月山 湯殿山口

2019.07.03(水) 日帰り

活動データ

タイム

11:36

距離

15.6km

のぼり

1382m

くだり

1411m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 36
休憩時間
26
距離
15.6 km
のぼり / くだり
1382 / 1411 m
38
22
2 19
1 2
24
2 18
2 50
23
43

活動詳細

すべて見る

週末に天気が崩れるサイクルに我慢できずに、思い切って有給休暇をもらって数十年越しのクロユリに逢いに月山へ。 変化にとんだ風景が魅力的な湯殿山コース。のんびり時間をかけて歩きたいので有料道路ゲートが開く時間を待たずに森の中の湯殿山参道を辿りました。 ゲート横の湯殿山神社参道の道標を辿って最初から歩きたかったのですが、廃業した湯殿山ホテルにアスベストが使用されていることが判明して、参道が始まるホテル付近は立ち入り禁止になって歩けませんでした。

月山 今更アスベストと言われても…という思いですが仕方なく最初は車道を歩きます。
今更アスベストと言われても…という思いですが仕方なく最初は車道を歩きます。
月山 歩き始めて数分で車道を横切る参道入口が見えてくるのでここから森の中に入ります。
歩き始めて数分で車道を横切る参道入口が見えてくるのでここから森の中に入ります。
月山 ブナ林の比較的広めで整備された道を朝日に向かって歩きます。
途中には数か所の史跡があって何度か車道と交差します。
ブナ林の比較的広めで整備された道を朝日に向かって歩きます。 途中には数か所の史跡があって何度か車道と交差します。
月山 湯殿山山麓所の大鳥居まで来ました。
ここからは御神域が近いので撮影は控えて神々を心で感じながら歩きます。
湯殿山山麓所の大鳥居まで来ました。 ここからは御神域が近いので撮影は控えて神々を心で感じながら歩きます。
月山 道中にはオオバミゾホオズキがあちらこちらに咲いていました。
道中にはオオバミゾホオズキがあちらこちらに咲いていました。
月山 ここを右に折れると月光坂。稜線からの朝日がまぶしいです。
ここを右に折れると月光坂。稜線からの朝日がまぶしいです。
月山 リュウキンカとワサビの茂る滑りやすい沢道を辿ります。
秋に来ても水量がほとんど変わらないのでおそらく山腹からの湧き水が水源。
リュウキンカとワサビの茂る滑りやすい沢道を辿ります。 秋に来ても水量がほとんど変わらないのでおそらく山腹からの湧き水が水源。
月山 少しだけ透明になったサンカヨウ。
まだ蕾のものもたくさんあって雪解けが遅い斜面だということがわかります。
少しだけ透明になったサンカヨウ。 まだ蕾のものもたくさんあって雪解けが遅い斜面だということがわかります。
月山 この月光坂名物の鉄梯子が出てきました。これが出てくると稜線はもうすぐ。
この月光坂名物の鉄梯子が出てきました。これが出てくると稜線はもうすぐ。
月山 梯子には奉納された方々のお名前。
梯子には奉納された方々のお名前。
月山 一つ目の長い梯子。
この梯子が無かったら崩壊が進んで歩けなくなっていたと思われる急斜面にしっかり固定されています。
一つ目の長い梯子。 この梯子が無かったら崩壊が進んで歩けなくなっていたと思われる急斜面にしっかり固定されています。
月山 二つ目の長い梯子。
かなりの斜度がありますが、ぐらつくこともなく、ちょうどよい高さの手すりで安心して登れます。
二つ目の長い梯子。 かなりの斜度がありますが、ぐらつくこともなく、ちょうどよい高さの手すりで安心して登れます。
月山 比較的新しい梯子の銘版。遠く千葉県からの奉納なんですね。
比較的新しい梯子の銘版。遠く千葉県からの奉納なんですね。
月山 装束場に到着。
この小屋は老朽化が進んて扉が中から開け辛くなった!?とのことで閉鎖されてます。
装束場に到着。 この小屋は老朽化が進んて扉が中から開け辛くなった!?とのことで閉鎖されてます。
月山 雪が所々に残る景色の中、花々に先導されて登山道を辿ります。
雪が所々に残る景色の中、花々に先導されて登山道を辿ります。
月山 振り返って湯殿山。
水芭蕉の甘い香りがあたり一面に漂っていました。
振り返って湯殿山。 水芭蕉の甘い香りがあたり一面に漂っていました。
月山 朝日に照らされた残雪が美しいです。でも表面はガチガチの氷で慎重に歩きます。
朝日に照らされた残雪が美しいです。でも表面はガチガチの氷で慎重に歩きます。
月山 大好きな浄身川に到着。
地下水を源流とした苔むした沢がいい感じ。水が湧いている場所まで行って喉を潤します。
大好きな浄身川に到着。 地下水を源流とした苔むした沢がいい感じ。水が湧いている場所まで行って喉を潤します。
月山 2つの大きな雪渓を超えますが、斜度があって表面も凍っていて危険なためにアイゼンを履きました。
2つの大きな雪渓を超えますが、斜度があって表面も凍っていて危険なためにアイゼンを履きました。
月山 振り返ると湯殿山が遠くに。
この時点では朝日連峰が肉眼で見えていましたがやがて雲の中に。
振り返ると湯殿山が遠くに。 この時点では朝日連峰が肉眼で見えていましたがやがて雲の中に。
月山 金姥のコルに到着。
朝霞の向こうには月山の頂稜。
金姥のコルに到着。 朝霞の向こうには月山の頂稜。
月山 朝露の水玉を綿毛に乗せたヒナウスユキソウがなんとも愛らしいです。
