八ヶ岳7座周回(美濃戸より日帰り)

2016.07.10(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 30
休憩時間
1 時間 12
距離
19.8 km
のぼり / くだり
2044 / 2045 m
2
1 38
12
26
1
32
13
18
9
34
37
35
22

活動詳細

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冬から計画していた日帰り山行のひとつ、美濃戸からの南八ヶ岳日帰り周回。 雨や強風のため2週間遅れとなりましたが、ようやく実現することができました。 美濃戸から南沢ルートで夜明け前にスタートし、行者小屋から阿弥陀岳、中岳、赤岳、横岳、硫黄岳、赤岩の頭、峰の松目を周回。赤岳鉱泉に下り北沢ルートで美濃戸に戻るコースです。 【美濃戸から行者小屋】 朝4時過ぎに赤岳山荘駐車場に到着。薄暗い中、ヘッデン装着で美濃戸山荘に向かいます。ゲートを過ぎ南沢ルートへ。渡渉を繰り返しながら沢沿いの登山道をゆるやかに登っていきます。やがて涸沢から横岳を望みつつ進み、樹林帯を抜けて行者小屋へ。テン場を横切り、中岳道へと歩を進めました。 【行者小屋〜中岳のコル】 ほどなく阿弥陀岳分岐。中岳道を選択し、静かで日当たりの良い樹林帯を登っていきます。高度が上がるごとに横岳、硫黄岳、赤岩の頭、峰の松目が姿を現し、眼前には赤岳、中岳が迫ってきます。森林限界を越える頃、中岳のコルに到着。とたんに目の前が大きく開け、真正面に雲海に浮かぶ巨大な富士山が! …劇的に富士山に出会えるこのルート、おススメです! 【(1)阿弥陀岳 2805m】 鉄梯子、クサリが続くので、ストックを仕舞って登り始めました。日当たりの良い斜面には高山植物が咲き乱れ、左に富士、権現、南アルプス、振り返れば中岳から赤岳の美しい稜線、右手に横岳、硫黄岳と北八ツの峰々…と眺望も抜群でなかなか先に進めません(笑)。頂上からは360度の大パノラマ。眼の前に迫る赤岳の勇姿はもちろんのこと、南ア〜中ア〜御嶽〜乗鞍〜北アの眺望は圧巻! 今シーズン2度目の阿弥陀岳登頂でしたが、この眺望を独り占めする贅沢な時間を過ごすことができました(本日の7座のうち、山頂を独占できたのはここだけでした)。 【(2)中岳 2705m】 これを一座と数えて良いか…と逡巡しましたが、今回の山行では山頂表記のあるものは一座と数えることにしました。 赤岳と阿弥陀岳の稜線上にあるピーク。360度、南八ヶ岳の展望台です。山頂はそんなに広くありませんが眺望は最高でした。 【(3)赤岳 2899m】 中岳からコルに下り登り返すとやがて文三郎尾根分岐。ここから一気に登山客が増加し渋滞気味に。山頂が近づくにつれクサリやハシゴが次々と現れるため再びストックを仕舞う。登山者の半分以上がヘルメットを装着し、簡易ハーネスを使う方も結構おられました。キレット分岐、竜頭峰分岐を経て山頂へ。 さすがに赤岳は人が多く山頂(南峰)では写真撮影の行列が! 先は長いので長居せず、頂上山荘(北峰)でバッジを買い、急ぎ横岳へ…向かいたかったんですが、赤岳天望荘への下りですぐに渋滞ストップ。切れ目なく登ってくる登山者を前に相当時間の待機。人気のお山の宿命ですねぇ…。 ようやく下り、天望荘を通り抜けようとした時、正面からカッチョイイ登山者の姿が! 「さすがに東京の登山者は垢抜けとるのう〜ッ。しかも東海のmaeさんみたいに男前やないか〜」と思ったら、 …maeさんでした(笑)。よく見れば、ちゃんとYAMAP東海Tシャツも着てるではないですか! 嬉しい出逢いに、渋滞で萎えていたテンションがグンと上がります! 聞けばmaeさん、土曜は赤岳鉱泉にテン泊、今日は硫黄岳から縦走中とのこと。…自分ら、逆回転してたんですねぇ(^-^) 記念撮影をしていただき、固い握手で北と南に分かれたのでした。 【(4)横岳 2829m】 横岳は南北800m続く岩塔の総称で、南から二十三夜峰、日ノ岳、鉾岳、石尊峰、三叉峰、無名峰、奥ノ院と続きます。コースは険しく鉄ハシゴとクサリの連続、一方、ここは高山植物の宝庫でもありウルップソウをはじめ、美しい花々の群生を楽しむことができました。途中、西から吹き上がるガスで視界が遮られましたが、その分涼しく快適に歩くことができたかも。 【(5)硫黄岳 2760m】 台座の頭(標高2795m…これは一座に数えてません)を過ぎたところに高山植物の保護エリアが広がっており、コマクサの見事な群生が見られて感無量! ここから硫黄岳山荘付近まで、美しいコマクサを心ゆくまで堪能できます。硫黄岳山荘で手ぬぐいやバッジを買い求め、軽くパンをかじってから、大ダルミを硫黄岳山頂へ向けて登っていきます。富士山は雲に隠れていたので、今日は爆裂火口の端っこには行かず。美濃戸方面に向けて下ります。 【(6)赤岩の頭 2656m】 これまた一座と数えて良いものか。でも「赤岩の頭・頂上」と標識が立っていたので、一座とします(日本百名山にも登場するし)。峰の松目から見上げると立派な山です。 【(7)峰の松目 2567m】 マイナーながら三角点のある山。しかも『日本百名山』では八ヶ岳の八座を「赤岳、横岳、阿弥陀岳、権現岳、硫黄岳、西岳、編笠山、峰の松目」としており、れっきとした南八ツの一軍選手なのデス。コルからオーレン小屋に下ることができるので、通常は桜平から硫黄岳の周回ついでに登られるようです。ウワサどおり頂上に眺望は皆無。さすがに誰もいないだろうと思ったらなんと先客が1名…。人がいたことに驚くような山でした(^。^;) 峰の松目からは、赤岩の頭までピストンで登り返し、赤岳鉱泉へと降下。北沢ルートで美濃戸まで戻りました。 梅雨の合間としては天気も良く、充実した山行になりました。 ………………………………………………………………………………………… ー行動時間LOGメモ(計10時間9分)ー 赤岳山荘駐車場(6分)美濃戸山荘(56分)中ノ行者小屋跡(46分)行者小屋(25分)中岳のコル登山道水場(21分)中岳のコル(27分)阿弥陀岳(17分)中岳のコル(15分)中岳(18分)文三郎尾根分岐(20分)竜頭峰(5分)赤岳(7分)赤岳頂上山荘(29分)赤岳天望荘(4分)地蔵の頭(10分)二十三夜峰(17分)日ノ岳(7分)鉾岳(6分)石尊峰(7分)三叉峰(10分)無名峰(3分)横岳〔奥ノ院〕(17分)台座の頭(13分)硫黄岳山荘(21分)硫黄岳(16分)赤岩の頭(39分)峰の松目(45分)赤岩の頭(39分)ジョウゴ沢(4分)大同心沢〔大同心ルンゼ〕分岐(6分)赤岳鉱泉(33分)堰堤広場(25分)美濃戸山荘(4分)赤岳山荘駐車場 ※登りで行動時間が遅れがちに…。ハイシーズンは渋滞を見込んで計画を立てること。

