活動データ
タイム
28:57
距離
35.4km
のぼり
3187m
くだり
3170m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る✡️前書き 7月の3連休は花が咲き乱れる白馬に2年連続で行っていました。1年目は白馬大雪渓から、2年目は栂池高原から。1年目の雪渓を登っている時、ここに何度も来られている方から、蓮華温泉から周回できるコースがあり、朝日岳の方は人も少なく、花も素晴らしいよ。と教えて頂いたことが頭に残っていました。 そこで、今年は白馬が初めてのヤマッパーさんもお誘いして、蓮華温泉から白馬岳(百名山)~雪倉岳(二百名山)~朝日岳(三百名山)を2泊3日でぐるっと一回りすることにしました。 しかし、天気が気になるところではあり迷いましたが、土曜日は比較的天気が良さそうだったので決行することにしました。 ✡️1日目 各日とも8時間はかかる行程なので、15時に山荘に到着するためには7時には蓮華温泉を出発しないとならない。逆算すると前日の23時に出発しないとならない見積。 そんな中、水戸駅で合流予定のヤマッパーさんから、仕事が遅くなり間に合わないので行けないとの連絡あり。 という事で、今回も何時ものソロと相成りました。 予定通り出発し、蓮華温泉駐車場には予定より早い5時半に到着。既に40台以上は駐車されていました。 そそくさと準備を整えトイレのところにある登山届出所に登山届出を提出し、5時45分頃登山開始。 ここからは、朝日岳に向かう人と反対周りの白馬大池に向かう人に別れますが、私が向かう白馬大池方面は人が少なく、白馬大池までで出会った人は、白馬大池に向かう親子3人、小蓮華山を日帰りピストンする女性2人、月末に日本海の親不知まで縦走するため、白馬大池まで下見に来た男性1人だけでした。 白馬大池までは殆んど樹林帯なので、何時ものようにキョロキョロ登山で花を探しながらのんびりと登りました。白馬大池では栂池高原からの登山者と合流しますが、明日の天候も悪いせいかここで引き返す方も多いようでした。ここで、下見に来ていたソロの男性とはお別れをし、白馬山荘へと向かいますが、登山者はまばらです。 小蓮華山では、途中追い越された男女4人パーティーの若い人に写真を撮っていただきましたが、同じく蓮華温泉から入り、周回の予定だそうです。出発しようとしていた時、ここまで抜きつ抜かれつの女性2人組が到着し、写真を撮ってあげてからお別れしました。 三国境を過ぎ登って行くと、あった~👀‼️ヤマッパーのグルートさんがアップしていた、ツクモグサ🎵です。やっとお会いできました✨ 以降山頂までの間所々に咲いていました。 白馬山荘には丁度14時に到着し、受付すると過去3回とも2号館でしたが、今回は初めて1号館で、ここは、ザ・大部屋でした。館内で先程小蓮華山で、写真を撮って頂い男性と出会いお話をすると、東京から来られたそうですが、出身が茨城という事で話が弾みました。明日は朝日岳の予定ですが、天気が悪ければ白馬大池から下山するかもしれないそうです。 夕方今までかかっていたガスがとれ奇跡的に劔岳も見ることができましたが夕陽は見れず、大部屋で朝日岳に向かう人もいなく話も盛り上がらず1日目終了です。 ✡️2日目 今日は全国的に雨予報の1日。しかし、山の天気はわからない??? 御来光が期待できれば4時出発の予定でしたが、朝起きると土砂降りが続いていました。 御来光は諦めましたが、朝日小屋に予約したとき女主人から5時には出発してきてください。と言われていたこともあり、5時にスタート。雨は小降りになっていました。 誰もいない白馬岳を通過し途中せめてもの花の写真を撮りながら、三国境に。 ここから先は未踏のルート、しかし、一人っ子一人いない登山道をトボトボと進む。 昨日見た感じで雪倉岳の手前の鉢ヶ岳の巻き道では残雪のトラバースがあった。現地に着くとやはりトラバース。ここで、後ろを振り返るとソロの方が一人此方に向かっている。少し安心🎵 トラバース道の残雪は一部凍っているところもあり、ここで、軽アイゼンとピッケルを使用。 渡り終わるとアイゼンを外して進むも、また、残雪が現れ、これを4度ほど繰り返し雪倉岳避難小屋に到着。 避難小屋を物色した後、雪倉岳へと更に進む。 この時振り返ると先程までガスで全く見えなかった、小蓮華山と白馬岳方面が顔を表す。此れには全く予想していなかったこともあり大感動‼️ 後ろから追随するソロの方にも教えてあげる。 