活動データ
タイム
07:06
距離
15.7km
のぼり
1675m
くだり
1676m
活動詳細
すべて見る一度、登りたかった御嶽山(おんたけさん)に行きました。 2014年9月27日の噴火以来、山頂部の入山規制が続いている御嶽山。 二ノ池手前から山頂までの約600mの登山規制を、7月1日から10月16日まで解除すると発表があったので山頂まで登り周回しました。 御嶽山は、古くから山岳信仰の対象の山として信者の畏敬を集めてきた巨峰で、いくつもの峰を連ねてそびえる活火山です。標高は3000メートルを越えます。 黒沢口登山口から登り、山頂ー摩利支天(まりしてん)ー継子岳(ままこだけ)を周回するつもりでしたが、三ノ池からの下山道が落石のため通行ができず周回し山頂を経由して下山しました。 山頂は、まだ噴火の痕跡があり硫黄のにおいが漂います。 亡くなった方にご冥福をお祈りし周回しました。 いつもは歩いた順番で日記を書いていますが、御嶽山は登山道も整備され迷う個所も無いので今回は割愛します。 今回伝えたいことは、3000メートルの雨風です。 登った日は、昼からの天候が悪くなる予報だったので朝早く登り下山する予定でしたが、10:00くらいから雨が降り出し下山途中に山頂付近を通過しなければならない状況になりました。 3000メートルでは、とにかく風が強いです。途中避難小屋に避難したのですが小屋が風で揺れるくらいの暴風です。風が強いと一気に体温を奪われます。薄手のシェルとレインコートで雨風を防ぎましたが、もし持っていなければ下山できない状況でした。 山頂付近の吹きさらしの場所は、暴風雨になるので風で飛ばされる可能性があります。ただそこで立ち止まれば一気に体温を奪われ動けなくなります。私はそれを経験から理解していたので、そんな場所は一気に風があたらない場所まで移動し下山しました。雨風が強くなれば恐怖です。ただそこで動かなくなると命の危険があります。怖くなっても、風が当たらなくなる場所まで移動する。 教訓にしてください。 山頂を越えて樹林帯までくれば、しとしと降っている雨に変わりました。 予想通りです。以前北岳(3193m)に登った時も、山頂付近暴風雨、登山口晴れという状況でした。 登山口で、しとしとの雨が降っていても油断せず登ってください。 必ず防寒着は持って行ってください。お願いします。 最後に、黒沢登山口までマイカーで行きました。 大阪からの場合、中央道の中津川ICで降りて国道を進みますが、まだ登山口まで80キロありました。しかも最後の10キロはくねくねの道です。あまり広くないので対向車があれば注意が必要です。 登られる方は、気合を入れて運転してください。 私も、運転がかなり疲れました(笑)
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