クワウンナイ川

2019.07.13(土) 3 DAYS

活動データ

タイム

26:10

距離

33.2km

のぼり

1934m

くだり

1918m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 49
休憩時間
1 時間 33
距離
9.0 km
のぼり / くだり
554 / 167 m
DAY 2
合計時間
11 時間 24
休憩時間
1 時間 57
距離
10.0 km
のぼり / くだり
999 / 285 m
DAY 3
合計時間
6 時間 56
休憩時間
1 時間 58
距離
14.1 km
のぼり / くだり
380 / 1465 m
1 5
1 45
2 9

活動詳細

すべて見る

海の日の三連休、某山岳会の企画山行に参加し、クワウンナイ川を遡行してきました。 連日の悪天候により増水の懸念もありましたが、周辺地域の降雨は少なく、 天候も保てそうな感じであったため、上二股まで行きながら判断しよう!ということで出発。 ■天人峡~上二股 (Day1) 林道跡を進み砂防ダムを超え、ポンクワウンナイとの出会いから入渓。 大雪の雪解け水により水温は低く、足の血管がキュッと収縮するのを感じました。川は増水しておらず良い感じです。 途中の右岸には柱状節理の絶壁が走り、岩の割れ目から雨水が漏れ出していました。 青みを帯びた清流から魚影が確認できたため、リーダーが竿を投入したところオショロコマが入れ喰い状態に。 だらだら続く河原を進み、初日は無理をせず上二股で一泊。 ■上二股~滑滝~ヒサゴ沼 (Day2) 次の日も水位は安定していたため、先へ進むことに決定。 朝食を軽く済ませ出発。上二股から一時間ちょっとで魚止の滝に到着しました。 そこからは先は今回の見所、滑滝が数キロに渡り続きます。 幸いにも、ちょうど雲の切れ間から太陽が顔を出し、水面がキラキラ反射してとても綺麗でした。滑滝の川底には苔がびっちりと張り付き、黒い川底の上を、所々で白く小さな波飛沫が舞いながら、水が流れていきます。ただただ平らな滑滝は、まるで一人取り残された廊下にいる様な錯覚に陥り、なぜこんなものが出来上がったんだ?と、疑問を呈さずにはいられません。(自然は凄い!) 想像よりも赤苔がグリップしてくれたお陰で、転んで流されることもなくサクサク進むことができました。 滑滝が終わると、今度はオーバーハングの滝が現れます。 巻道から右岸の斜面に登り、落差6mくらいの岩壁を超えて高巻きます。 岩壁には残置ロープがあるので簡単に登ることができました。 この後の二股でも、高巻く個所があるのですが、ここで失敗。 巻道の踏み跡が明瞭すぎて、高巻いてから沢に降りずに、そのまま斜面を上がり過ぎてしまいました…。仕方ないので標高をあまり下げずにトラバースすると、すぐに地図には無い沢筋にぶつかり、そこから再び沢へ帰還。 さらに進むと沢が痩せ細り、源頭に近づくにつれ、風が冷たくなってきました。 ちょうど、このあたりからチングルマやツガザクラ等の花が現れ始めます。 ガスが濃くなる中、プチロックガーデンを超えると、ようやく登山道へと合流。ちょうどそこは日本庭園でした。登山道で休憩していると、冷風&濃霧によりすぐに体温を奪われ、急いでC2ヒサゴ沼へ向け出発。 ヒサゴ沼分岐の雪渓を降り、避難小屋へと続く木道を進むと、200メートルほど雪渓が多い被さっていました。しかも、雪渓の一部が沼側へ崩れ落ちています。 崩れ落ちた個所を上から覗くと、見た感じでは落差4~5mはあるでしょうか? 沢靴の雪渓歩きはとても良く滑るので、万が一、雪渓の端から滑り落ちた場合、雪解けの沼にダイブし間違いなく凍死するでしょう。 さらにトラバース中、遠くの雪渓が崩れ「ドーン!!」という音が鳴り響き、沼が波立ち始め、めっちゃビビりました。 寒さと雪渓の恐怖に震えながら避難小屋到着。本年度の避難小屋は原則使用禁止ですが、濃霧と低温のため、誘惑に負けてテントを張らずに使用させていただきました。(申し訳ございません!) ■ヒサゴ沼~化雲岳~天人峡 (Day3) 快適に一夜を過ごし、宿泊者の荷造りの音で起床。沼の水を汲み、インスタントラーメンを茹で、体も温まったところで出発。 あまり景色は期待していませんでしたが、化雲岳へと続く雪渓では、右にトムラウシと十勝岳連峰、左奥に雲海から顔を出す石狩岳とニペソツを拝むことができました。 お花畑を超えると、化雲岳の山頂に到着。今回の山行、初のピークです。 今年は雪が少ないせいか、化雲の平らな絶壁に被さっている雪渓は、半分ほど解けていました。 ここから先は消化試合。ジャングルのような第二公園を超え、第一公園の木道を進み、蒸し暑い登山道へ。 毎度のことですが、天人峡コースは蚊が酷く、羽衣の滝の展望台では30匹ぐらいの軍団に襲われました。 最後の最後で蚊に喰われ、九折の坂を降り天人峡へ生還。 三日振りの温泉は気持ち良い~を通り越し、天にも昇る思いでした。 隣に居たおっさんの股間のタオルが、一瞬だけ羽衣に見えた気がします(嘘) おわり