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 美濃戸・赤岳山荘駐車場。暗がりの中、阿弥陀岳と御小屋尾根のシルエットが浮かび上がります。ヘッデンを装着し、まずは美濃戸山荘のゲートに向かいます。
美濃戸・赤岳山荘駐車場。暗がりの中、阿弥陀岳と御小屋尾根のシルエットが浮かび上がります。ヘッデンを装着し、まずは美濃戸山荘のゲートに向かいます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 美濃戸山荘の目の前には北沢ルートと南沢ルートの分岐点が。まずは南沢ルートで行者小屋をめざします。
美濃戸山荘の目の前には北沢ルートと南沢ルートの分岐点が。まずは南沢ルートで行者小屋をめざします。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 右手の御小屋尾根と並んで阿弥陀岳方面へと進んでいきます。あのピークが御小屋山でしょうか。ここは諏訪大社の社有林で、御柱祭では上社の御柱がここから伐り出されます(先日の御柱祭に関するNHK特集を観て、八ヶ岳への興味がより深くなりました)
右手の御小屋尾根と並んで阿弥陀岳方面へと進んでいきます。あのピークが御小屋山でしょうか。ここは諏訪大社の社有林で、御柱祭では上社の御柱がここから伐り出されます(先日の御柱祭に関するNHK特集を観て、八ヶ岳への興味がより深くなりました)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 幾度となく沢を渡渉しながら、鬱蒼とした樹林帯を登っていきます。
幾度となく沢を渡渉しながら、鬱蒼とした樹林帯を登っていきます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 細い流れがある涸れ沢。先日の雨で結構な流れになっていますが、ここも登山道。登っていきます。
細い流れがある涸れ沢。先日の雨で結構な流れになっていますが、ここも登山道。登っていきます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 標高が上がるにつれ、ゴゼンタチバナが姿を現しました。
標高が上がるにつれ、ゴゼンタチバナが姿を現しました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ミヤマダイモンジソウ(深山大文字草)でしょうか…。岩陰にひっそりと…。
ミヤマダイモンジソウ(深山大文字草)でしょうか…。岩陰にひっそりと…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) シロハナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)。
シロハナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 樹林帯を抜け、土石流で埋まったといわれる登山道を登っていきます。
樹林帯を抜け、土石流で埋まったといわれる登山道を登っていきます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 白河原から見上げる横岳。大同心がそそり立ち朝靄が昇っていきます。…晴れますように!
白河原から見上げる横岳。大同心がそそり立ち朝靄が昇っていきます。…晴れますように!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) とうとう前方に赤岳が姿を現しました。名前の通り山肌は赤く、緑と赤のコントラストがこの山らしさを醸し出しています。
とうとう前方に赤岳が姿を現しました。名前の通り山肌は赤く、緑と赤のコントラストがこの山らしさを醸し出しています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 行者小屋に到着。宿泊者の方たちが出発前の準備運動をしています。うしろは横岳。
行者小屋に到着。宿泊者の方たちが出発前の準備運動をしています。うしろは横岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 行者小屋のバイオトイレ。使用料は100円です(ペーパー備付)。
行者小屋のバイオトイレ。使用料は100円です(ペーパー備付)。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 週末とハイシーズンのみおでん有り(1本100円〜150円)。缶ビール500円、ペットボトル400円。生ビールは800円也。
週末とハイシーズンのみおでん有り(1本100円〜150円)。缶ビール500円、ペットボトル400円。生ビールは800円也。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 【パノラマ】左より赤岳、中岳、阿弥陀岳。日が差してきましたよ!
