あつた労山のヤマトレOB会で藤原岳に行ってきました。 メンバーはKT(リーダー)、KK、HO、YS、HI。 31歳から69歳の酒好き山好きの5名。 夕方以降から明日にかけて悪天候が心配される中スタート。 本来は予定は以下の通り。 初日が、聖宝寺登山口-藤原山荘-藤原岳-藤原山荘-白瀬峠-信の谷テント場でテン泊 もしも間に合えばボタンブチまで行ってテン泊。 二日目が、御池岳-ボタンブチ-御池岳-鈴北岳-白瀬峠-木和田尾登山口 結果は体調や天候等を考慮して藤原山荘で小屋泊して大貝戸を下山しました。 残念ながら二日目の軌跡はスマホのパッテリーが切れてしまい残せませんでした。 聖宝寺登山口からの上りは無風のなかの蒸し暑さによって体力をどんどん奪われました。 しかし、特筆すべきはヒルの巣窟であったこと。 この時期のこのコースはよほどのヒル好きでなければお勧めできません。 置いた足元にはヒルが立ち上がって我々を迎えるのです。 そしてヒルクライムが始まります。 靴についたヒルをデコピンでブッ飛ばしながら、かなり気を付けて登ってきたのに3人がその犠牲者となりました。アーメン。 なぜ神はこのような生き物を御創りになられたのか僕には理解ができません。 大貝戸登山道に合流してからはヒルも少なくなりました。 みなさんこの時期は大貝戸登山口から登りましょう。 藤原山荘まではパラパラと雨が降ったりもしましたがなんとかカッパを着ることもなく到着。 夜から明日にかけてはかなりの雨が予想されるので藤原山荘は貸し切りの雰囲気が漂う。 ところが、雨が降り出してきてから団体様が到着。 いなべ総合学園の登山部のみなさんでした。 先生2人、男子8人、女子11人の構成。 僕が今まで想像していた登山部のイメージと違ってこんなに女子が多いとは驚きました。 なかなか体験できない賑やかさで得した気分です。 僕にとっては初めての小屋泊体験です。 夜は12時前からかなり強い雨が降り続けました。 なぜか寝つきが悪くいつまでも雨の音と、時折吹き付ける強風の音をずっと聞いていました。 テントの方が落ち着く感じがしたのは気のせいでしょうか。 そうそう、HOさんの豚の角煮むっちゃうまかったです。 僕も山飯の練習しなくっちゃね。
聖宝寺からの階段を登りきると管理釣り場があります。
1日4,300円で楽しめます。
ほぼ池一面にこの魚影にはビックリ!
暑さに苦しみながらヒル祭りスタートです。マジ多いんすけど!
靴に上ってきたヒル達をデコピンで落としながら進みます。YSさん曰く「チンアナゴみたいー」
5人中3人がヒルの洗礼を受けました。この時期の聖宝寺ルートはバツゲームでない限り絶対に立ち入り禁止です!
大貝戸登山道に合流するとヒルの姿はうすくなりました。
ガスガスの空には慣れっこ。
無風の中の暑さに加え、全員16~18kgの荷物に体力を奪われてヘロヘロで上を目指します。
避難小屋の前に到着。想像以上に体力を消耗したので、今夜からの天候も考慮してここで計画を変更しました。
今夜の寝床はここの避難小屋に決定。あと1時間程度稜線を進んで、またここに戻ってくることにしました。ちなみに写真の建物はトイレです。
ガスガスだけど気持ちのいい稜線歩きです。
静かでええわ~
天狗岩から北側へ抜けるには明瞭な道がありません。遭難事例があるそうです。その時遭難者を発見したうちの1人が写真の一番左の人。
ここも静かやな~
今日はここまで。さあ、小屋へ戻って宴の準備をしなくっちゃ!
なかなか存在感のある岩です。
道が見えんわ。
ここまで来たら小屋まであと少し。
天気が良かったらもっと気持ちいいだろね~
しかしデッケーケルンだな。
1.3リットルのお湯が沸かせます。
たたむとこんな感じ。便利グッズですね。いらなくなったら僕にください。
待ってました!宴スタート!
いなべ総合学園の山岳部のみなさんが登ってきました。小屋前にテントを張ります。
男子8名。女子11名。山岳部で女子が多いってビックリ!
すでに出来上がった大人達は小屋の前でふらふらと・・・
小屋の2階はこんな感じ。深夜はものすごい雨で、外の高校生達が心配になってしまいます。
どこでもすぐ寝る男(左)。ヒルに精神的にやられた男(右)。
下山です。相当な雨を覚悟していたのですが、パラパラと降る程度。
滑り易いところが続きます。足元に神経を集中しながら進みます。
四合目です。山頂からここまでヒルに出会わなかったのですが、ここで2匹のヒルが靴にへばり付いていました。
最後の休憩。
二合目あたりになってくると、下界の電車の音とかが聞こえはじめます。
このあたりで僕は気づきました。そういえば集合写真撮ってなかった・・・
無事下山。ケガ無し!吸血有り!お疲れ様でした。
ピントが合っていませんが、ヒルに塩をまいて仕返し中。二度と出てくるんじゃねー!