大雪山系・旭岳・トムラウシ 入渓地点
入渓地点
大雪山系・旭岳・トムラウシ 酷く増水してませんでした
酷く増水してませんでした
大雪山系・旭岳・トムラウシ 青みを帯びた清流
青みを帯びた清流
大雪山系・旭岳・トムラウシ ちっちゃい滝
ちっちゃい滝
大雪山系・旭岳・トムラウシ 柱状節理
柱状節理
大雪山系・旭岳・トムラウシ リーダーが竿を投入
リーダーが竿を投入
大雪山系・旭岳・トムラウシ だらだら続く河原
だらだら続く河原
大雪山系・旭岳・トムラウシ 上二股到着
上二股到着
大雪山系・旭岳・トムラウシ テント設営
テント設営
大雪山系・旭岳・トムラウシ 夕飯の準備
夕飯の準備
大雪山系・旭岳・トムラウシ 塩ちゃんこ作ります
塩ちゃんこ作ります
大雪山系・旭岳・トムラウシ ハイネケンな気分でした
ハイネケンな気分でした
大雪山系・旭岳・トムラウシ 貴重なたんぱく源
貴重なたんぱく源
大雪山系・旭岳・トムラウシ 日が暮れてきた
日が暮れてきた
大雪山系・旭岳・トムラウシ 焚火がぬくい
焚火がぬくい
大雪山系・旭岳・トムラウシ 酔っぱげてきたぞう!
酔っぱげてきたぞう!
大雪山系・旭岳・トムラウシ 塩ちゃんこ完成じゃ
塩ちゃんこ完成じゃ
大雪山系・旭岳・トムラウシ コッヘルに油を入れ
コッヘルに油を入れ
大雪山系・旭岳・トムラウシ オショロコマの唐揚げをつくりました
オショロコマの唐揚げをつくりました
大雪山系・旭岳・トムラウシ 翌朝
翌朝
大雪山系・旭岳・トムラウシ 天気は良さそうです
天気は良さそうです
大雪山系・旭岳・トムラウシ 朝食を食べ出発
朝食を食べ出発
大雪山系・旭岳・トムラウシ 魚止の滝
魚止の滝
大雪山系・旭岳・トムラウシ クワウンナイ名物!滑滝!
クワウンナイ名物!滑滝!
大雪山系・旭岳・トムラウシ 巨大の滑り台!
巨大の滑り台!
大雪山系・旭岳・トムラウシ あれ?
あれ?
大雪山系・旭岳・トムラウシ 苔により、あまり滑らなかったです
苔により、あまり滑らなかったです
大雪山系・旭岳・トムラウシ オーバーハングの滝
オーバーハングの滝
大雪山系・旭岳・トムラウシ 右岸から高巻き
右岸から高巻き
大雪山系・旭岳・トムラウシ 上から見たオーバーハングの滝
上から見たオーバーハングの滝
大雪山系・旭岳・トムラウシ 岩壁
岩壁
大雪山系・旭岳・トムラウシ 残置ロープあり。オレンジは我々のロープです。
残置ロープあり。オレンジは我々のロープです。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 支点
支点
大雪山系・旭岳・トムラウシ 高巻いた先にテン場を発見
高巻いた先にテン場を発見
大雪山系・旭岳・トムラウシ 先へ進み
先へ進み
大雪山系・旭岳・トムラウシ 雪渓
雪渓
大雪山系・旭岳・トムラウシ 水がちめたい
水がちめたい
大雪山系・旭岳・トムラウシ 二股に到着
二股に到着
大雪山系・旭岳・トムラウシ 二股のど真ん中の斜面を登り高巻く
二股のど真ん中の斜面を登り高巻く
大雪山系・旭岳・トムラウシ ピンテあり
ピンテあり
大雪山系・旭岳・トムラウシ エゾコザクラ
エゾコザクラ
大雪山系・旭岳・トムラウシ よくみると滝が二段になってました
よくみると滝が二段になってました
大雪山系・旭岳・トムラウシ 斜面を登る。一段目の滝の上部が見えます
斜面を登る。一段目の滝の上部が見えます
大雪山系・旭岳・トムラウシ 落石注意