【パノラマ】左より赤岳、中岳、阿弥陀岳。日が差してきましたよ!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 行者小屋からほどなく阿弥陀岳分岐(赤岳(文三郎尾根)と阿弥陀岳(中岳道、阿弥陀北陵)の分岐点)。阿弥陀岳方面に進みます。
行者小屋からほどなく阿弥陀岳分岐(赤岳(文三郎尾根)と阿弥陀岳(中岳道、阿弥陀北陵)の分岐点)。阿弥陀岳方面に進みます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 木漏れ日の差す登山道をぐいぐい登っていきます。鳥のさえずりが心地よいです。
木漏れ日の差す登山道をぐいぐい登っていきます。鳥のさえずりが心地よいです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) キバナコマノツメ。水滴がみずみずしい!
キバナコマノツメ。水滴がみずみずしい!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) オサバグサ。花が水滴に包まれていますね(^-^)
オサバグサ。花が水滴に包まれていますね(^-^)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 足元にひっそりとマイヅルソウ。
足元にひっそりとマイヅルソウ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 横岳と硫黄岳。横岳…、阿弥陀岳同様、ギザギザでカッコイイ系ですねぇ〜。シビレルッ!
横岳と硫黄岳。横岳…、阿弥陀岳同様、ギザギザでカッコイイ系ですねぇ〜。シビレルッ!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ここは、ちょっとキツい傾斜です。足元がガレており、備付のザイルがありがたい箇所。こうして登り詰めていくと…
ここは、ちょっとキツい傾斜です。足元がガレており、備付のザイルがありがたい箇所。こうして登り詰めていくと…
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) アッ…!!!       中岳のコル(2640m)に立った瞬間、この光景! 想像をはるかに越えて大きい富士に大感激でした。…ちょうど中岳から下りてこられた登山者の方としばし歓談。「その日最初に観た富士山は、本当に良いものですよね!」のお言葉に深く同意。
アッ…!!!       中岳のコル(2640m)に立った瞬間、この光景! 想像をはるかに越えて大きい富士に大感激でした。…ちょうど中岳から下りてこられた登山者の方としばし歓談。「その日最初に観た富士山は、本当に良いものですよね!」のお言葉に深く同意。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) …行者小屋経由で登ってきたと伝えると「こっちから登って正解、文三郎尾根は大渋滞だったよ」とのこと。峰の松目まで周回すると伝えると「脚より渋滞が心配かも。地蔵尾根分岐まで人がいっぱいだよ」と…。ならば急がねばッ!さあ!一座目・阿弥陀岳へ〜ッ!
…行者小屋経由で登ってきたと伝えると「こっちから登って正解、文三郎尾根は大渋滞だったよ」とのこと。峰の松目まで周回すると伝えると「脚より渋滞が心配かも。地蔵尾根分岐まで人がいっぱいだよ」と…。ならば急がねばッ!さあ!一座目・阿弥陀岳へ〜ッ!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) とにかく富士山が、とてつもなくでっかいんです。早く登りたいのに、立ち止まってはため息が!
とにかく富士山が、とてつもなくでっかいんです。早く登りたいのに、立ち止まってはため息が!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 頂上まで高低差165mはほとんど岩場。鉄梯子やクサリ、時に三点支持で登っていきます。
頂上まで高低差165mはほとんど岩場。鉄梯子やクサリ、時に三点支持で登っていきます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) タカネグンナイフウロ(高嶺郡内風露)?
タカネグンナイフウロ(高嶺郡内風露)?