雪倉岳手前で雷鳥を撮って休憩しているとソロの方が追い付き、若い女性の方でした。 山頂で写真を撮りあってから、女性の方は、モグモグタイムらしく、再び先行します。 この時朝日小屋から来られた方が、到着し、朝日小屋手前の水平道の情報を聞くと、問題なく通過できるとのこと。朝日岳山頂経由で行くか、水平道を行くか迷っていましたが、この情報により8割り方水平道の方向に傾きました。更に進むと途中若い男性3人組に追い越されると共に、昨日朝日小屋に泊まった方たちが、ヒーヒー言いながら登ってきます。 内心時計回りで来て良かったと思いつつ先へと進みます。 一旦下り終わると、登り返しが始まりますが、それほど急登ではなく、木道も設置されており、雰囲気的には雲の平に向かう途中のようでした。途中、この時期にも関わらず水芭蕉も咲いており、感動アップ🎵 とにかく、このルートは初めてでしたが、花は白馬岳周辺より断然素晴らしかったです。 水平道と山頂分岐まで到着すると、看板に水平道は通行可と共に踏み抜き注意と書いてありました。滑落注意ではなかったので、水平道を行くことに決心しました。 あとで水平道なのに登りがあったとおっしゃっていた方もいましたが、私の感覚では高低差の少ない正に水平道といった感じで、朝日小屋まで楽に行くことができました。 朝日小屋には12時過ぎに到着し、約7時間ほどでした。 小屋にはソロの方が既に到着していて、西側にある北又登山口から来られて、明日は日本海に抜ける栂海新道に向かうそうです。程なくして山頂を経由した、若い男性3人、ソロの女性の方も到着し、彼らはテント泊でした。 私は担いできたビールを残雪で冷やすものの、小屋のビールは年越しで200円引きとなっていたので、500mlを購入し昼食に。 女主人の話によれば天気予報が悪く、結構キャンセルがでたとのことでした。 ここの小屋で驚いたのは、食事が素晴らしかったのと、トイレにウォシュレットがあったことです。 ウォシュレットがあったのは、ここが初めてです。女主人ならではの気配りなのかなと感心しました。 就寝前、白馬岳山頂予報を確認すると0時から9時位まで☀️マーク、明日の御来光を楽しみにしながら、2日目終了です。 ✡️3日目 朝3時に起きるも予報に反し、雨が降っていました。 しかし、下山したら蓮華温泉で入浴することも考え、予定通り4時にスタート。 他の人は誰も出発しません。出発直前に女主人から、山頂を越えたら残雪が出てくるけど、面倒がらずアイゼンを装着するようにと注意が。 今日も一人小屋を後にします。 山頂までの途中、何ヵ所か残雪は出てきますが、登りなのでツボ足で進みます。ある程度進んで振り返るとヘッデンの灯りが追ってきます。 山頂に到着し、暫くするとソロの方が到着し、昨日雪倉岳山頂で一緒になったソロの女性の方でした。 雨の中、テントを撤収し、ほぼ予定通りの時間に出発してきたようです。 少し話を聞くとテン泊は1年ぶりらしく、来週職場の方(方達?)と常念岳でテン泊するようで、今回はその肩慣らしだそうです。 山頂を越えるとやはり雪渓が出て来て、下りやトラバースなのでアイゼン、ピッケルで通過します。やはり何度かアイゼンを着けたり外したりしながら下山します。 距離的には半分位まで下りが続き、そこまではソロの女性の方とほぼ同じペースで降りました。途中橋が2本架かっていましたが、2本目の橋を通過すると、登り返しとなります。 女性の方は、橋のところで休憩するようで、以降お会いすることはありませんでした。 この日、朝日小屋に向かう人に会ったのは、ソロの女性の方と、登山口近くで会ったソロの男性の二人だけでした。 無事蓮華温泉に戻ったのは丁度11時でこの日も7時間の行程でした。 あの時間に小屋を目指す男性の方は、余程の健脚と思われます。 今日のコースは湿原も沢山あり、花も満喫できました。 下山後は野天風呂に入る予定でしたが、雨になってしまいロッジの内風呂となりました。唯一の心残りです。 ✡️まとめ 山行間の天気は思ったよりは悪くならず、多くの花と花畑を堪能することができ、大満足の3日間でした✨ 🌞高山植物の解明に多くの時間を費やしましたが、それでもわからないものも沢山ありました。 レポをまとめるに当たって高山植物の奥深さを実感した次第です。 また、花名に誤りがあるかもしれませんが、その時はご容赦ください。 また、お気軽にご指摘頂ければ幸いです。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。