落石注意
大雪山系・旭岳・トムラウシ だいぶ登った
だいぶ登った
大雪山系・旭岳・トムラウシ この後、踏み跡が無くなる
この後、踏み跡が無くなる
大雪山系・旭岳・トムラウシ 途中でルートを見落としたようです…
途中でルートを見落としたようです…
大雪山系・旭岳・トムラウシ 化雲岳かな?
化雲岳かな?
大雪山系・旭岳・トムラウシ 旭川方面
旭川方面
大雪山系・旭岳・トムラウシ 斜面をトラバース
斜面をトラバース
大雪山系・旭岳・トムラウシ 沢筋から元の沢へ降りる
沢筋から元の沢へ降りる
大雪山系・旭岳・トムラウシ 水がさらに冷たくなってきた
水がさらに冷たくなってきた
大雪山系・旭岳・トムラウシ 水量も減りましたね
水量も減りましたね
大雪山系・旭岳・トムラウシ 縦走路が見えてきた
縦走路が見えてきた
大雪山系・旭岳・トムラウシ エゾノツガザクラ
エゾノツガザクラ
大雪山系・旭岳・トムラウシ キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲ
大雪山系・旭岳・トムラウシ エゾコザクラ
エゾコザクラ
大雪山系・旭岳・トムラウシ 雪渓のせんべい
雪渓のせんべい
大雪山系・旭岳・トムラウシ 沢が痩せ細ってきました
沢が痩せ細ってきました
大雪山系・旭岳・トムラウシ チングルマ
チングルマ
大雪山系・旭岳・トムラウシ チングルマがいっぱい
チングルマがいっぱい
大雪山系・旭岳・トムラウシ 踏みぬきそうな雪渓
踏みぬきそうな雪渓
大雪山系・旭岳・トムラウシ 源頭に到着
源頭に到着
大雪山系・旭岳・トムラウシ この上が縦走路
この上が縦走路
大雪山系・旭岳・トムラウシ プチロックガーデン
プチロックガーデン
大雪山系・旭岳・トムラウシ クワウンナイの始まる場所
クワウンナイの始まる場所
大雪山系・旭岳・トムラウシ クワウンナイ ウォーターを採取
クワウンナイ ウォーターを採取
大雪山系・旭岳・トムラウシ ナキウサギの鳴き声が聞こえる
ナキウサギの鳴き声が聞こえる
大雪山系・旭岳・トムラウシ 岩庭越え
岩庭越え
大雪山系・旭岳・トムラウシ この先を登ると
この先を登ると
大雪山系・旭岳・トムラウシ 縦走路へ。ガスと冷風で寒すぎ!
縦走路へ。ガスと冷風で寒すぎ!
大雪山系・旭岳・トムラウシ ヒサゴ沼分岐
ヒサゴ沼分岐
大雪山系・旭岳・トムラウシ ヒサゴ沼 コバルトブルーの溶けた雪渓
ヒサゴ沼 コバルトブルーの溶けた雪渓
大雪山系・旭岳・トムラウシ ヒサゴ沼の山小屋で夕食
ヒサゴ沼の山小屋で夕食
大雪山系・旭岳・トムラウシ 私が食担でしたので、チーズリゾットを作りました。
私が食担でしたので、チーズリゾットを作りました。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 避難小屋出発
避難小屋出発
大雪山系・旭岳・トムラウシ 北大生がテン泊してました。
北大生がテン泊してました。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 昨日超えてきた雪渓です。
昨日超えてきた雪渓です。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 化雲への分岐
化雲への分岐
大雪山系・旭岳・トムラウシ 雪渓を登る
雪渓を登る
大雪山系・旭岳・トムラウシ 雲海からトムラウシが顔出す