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) この前登ったギボシ、権現岳、三ツ頭。その向こうに富士山が…この景色、感無量です。
この前登ったギボシ、権現岳、三ツ頭。その向こうに富士山が…この景色、感無量です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 岩とクサリの間に高山植物がたくましく息づいています。花と眺望が気になってなかなか進めません…。
岩とクサリの間に高山植物がたくましく息づいています。花と眺望が気になってなかなか進めません…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ふと右側に目を落とせば、行者小屋が小さく見えていました。
ふと右側に目を落とせば、行者小屋が小さく見えていました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 天空に向けて伸びるミヤマダイコンソウ(深山大根草)。
天空に向けて伸びるミヤマダイコンソウ(深山大根草)。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳と横岳のコルの向こうにも雲海が広がっています。
赤岳と横岳のコルの向こうにも雲海が広がっています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 阿弥陀岳・御料局三角点。今シーズン2回目の登頂です。
阿弥陀岳・御料局三角点。今シーズン2回目の登頂です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 阿弥陀岳山頂から、御嶽、乗鞍、北アルプス…。きれいに観えています。
阿弥陀岳山頂から、御嶽、乗鞍、北アルプス…。きれいに観えています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 【パノラマ】阿弥陀岳山頂から富士山、南ア、中ア、御嶽、乗鞍、北ア…。
【パノラマ】阿弥陀岳山頂から富士山、南ア、中ア、御嶽、乗鞍、北ア…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ■【(1) 阿弥陀岳(2805m)】 誰もいない山頂。360度の大パノラマ。なんという贅沢でしょうか! 富士山、南アの手前に三ツ頭、権現岳、編笠山。
■【(1) 阿弥陀岳(2805m)】 誰もいない山頂。360度の大パノラマ。なんという贅沢でしょうか! 富士山、南アの手前に三ツ頭、権現岳、編笠山。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 蓼科山から天狗岳まで、北八ツの峰々。
蓼科山から天狗岳まで、北八ツの峰々。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 何とも去りがたいのですが、先は長い…。赤岳方面に下山します。
何とも去りがたいのですが、先は長い…。赤岳方面に下山します。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 阿弥陀岳下山中。眼前に中岳、その向こうに八ヶ岳連峰の主峰・赤岳が聳えます。
阿弥陀岳下山中。眼前に中岳、その向こうに八ヶ岳連峰の主峰・赤岳が聳えます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 鉄平石でしょうか。美ヶ原でよく見られる輝石安山岩。
鉄平石でしょうか。美ヶ原でよく見られる輝石安山岩。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 中岳のコルまで下りてきました。ハイマツをかき分けながら、中岳に向かいます。
中岳のコルまで下りてきました。ハイマツをかき分けながら、中岳に向かいます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 中岳の岩場には、ハイマツ、ミヤマダイコンソウと一緒にコメバツガサクラ(米葉栂桜)が。
中岳の岩場には、ハイマツ、ミヤマダイコンソウと一緒にコメバツガサクラ(米葉栂桜)が。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ■【(2)中岳(2705m)】 南八ヶ岳の中央にあるピークなので、まさに360度、南八ヶ岳を見渡すことができる展望台です。
■【(2)中岳(2705m)】 南八ヶ岳の中央にあるピークなので、まさに360度、南八ヶ岳を見渡すことができる展望台です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 中岳頂上から、阿弥陀岳。そのうしろには、左に南アルプス、右に北アルプス。
中岳頂上から、阿弥陀岳。そのうしろには、左に南アルプス、右に北アルプス。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) …そして眼前に赤岳。中岳の山頂は狭く、数人が休憩しただけでこんな感じに!
…そして眼前に赤岳。中岳の山頂は狭く、数人が休憩しただけでこんな感じに!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) さあ、赤岳とのコルに向けて下ります。
さあ、赤岳とのコルに向けて下ります。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) コルから眺める権現岳。双耳峰であることがはっきりわかります。両脇に三ツ頭と編笠山を従えて、素晴らしい存在感です。…ゾウさんの顔にも見えてしまいました(^-^)
コルから眺める権現岳。双耳峰であることがはっきりわかります。両脇に三ツ頭と編笠山を従えて、素晴らしい存在感です。…ゾウさんの顔にも見えてしまいました(^-^)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) コル付近で、今年はじめてのコマクサを見つけました! なんと可憐で美しいのでしょう。露をたくわえ日に輝く姿は神々しいほど!
コル付近で、今年はじめてのコマクサを見つけました! なんと可憐で美しいのでしょう。露をたくわえ日に輝く姿は神々しいほど!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) コケモモも咲いていました。日を浴びて葉も生き生きと輝いています。
コケモモも咲いていました。日を浴びて葉も生き生きと輝いています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 文三郎尾根分岐に到着〜ッ。
文三郎尾根分岐に到着〜ッ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 眼下には行者小屋、文三郎尾根の階段を黙々と登ってくる登山者の姿…。マムート階段のあるルートですね(ヒザにきそう…)。
眼下には行者小屋、文三郎尾根の階段を黙々と登ってくる登山者の姿…。マムート階段のあるルートですね(ヒザにきそう…)。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) キレット分岐。文三郎尾根分岐以降は一気に登山者が増加。さらに岩場に入り、補助ロープに簡易ハーネスを連結して登るグループもおられ、一層渋滞気味に…。
キレット分岐。文三郎尾根分岐以降は一気に登山者が増加。さらに岩場に入り、補助ロープに簡易ハーネスを連結して登るグループもおられ、一層渋滞気味に…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳周辺では、ヘルメット装着率が高くて驚きました。
赤岳周辺では、ヘルメット装着率が高くて驚きました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) クサリと三点支持でジグザグに登っていきます。
クサリと三点支持でジグザグに登っていきます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 岩場にイワベンケイ(岩弁慶)。
岩場にイワベンケイ(岩弁慶)。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 竜頭峰分岐。頂上はもうすぐです。
竜頭峰分岐。頂上はもうすぐです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 見下ろすと、続々と岩場を登ってくる方たち。
見下ろすと、続々と岩場を登ってくる方たち。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 見上げれば主稜線が間近に。
見上げれば主稜線が間近に。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 主稜線に到達すると、アッ! 再び富士山が現れましたよ(^。^)
主稜線に到達すると、アッ! 再び富士山が現れましたよ(^。^)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) …この先はキレット、権現岳に続く縦走路。次はここを歩かねば…!
…この先はキレット、権現岳に続く縦走路。次はここを歩かねば…!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 県界尾根と真教寺尾根。いずれ、ここも歩かねば…!
