金剛山 東西南北4往復

今日は気合入れて金剛山の東西南北4ルートを歩く。登りと下りでは違うルートを歩くので、都合8ルート歩くことになる。 ザックはいつも通り10kg。果たして体力はもつのか… まずは北、水越峠側、青崩トイレ前からスタート。ハードなルートは避けて、歩きやすい太尾西尾根にて登る。 淡々と登って登頂。ここは楽勝だ。 次は西側に降りるので、おなじみ千早本道にて下山。つまらない階段地獄の終着点は、山の豆腐「まつまさ」。 ここからツツジオ谷にて登り返す。藪も多そうだし途中から尾根に取り付こうかと思っていたが、結局は源頭部まで行ってしまった。夏でも思ったより登りやすい。 という事で2回目の登頂。 次は南。 文殊東尾根で下りようと思っていたのに、途中からババ谷に入り込んでしまった模様。仕方ないのでそのまま下山し、百ヶ辻まで車道を歩く。 疲れてきたが、まだ大丈夫。 登りは細尾谷、通称シルバーコースを初めて利用。ほとんど沢の中、ガレ場歩きであり、思っていたより歩きにくい。確かに急登はないけれど、これ初心者向けか？ 破線ルートだし、終盤は間違って右の沢を登ってしまうし、もっと楽に登れる道は沢山あると思う。 そんなこんなで3回目の登頂。 ここで昼ごはん。いつものパン。 体調と相談し、なんとか行けるかな、と東側、郵便道を下る。 確かに崩落箇所はあるが、巻道もしっかりしており全く不安なし。通行止めにする必要はないと思う。 快調に下っていったが…終盤一気に疲れが出てくる。登山口の神社に着いた時にはヘロヘロで、もう一回登るのが辛くなる。 しかしバイクを青崩トイレに駐めているので行かねば… 登りはマツバカケ尾根。もうスタート時点で辛い。しんどくてたまらない。なんて事ない坂が登れない。ゼェゼェ息が上がって、超スローペース。 荷物の重さがこたえる。いつも10kgほど背負っていて、重いと思った事なんてほとんど無いのに、辛すぎてザックを放り投げたくなった。 久しぶりに「もうやめたい」と思ったが、登らないと帰れないので気力で登り切る。 ガタガタになって4回目の登頂。 最後に北側に下る。 道に不安のない青崩道を選んで、最後の力を振り絞って下る。普段であれば止まらず下りるが、今日は2回ほど小休止した。まぁそれでも登りよりは全然楽で助かった。 終盤、ダラダラといつまでも終わらないのにウンザリして2〜300mは走った。 ゴールに着いた時には充実感よりも「もうこれで歩かなくていいのだ…」と解放された気持ちだった。 楽しかったのは3回目登ったところまで。 思えば、4本目はシャリバテもあったかもしれない。食欲なくなって、行動食も無理矢理とる状況だった。 あんまり無理し過ぎると、しんどいだけで楽しくない。ほどほどが一番だな。