雲海からトムラウシが顔出す
大雪山系・旭岳・トムラウシ 石狩岳の稜線。この後、二ペソツも見えました
石狩岳の稜線。この後、二ペソツも見えました
大雪山系・旭岳・トムラウシ 雪渓を登り
雪渓を登り
大雪山系・旭岳・トムラウシ 木道へ
木道へ
大雪山系・旭岳・トムラウシ お花畑
お花畑
大雪山系・旭岳・トムラウシ 左:石狩岳、右:二ペソツ
左:石狩岳、右:二ペソツ
大雪山系・旭岳・トムラウシ ウルップソウ
ウルップソウ
大雪山系・旭岳・トムラウシ トムラウシ!奥には十勝岳連峰
トムラウシ!奥には十勝岳連峰
大雪山系・旭岳・トムラウシ 女王コマクサ現る
女王コマクサ現る
大雪山系・旭岳・トムラウシ 化雲岳 山頂 (今回初のピーク)
化雲岳 山頂 (今回初のピーク)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 平らな稜線。雪が少ない…
平らな稜線。雪が少ない…
大雪山系・旭岳・トムラウシ 山頂の岩の上から
山頂の岩の上から
大雪山系・旭岳・トムラウシ 忠別岳方面
忠別岳方面
大雪山系・旭岳・トムラウシ ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ
大雪山系・旭岳・トムラウシ 帰ります~
帰ります~
大雪山系・旭岳・トムラウシ エゾルリソウ?
エゾルリソウ?
大雪山系・旭岳・トムラウシ ポン化雲への縦走路
ポン化雲への縦走路
大雪山系・旭岳・トムラウシ ヨツバシオガマがいっぱい!
ヨツバシオガマがいっぱい!
大雪山系・旭岳・トムラウシ ミヤマリンドウ?
ミヤマリンドウ?
大雪山系・旭岳・トムラウシ 最後の雪渓で水を採取
最後の雪渓で水を採取
大雪山系・旭岳・トムラウシ ちょっと休憩
ちょっと休憩
大雪山系・旭岳・トムラウシ ポン沼
ポン沼
大雪山系・旭岳・トムラウシ 第二公園へ
第二公園へ
大雪山系・旭岳・トムラウシ 天人峡まで8.5キロ…
天人峡まで8.5キロ…
大雪山系・旭岳・トムラウシ どこが第二公園なんだろうか?
どこが第二公園なんだろうか?
大雪山系・旭岳・トムラウシ ワタスゲ
ワタスゲ
大雪山系・旭岳・トムラウシ 第一公園の木道
第一公園の木道
大雪山系・旭岳・トムラウシ ガッスガス!旭岳は見えません!
ガッスガス!旭岳は見えません!
大雪山系・旭岳・トムラウシ 木道が終わり山道へ
木道が終わり山道へ
大雪山系・旭岳・トムラウシ 手厚く保護してください
手厚く保護してください
大雪山系・旭岳・トムラウシ 羽衣の滝
羽衣の滝
大雪山系・旭岳・トムラウシ ここで30匹程の蚊の大群に襲われる
ここで30匹程の蚊の大群に襲われる
大雪山系・旭岳・トムラウシ 九十九折り
九十九折り
大雪山系・旭岳・トムラウシ サンカヨウの実
サンカヨウの実
大雪山系・旭岳・トムラウシ 天人峡へ
天人峡へ
大雪山系・旭岳・トムラウシ 帰ってきますた
帰ってきますた
大雪山系・旭岳・トムラウシ 登山口
登山口
大雪山系・旭岳・トムラウシ 天人閣はいつ見ても不気味
天人閣はいつ見ても不気味
大雪山系・旭岳・トムラウシ 今回の温泉♨️
今回の温泉♨️
大雪山系・旭岳・トムラウシ 今回の飯屋
今回の飯屋
大雪山系・旭岳・トムラウシ ボリュームやばすぎ!
ボリュームやばすぎ!

メンバー

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。