県界尾根と真教寺尾根。いずれ、ここも歩かねば…!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) …お、感慨にふけっている場合ではない。まずは赤岳に登頂せねば! 先行きます。
…お、感慨にふけっている場合ではない。まずは赤岳に登頂せねば! 先行きます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) もいっちょ、ハシゴとか登って…。
もいっちょ、ハシゴとか登って…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) おおー、ココかーッ。噂には聞いていましたが、本当に観光地並みに人が多いですねぇ。右奥は赤岳頂上山荘。
おおー、ココかーッ。噂には聞いていましたが、本当に観光地並みに人が多いですねぇ。右奥は赤岳頂上山荘。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) …よく見る頂上ショットはこのあたりからでしょうか。ナットクのロケーションです。
…よく見る頂上ショットはこのあたりからでしょうか。ナットクのロケーションです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 一等三角点『赤岳』2899.17m。
一等三角点『赤岳』2899.17m。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ■【(3)赤岳(2899m)】 人は多いものの、やっぱり八ヶ岳主峰・貫禄の眺望ですね。素晴らしすぎますッ!
■【(3)赤岳(2899m)】 人は多いものの、やっぱり八ヶ岳主峰・貫禄の眺望ですね。素晴らしすぎますッ!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) これも良く見る構図ですね。荒波打ち寄せる岸壁にも見えます(^-^)
これも良く見る構図ですね。荒波打ち寄せる岸壁にも見えます(^-^)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山頂付近にもセリっぽい高山植物が…。ミヤマゼンコ(深山前胡)でしょうか。
山頂付近にもセリっぽい高山植物が…。ミヤマゼンコ(深山前胡)でしょうか。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳山頂山荘。バッジとバンダナを買いました。
赤岳山頂山荘。バッジとバンダナを買いました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 横岳とのコルには赤岳天望荘。そして横岳、硫黄岳へと続く縦走路…。今からココを歩けると思うとワクワクしますねぇ♪
横岳とのコルには赤岳天望荘。そして横岳、硫黄岳へと続く縦走路…。今からココを歩けると思うとワクワクしますねぇ♪
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳も実は双耳峰。前方、赤嶽神社の建つ南峰と赤岳頂上山荘の建つココ北峰に微妙に分かれています。
赤岳も実は双耳峰。前方、赤嶽神社の建つ南峰と赤岳頂上山荘の建つココ北峰に微妙に分かれています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) さて、横岳に向かい縦走路を降下していきます。キバナシャクナゲと尾根、雲海。夏山の風情が爽やかです。
さて、横岳に向かい縦走路を降下していきます。キバナシャクナゲと尾根、雲海。夏山の風情が爽やかです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) むむ、急停止。天望荘へのクサリの下り斜面、登りがひっきりなしで大渋滞…座り込んで待つ人の姿も。
むむ、急停止。天望荘へのクサリの下り斜面、登りがひっきりなしで大渋滞…座り込んで待つ人の姿も。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 渋滞待ちのつれづれに、イワウメ(岩梅)を撮る…。
渋滞待ちのつれづれに、イワウメ(岩梅)を撮る…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 間隙を縫って下降開始。あっという間に赤岳天望荘に着きました。長い長い待ちでした…。
間隙を縫って下降開始。あっという間に赤岳天望荘に着きました。長い長い待ちでした…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) なんとなんと!天望荘前で南へ縦走中のmaeさんとバッタリ! 思わず赤岳&富士山バックの2ショット! …オサレな登山者が来たのうーッ!と思ったら、maeさんでした(笑)! テンションMAX!
なんとなんと!天望荘前で南へ縦走中のmaeさんとバッタリ! 思わず赤岳&富士山バックの2ショット! …オサレな登山者が来たのうーッ!と思ったら、maeさんでした(笑)! テンションMAX!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ようやく地蔵の頭(地蔵尾根分岐)に到着。ここからいよいよ横岳ゾーンに入ります!
ようやく地蔵の頭(地蔵尾根分岐)に到着。ここからいよいよ横岳ゾーンに入ります!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 横岳は、南北約800mにわたる岩稜の連なり。そそり立ついくつもの岩塔を越えていきます。この大きな岩塔は日ノ岳。
横岳は、南北約800mにわたる岩稜の連なり。そそり立ついくつもの岩塔を越えていきます。この大きな岩塔は日ノ岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 陽だまりに、ミヤマシオガマ(深山塩釜)が鮮やか。
陽だまりに、ミヤマシオガマ(深山塩釜)が鮮やか。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) クサリと鉄はしごで岩塔を越えていきます。奥に聳えているのが二十三夜峰。
クサリと鉄はしごで岩塔を越えていきます。奥に聳えているのが二十三夜峰。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ○横岳の岩塔(1)二十三夜峰。「二十三夜」とは女性による古い「月待ち信仰」らしい。旧暦の毎月23日夜に月に供物を供え勤行や飲食を共にしたものらしい…デス。
○横岳の岩塔(1)二十三夜峰。「二十三夜」とは女性による古い「月待ち信仰」らしい。旧暦の毎月23日夜に月に供物を供え勤行や飲食を共にしたものらしい…デス。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ザイルを目印に岩塔をトラバース気味に登っていきます。
ザイルを目印に岩塔をトラバース気味に登っていきます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) さらにハシゴを登る。…この繰り返し。フィールドアスレチックみたいで楽しいデス!
