは小雨が降っていました。
チングルマ。私がアルプスに行く頃は9月が多いので、その頃は既に綿毛かと。可愛らし白い花ですな ( 〃▽〃)
こっそり撮ってたつもりが、バグさんと目があった (^▽^)/
コース唯一の鎖場。掴まんでも行けます。
ミヤマキンポウゲ
燕山荘がすぐそばに・・・けどお花を撮影しながらなので、なかなか進まん(笑)
トラノオと思ったけど、これはコバイケイソウですね。偶然ですが飛んでくる虫を捉えた!
テン場。懐かしいです。7月は雪が結構残っているんですね。初めてここでテン泊したのは5年前の9月中旬で台風16号が来る直前でした。暴風の中テン泊し、半泣きになりながらテントの中で震えていた記憶が・・・(*´σー`)エヘヘ
とりあえず無事到着ですわ (∩´∀`)∩
お久しゅうござる <(_ _)>
チェックインして軽くお片付けしてから燕山荘の食堂でランチを。めっさご飯系が食べたくなってチキンカレーを食す。美味し~ (^▽^)/
ガスガスやん。大スターの槍様は、まだスモークの中です (・_┃
では燕岳に向かうとしましょう (* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
高山植物の女王、コマクサですな。とても可憐です。槍はまだ見えず・・・
はい、名物のイルカ岩ですな。
今回は青系が多数派 (/・ω・)/
徐々に近づいてきましたよ ヾ(@゜▽゜@)ノ
はい、ここも名物のメガネ岩ですな。
コマクサてんこ盛り~って感じ
ここを登って・・・
はい、到着 ♪ヽ(´▽`)/
2,763mの頂です。共同作業でポチっと。
とりあえず集合写真。イエ~イ!
もひとつ集合写真。イエ~イ!
今回は少し先にある「北燕岳」にも行きます。
で、到着 (∩´∀`)∩ 山頂を表記するものはありませんでしたが、山頂で間違いありませんよ。2,749mの頂です。全身で喜びを表現するまりっぺさん。
やや腰が引き気味の私 (-_-;)
この先はと・・・ちょっと険しそうかな (*´σー`)エヘヘ
バグさん、今回も撮影係お疲れ様です <(_ _)>
山頂直下は両手で上り下りするところもありましたが、問題ないかと。風も強いので燕山荘まで戻るとします。
戻る際には燕岳の山頂は寄らずに巻きます。いたる所にコマクサが咲いています。
メガネ岩まで戻ってきました。燕山荘も見えてきましたよ。
おっとイワヒバリですな。動きが早くてうまく撮れず (-_-;)
ありゃ?
雷鳥やん ♪ヽ(´▽`)/ ひょっこり出てきてびっくりしました。やはり天気の悪い時に出てきますね。最大望遠で追いかけます。
ヒナもいてます。カワユス・・・(///ω///)♪ 燕岳に3回来て3回とも雷鳥を見てます。遭遇率なんと100%!!
無事に戻ってきました。風裏に入り、まったりタイムに突入です。
食べたかったんよね~~ここでケーキ(笑) ベリーのタルトかこのリンゴのキャラメルケーキのどっちにしよか、めっさ迷たわ(笑)
うまい。悶絶・・・
槍様&コマクサ。ザ・北アルプス的風景。
晩御飯タイムです。念願のチーズインハンバーグです。ヤッホー!
筑前煮もありました (^▽^)/
はい、お疲れさん。乾杯。お値段は標準山価格の500円也。
中はトロ~ンと(笑) 燕山荘は一度泊まってみたいと思っていました。確かにめっさ広い山小屋でした。食堂は別室みたいなところだったので、オーナーの話は音声のみでした (-_-;) アルペンホルンはオーナーがご病気で拝聴出来ませんでした。残念 ( ;∀;)
食後は外へ。燕岳がきれいに見えました。早いですが早朝から歩いて疲れたので、19時過ぎに就寝です (-.-)Zzz・・・・
翌朝、日の出を狙いますが雲が厚過ぎて無理でした。めっさ寒くてダウン着てます。やや小雨が・・・( ;∀;)
こちらは富士山方面
槍ヶ岳。ちょこんと見えました。
朝食。朝早くからしっかりといただきました。
お部屋の様子。4畳スペースを5名で寝ました。
部屋の窓から富士山が・・・(・´з`・) これ、関西ではできないから憧れの風景なんです。
きれいな山容やわ \( 'ω')/
槍ヶ岳もドーン (/・ω・)/ 私が登ったのは平成25年だから、もう6年前か・・・思い出いっぱいの山です。
こちらのルートはまた今度 (≧▽≦)
勢い?で「燕岳Tシャツ」買うたわ(笑) ここはチーム「燕」で記念撮影。下山するとヤクルトファンにしか見えない?この時実はめっさ寒かったんです。けんさん、根性出してます ┏| ̄^ ̄* |┛
with 燕岳 f(^_^;
また来るで (*≧∀≦*)
燕山荘さん、お世話になりました (*- -)(*_ _)ペコリ
とりあえず「槍様ポーズ」しときましょ!
で、下山開始です。
楽しかった!バイバ~イ!!
鎖場も"ご安全に"
槍ヶ岳とシャクナゲ
合戦沢の頭まで下りてきました。槍ヶ岳が見えるのもここが最後です。
富士山はまだ彼方に見えますな
下山も色々と写真を取りながらなので、マッタリペースです。
合戦小屋まで下りてきました。ちょっと虫が・・・(≧ヘ≦) ムゥ
富士見ベンチはほぼ通過ですが・・・
最後の富士山です。ズームイン!
第三ベンチで小休止
第二ベンチはほぼ通過
第一ベンチで、最後の下りに備えて小休止しました。
ちなみに第一ベンチ付近にある水場はこんな感じ
さぁラストスパートですよ!
で、無事到着 (∩´∀`)∩
何事もなく無事に下山できてよかったよかった (≧▽≦)
第二駐車場に停めていたので、そこでYAMAP終了です。車で中房温泉まで戻り入浴。さっぱりしました。
下山後は観光観光(笑) ここは「大王わさび農園」です。これは「わさび丼」です。シンプルでよいですな (^-^ゞ
名物の「わさびソフト」を堪能。あれ、一人色違いやん f(^_^;
この地は黒澤明監督の「夢」という映画の撮影地となったとのこと。私も随分前に見たことがあるのですが、オムニバス形式の映画だったと記憶しています。
朝早くから出発したおかげで早めに帰路につけました。帰りに多賀SAに立ち寄り「近江ちゃんぽん」を食べて帰りました。いやあ今回もエンジョイしました。ご同行の皆様、お疲れ様でした (*- -)(*_ _)ペコリ
この活動日記で通ったコース
合戦尾根往復コース|燕岳(中房温泉)
- 08:10
- 9.3 km
- 1426 m
- コース定数 32
標高1450mの中房・燕岳登山口から登る。登山口付近の駐車場はシーズンになると大変混雑する。穂高駐車場を利用しバスで登山口に向かうのもよい。電車の場合は大糸線穂高駅からバスに乗る。最初は樹林帯続き、途中途中のベンチの休憩ポイントを抜けて行く。その後合戦小屋を通り過ぎ、燕山荘が見えてくる。宿泊の手続きを済ませてから、山頂へ。イルカ岩などの花崗岩の奇岩を楽しみ、またコマクサも多く咲く。植生保護のため指定コースから離れないようにしよう。小屋の前からは朝日がよく見える。復路は往路下山。危険箇所なども特にない。