朝露の水玉を綿毛に乗せたヒナウスユキソウがなんとも愛らしいです。
月山 夏道はまだ大きな雪渓に覆われていて、半分ほどは雪の上を歩きますがアイゼンを履かずに歩けます。
夏道はまだ大きな雪渓に覆われていて、半分ほどは雪の上を歩きますがアイゼンを履かずに歩けます。
月山 牛首の分岐。
リフトの案内放送が良く聞こえますが、営業時間前なので登ってくる人はいません。
牛首の分岐。 リフトの案内放送が良く聞こえますが、営業時間前なので登ってくる人はいません。
月山 最後のきつい登りも愛らしい花々に癒されてテンションがあがって苦にはなりません。
最後のきつい登りも愛らしい花々に癒されてテンションがあがって苦にはなりません。
月山 振り返ると雪渓をすごいスピードで登ってくる登山者が見えます。
その体力がうらやましい。
振り返ると雪渓をすごいスピードで登ってくる登山者が見えます。 その体力がうらやましい。
月山 月山神社に到着。
北方面は抜けるような青空。鳥海山は少しだけピークをのぞかせていましたがやがて雲の中に。
月山神社に到着。 北方面は抜けるような青空。鳥海山は少しだけピークをのぞかせていましたがやがて雲の中に。
月山 あーっこんにちは!
数十年越しにやっと逢えたクロユリ。ちょうど良い時期に来たため、かなりの数の元気な株と花を見ることができました。
あーっこんにちは! 数十年越しにやっと逢えたクロユリ。ちょうど良い時期に来たため、かなりの数の元気な株と花を見ることができました。
月山 悪臭と言われているクロユリですが、実際には栗の花の香りとほぼ同じ。まぁ栗の花の香り自体も賛否両論ですが(^-^;
悪臭と言われているクロユリですが、実際には栗の花の香りとほぼ同じ。まぁ栗の花の香り自体も賛否両論ですが(^-^;
月山 お祓いを済ませて、せっかくなので三角点にも足を運びました。
お祓いを済ませて、せっかくなので三角点にも足を運びました。
月山 お昼ごはんは南斜面のお花畑で。
斜面にはハクサンイチゲやチングルマ、ヒナウスユキソウにイワカガミ、その他いっぱい。いい感じに散在する岩々と背景の青空の演出がたまりません。あぁ帰りたくないー(^o^)/
お昼ごはんは南斜面のお花畑で。 斜面にはハクサンイチゲやチングルマ、ヒナウスユキソウにイワカガミ、その他いっぱい。いい感じに散在する岩々と背景の青空の演出がたまりません。あぁ帰りたくないー(^o^)/
月山 雲が湧いてきて青空が無くなってきたのを言い訳に帰ることにします。
朝はまだ半開きだったミヤマキンバイが全開になって登山道が華やかです。姥ヵ岳の向こうには湯殿山。
雲が湧いてきて青空が無くなってきたのを言い訳に帰ることにします。 朝はまだ半開きだったミヤマキンバイが全開になって登山道が華やかです。姥ヵ岳の向こうには湯殿山。
月山 エゾノツガザクラ。
北海道のと比べて色が淡いような気がしますが個体差かな?
それでも懐かしいです。
エゾノツガザクラ。 北海道のと比べて色が淡いような気がしますが個体差かな? それでも懐かしいです。
月山 キスゲは咲き始め。
満開の頃が楽しみです。
キスゲは咲き始め。 満開の頃が楽しみです。
月山 下山はたくさんの花々を愛でながらゆーっくり歩きました。
湯殿山がだいぶ近づいてきました。
下山はたくさんの花々を愛でながらゆーっくり歩きました。 湯殿山がだいぶ近づいてきました。
月山 途中の浄身川では顔を洗ってのどを潤して、そして装束場まで戻ってきました。
名残惜しいですが主稜線から月光坂を下ります。 
途中の浄身川では顔を洗ってのどを潤して、そして装束場まで戻ってきました。 名残惜しいですが主稜線から月光坂を下ります。 
月山 道中ではお湯の湧く御神体のある湯殿山本宮でお祓いをしていただきました。
湯殿山山麓所を超えて振り返ると月山方面の青空は無くなって再び梅雨空に。
道中ではお湯の湧く御神体のある湯殿山本宮でお祓いをしていただきました。 湯殿山山麓所を超えて振り返ると月山方面の青空は無くなって再び梅雨空に。
月山 今回の山歩きはクロユリに逢うのが最大の楽しみでしたが、もしかしたらキヌガサソウにも?と思っていたら会えました!
今回の山歩きはクロユリに逢うのが最大の楽しみでしたが、もしかしたらキヌガサソウにも?と思っていたら会えました!
月山 渦を巻いて地中から顔をだして、その渦を解いて花開くキヌガサソウ。
これから咲く株も、生まれたばかりの株もたくさん見れて大満足でした。
渦を巻いて地中から顔をだして、その渦を解いて花開くキヌガサソウ。 これから咲く株も、生まれたばかりの株もたくさん見れて大満足でした。
月山 帰り道も森の中の湯殿山参道を経由。午後のブナの森もまた美しいです。
帰り道も森の中の湯殿山参道を経由。午後のブナの森もまた美しいです。
月山 参道脇にはギンリョウソウがたくさん。
ほとんど汚れていない真っ白な株ばかりでした。
参道脇にはギンリョウソウがたくさん。 ほとんど汚れていない真っ白な株ばかりでした。
月山 無事下山。
立ち入り禁止で歩けなくなった参道入口の道標がなんか悲しいですが、今回も長い時間山歩きが楽しめました。
無事下山。 立ち入り禁止で歩けなくなった参道入口の道標がなんか悲しいですが、今回も長い時間山歩きが楽しめました。

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