さらにハシゴを登る。…この繰り返し。フィールドアスレチックみたいで楽しいデス!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) チシマギキョウ(千島桔梗)。
チシマギキョウ(千島桔梗)。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) カニの横ばい的な箇所も何箇所かありますが、クサリがあるので安心です。
カニの横ばい的な箇所も何箇所かありますが、クサリがあるので安心です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) こういったルンゼ状の箇所はクサリを頼りに登ったりも…。
こういったルンゼ状の箇所はクサリを頼りに登ったりも…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ミヤマツメクサ(深山爪草)でしょうか。横岳は本当に花が多いですね。
ミヤマツメクサ(深山爪草)でしょうか。横岳は本当に花が多いですね。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ○横岳の岩塔(2)日ノ岳 …より望む赤岳。南八ヶ岳を象徴するビューポイントです。
○横岳の岩塔(2)日ノ岳 …より望む赤岳。南八ヶ岳を象徴するビューポイントです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) オヤマノエンドウ(御山の豌豆)とミヤマツメクサ(深山爪草)。美しい〜。
オヤマノエンドウ(御山の豌豆)とミヤマツメクサ(深山爪草)。美しい〜。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ミヤマダイコンソウ。天然寄せ植え的な風情がたまりません。可憐ですよね。
ミヤマダイコンソウ。天然寄せ植え的な風情がたまりません。可憐ですよね。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ハクサンイチゲ(白山一華)の群生。
ハクサンイチゲ(白山一華)の群生。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ガスが出てきました。このあたり、アルプス的な風情が溢れています(^-^)
ガスが出てきました。このあたり、アルプス的な風情が溢れています(^-^)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ○横岳の岩塔(3)鉾岳 険しい岩塔です。
○横岳の岩塔(3)鉾岳 険しい岩塔です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ○横岳の岩塔(4)石尊峰 まだまだ岩塔が続きます。
○横岳の岩塔(4)石尊峰 まだまだ岩塔が続きます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) おお!ウルップソウ(得撫草)に出会えました!北アルプス北部、八ヶ岳、礼文島に隔離分布する花。
おお!ウルップソウ(得撫草)に出会えました!北アルプス北部、八ヶ岳、礼文島に隔離分布する花。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) これは小同心でしょうか…。上から見下ろすのはもちろん初めてです(^-^)
これは小同心でしょうか…。上から見下ろすのはもちろん初めてです(^-^)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ハシゴを登りつめたあと、さらにクサリで登っていきます。
ハシゴを登りつめたあと、さらにクサリで登っていきます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ○横岳の岩塔(5)三叉峰 その名の通り、ここは主稜線と杣添尾根とで三方向の分岐点になっています。
○横岳の岩塔(5)三叉峰 その名の通り、ここは主稜線と杣添尾根とで三方向の分岐点になっています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) スマホの限界…。断崖に立つイワヒバリ。
スマホの限界…。断崖に立つイワヒバリ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 霧の中の縦走路を進んでいきます。
霧の中の縦走路を進んでいきます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ○横岳の岩塔(6)無名峰 名前が付いていない岩塔にも関わらず、ここが横岳の最高地点という話も。真偽のほどはわかりません。
○横岳の岩塔(6)無名峰 名前が付いていない岩塔にも関わらず、ここが横岳の最高地点という話も。真偽のほどはわかりません。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) またまたハシゴを登って…。
またまたハシゴを登って…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 眼下に目を移せば、結構な高度感!
眼下に目を移せば、結構な高度感!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ○横岳の岩塔(7)奥ノ院 …とりあえず、ここが横岳の山頂とされています。
○横岳の岩塔(7)奥ノ院 …とりあえず、ここが横岳の山頂とされています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ■【(4)横岳(2829m)】 本日4座め。思ったよりハードで想像以上に面白いルートでした。
■【(4)横岳(2829m)】 本日4座め。思ったよりハードで想像以上に面白いルートでした。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) さあさあ、硫黄岳方向に下山していきますよ。変わらずクサリ、ハシゴの連続です。
さあさあ、硫黄岳方向に下山していきますよ。変わらずクサリ、ハシゴの連続です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 断崖に花が咲き乱れています。
断崖に花が咲き乱れています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 垂直のハシゴを上り下り…。慎重に!
垂直のハシゴを上り下り…。慎重に!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) カニの横ばい的な箇所。滑落しないように〜!
カニの横ばい的な箇所。滑落しないように〜!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) これは大同心でしょうか。クライマーの方たちが下って行きました。
これは大同心でしょうか。クライマーの方たちが下って行きました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ここは台座の頭。ようやく岩稜から解放された横岳と硫黄岳の間の小ピーク。晴れていれば、富士山を見ることができるポイントとのこと。
ここは台座の頭。ようやく岩稜から解放された横岳と硫黄岳の間の小ピーク。晴れていれば、富士山を見ることができるポイントとのこと。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) アッ! 珍しいシロバナコマクサが!
アッ! 珍しいシロバナコマクサが!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) コマクサがいっぱい! ここはロープを張った保護エリアの中です。
コマクサがいっぱい! ここはロープを張った保護エリアの中です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ここはコマクの群生地なんですね。さすが高山植物の女王…。
ここはコマクの群生地なんですね。さすが高山植物の女王…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 保護エリアは登山道の両側に広がっています。
保護エリアは登山道の両側に広がっています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) さあ、眼下の硫黄岳山荘に下りていきましょう。
さあ、眼下の硫黄岳山荘に下りていきましょう。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳山荘に到着〜。
硫黄岳山荘に到着〜。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳山荘のすぐ下は硫黄岳高山植物園。コマクサやウルップソウ、キバナシャクナゲ、クロユリなどなどの貴重な自生地です!
硫黄岳山荘のすぐ下は硫黄岳高山植物園。コマクサやウルップソウ、キバナシャクナゲ、クロユリなどなどの貴重な自生地です!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳はここまでの4峰と大きく異なる山容で非常に広い山頂と南北に2つの火口跡を持ちます。向かって左側に大きく切れ込んでいるのが南側の火口跡(ジョウゴ沢火口)。
硫黄岳はここまでの4峰と大きく異なる山容で非常に広い山頂と南北に2つの火口跡を持ちます。向かって左側に大きく切れ込んでいるのが南側の火口跡(ジョウゴ沢火口)。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳山荘の前はたくさんの人で賑わっていました。
硫黄岳山荘の前はたくさんの人で賑わっていました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山小屋の1階はテーブルとイスの軽食スペースがあり、とても味わいのある雰囲気でした。若くて気持ちの良い挨拶をしてくれるスタッフの姿に「あれ?ココ山小屋じゃなかったっけ?」と思ってしまいました(^-^) ステキな山小屋ですねぇ…。一度泊まってみたい。…手ぬぐいやバッジを買いました。
山小屋の1階はテーブルとイスの軽食スペースがあり、とても味わいのある雰囲気でした。若くて気持ちの良い挨拶をしてくれるスタッフの姿に「あれ?ココ山小屋じゃなかったっけ?」と思ってしまいました(^-^) ステキな山小屋ですねぇ…。一度泊まってみたい。…手ぬぐいやバッジを買いました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 駒草神社。この周りにもたくさんのコマクサが自生していました。
駒草神社。この周りにもたくさんのコマクサが自生していました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳に登ろうと歩き出したのですが、そこら中にコマクサが咲き乱れていて、なかなか進めません(笑)。
硫黄岳に登ろうと歩き出したのですが、そこら中にコマクサが咲き乱れていて、なかなか進めません(笑)。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) コマクサ、美しい。こんなにたくさん会えて、来た甲斐がありました(^。^)
コマクサ、美しい。こんなにたくさん会えて、来た甲斐がありました(^。^)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ガレガレの大ダルミを、巨大なケルンを辿りひたすら登っていきます。
ガレガレの大ダルミを、巨大なケルンを辿りひたすら登っていきます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 広い広い山頂部分に着きました。
広い広い山頂部分に着きました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 北側には天狗岳の双耳峰、蓼科山も見えます。
北側には天狗岳の双耳峰、蓼科山も見えます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) こちらは北側の火口跡、有名な爆裂火口です。高度差600mの大迫力です。
こちらは北側の火口跡、有名な爆裂火口です。高度差600mの大迫力です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ■【(5)硫黄岳(2760m)】 横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳。縦走してきた峰々を一望のもとに。
■【(5)硫黄岳(2760m)】 横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳。縦走してきた峰々を一望のもとに。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 阿弥陀岳同様、御料局三角点がありました。ちなみに通常の三角点(三等三角点『箕冠 』)も硫黄岳に存在するのですが、それは爆裂火口壁の立ち入り制限ロープの外にあるのです。
阿弥陀岳同様、御料局三角点がありました。ちなみに通常の三角点(三等三角点『箕冠 』)も硫黄岳に存在するのですが、それは爆裂火口壁の立ち入り制限ロープの外にあるのです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) さて、赤岩の頭に向けて降下します。
さて、赤岩の頭に向けて降下します。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 先ほど登ってきた大ダルミ…。なだらかな稜線です。
先ほど登ってきた大ダルミ…。なだらかな稜線です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 後脚に花粉ダンゴをいっぱいにつけたハチが日向ぼっこしていました(これはおしりです(^。^))。
後脚に花粉ダンゴをいっぱいにつけたハチが日向ぼっこしていました(これはおしりです(^。^))。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 右手にそびえるのが峰の松目。本日の最終目的地です。
右手にそびえるのが峰の松目。本日の最終目的地です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) オーレン小屋分岐を通過。この先、赤岩の頭、峰の松目への道は極端に細くなります。
オーレン小屋分岐を通過。この先、赤岩の頭、峰の松目への道は極端に細くなります。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ■【(6)赤岩の頭(2656m)】 ハイマツを掻き分けて到達。
■【(6)赤岩の頭(2656m)】 ハイマツを掻き分けて到達。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 『日本百名山』の八ヶ岳の項には、赤岩の頭から眺める赤岳の記述があります。…向かって左から横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳。中岳のコルの向こうに権現岳山頂。阿弥陀岳の右奥に西岳。
『日本百名山』の八ヶ岳の項には、赤岩の頭から眺める赤岳の記述があります。…向かって左から横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳。中岳のコルの向こうに権現岳山頂。阿弥陀岳の右奥に西岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 振り返って硫黄岳。大ダルミのケルンがはっきりわかります。
振り返って硫黄岳。大ダルミのケルンがはっきりわかります。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) キバナシャクナゲの向こうに、最後の目的地・峰の松目が聳えます。…遠いな〜。大きく高度を下げて樹林帯を進み、最後にまた登り返す必要あり…。
キバナシャクナゲの向こうに、最後の目的地・峰の松目が聳えます。…遠いな〜。大きく高度を下げて樹林帯を進み、最後にまた登り返す必要あり…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 樹林帯に降下していきます。むむ、明らかにこれまでとは違うテイストの案内板が!
樹林帯に降下していきます。むむ、明らかにこれまでとは違うテイストの案内板が!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 樹林帯を進む…コケの森…というか荒れた森の風情です。…ここは本当に八ヶ岳なのかッ??
樹林帯を進む…コケの森…というか荒れた森の風情です。…ここは本当に八ヶ岳なのかッ??
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) …「そうだよ〜」とミツバオウレンが答えます(^。^;)
…「そうだよ〜」とミツバオウレンが答えます(^。^;)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) シャクナゲ、ハイマツを掻き分けて進みます。
シャクナゲ、ハイマツを掻き分けて進みます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 峰の松目コル。GPSデータだと標高は2464m。赤岩の頭から標高差200mも下りてきてしまった。
峰の松目コル。GPSデータだと標高は2464m。赤岩の頭から標高差200mも下りてきてしまった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) …で、峰の松目の山頂に向けて標高差100m以上を登り返していきます!
…で、峰の松目の山頂に向けて標高差100m以上を登り返していきます!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 雨上がりでグチャグチャの樹林帯、とんでもない急登もあって侮れないゾ、峰の松目ッ!
雨上がりでグチャグチャの樹林帯、とんでもない急登もあって侮れないゾ、峰の松目ッ!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 息絶え絶えに登頂…。三等三角点『峰の松目』。
息絶え絶えに登頂…。三等三角点『峰の松目』。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ■【(7)峰の松目(2567m)】山頂にはシャクナゲが自生していました。
■【(7)峰の松目(2567m)】山頂にはシャクナゲが自生していました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) …山頂からの眺望はないと聞いていたが、ここまで何にも見えないとはッ(絶句)! とにかくミッションコンプリート、下山しますッ!
…山頂からの眺望はないと聞いていたが、ここまで何にも見えないとはッ(絶句)! とにかくミッションコンプリート、下山しますッ!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) こっちから見ると、結構立派な山に見えますね、赤岩の頭ッ!峰の松目コルから赤岩の頭まで、当然ながら標高差200mを登り詰めねばなりません。
こっちから見ると、結構立派な山に見えますね、赤岩の頭ッ!峰の松目コルから赤岩の頭まで、当然ながら標高差200mを登り詰めねばなりません。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) …「がんばんなはれ」とツマトリソウが囁きかけました(気のせいだったかも…)。
…「がんばんなはれ」とツマトリソウが囁きかけました(気のせいだったかも…)。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岩の頭を越えて、美濃戸分岐に戻ってきました。赤岳鉱泉へと降下します。今日は楽しかったです、南八ツ! また遊びに来ますねッ!
赤岩の頭を越えて、美濃戸分岐に戻ってきました。赤岳鉱泉へと降下します。今日は楽しかったです、南八ツ! また遊びに来ますねッ!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ジョウゴ沢火口から見上げる大ダルミ。等間隔のケルンがいい感じ。
ジョウゴ沢火口から見上げる大ダルミ。等間隔のケルンがいい感じ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 樹林帯をひたすら下っていきます。
樹林帯をひたすら下っていきます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳鉱泉に到着〜ッ! みんな生ビール飲んだりパスタ食べたり、まったり過ごしてます! …羨ましいけどのんびりもしていられません!
赤岳鉱泉に到着〜ッ! みんな生ビール飲んだりパスタ食べたり、まったり過ごしてます! …羨ましいけどのんびりもしていられません!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) さらばーッ! 北沢ルートで美濃戸をめざします!
さらばーッ! 北沢ルートで美濃戸をめざします!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 鉱泉の成分なんでしょうか。ところどころ川底が赤いですね。
鉱泉の成分なんでしょうか。ところどころ川底が赤いですね。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 明るい沢沿い、いくつもの木橋を渡っていきます。いい感じですね〜。
明るい沢沿い、いくつもの木橋を渡っていきます。いい感じですね〜。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 木漏れ日差す樹林帯を進みます。南沢ルートと比べて、より整備されている印象を受けました。
木漏れ日差す樹林帯を進みます。南沢ルートと比べて、より整備されている印象を受けました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 堰堤広場。林道の終点で、山小屋関係者の自動車が駐まっています。
堰堤広場。林道の終点で、山小屋関係者の自動車が駐まっています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) …ということで、この先は林道歩きになります。
…ということで、この先は林道歩きになります。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 美濃戸山荘を通過。そのまま赤岳山荘に向かいます。
美濃戸山荘を通過。そのまま赤岳山荘に向かいます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳山荘の駐車場に到着ッ! お疲れさまでした〜(^。^)
赤岳山荘の駐車場に到着ッ! お疲れさまでした〜(^。^)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ご存知、八ヶ岳手ぬぐい。権現小屋のシゲさんいわく、開山祭50周年を記念に作られたものだとか。夏沢峠を界に右が南八ツ(9座)、左が北八ツ(9座+蓼科山)。とりあえず南八ツ9座のピークだけはコンプリート。でも南ハツだけでもキレットはじめ歩いていない稜線、ルートだらけ…。先は長いデス。
ご存知、八ヶ岳手ぬぐい。権現小屋のシゲさんいわく、開山祭50周年を記念に作られたものだとか。夏沢峠を界に右が南八ツ(9座)、左が北八ツ(9座+蓼科山)。とりあえず南八ツ9座のピークだけはコンプリート。でも南ハツだけでもキレットはじめ歩いていない稜線、ルートだらけ…。先は長いデス。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 行者小屋、赤岳鉱泉のバンダナ。我々世代には懐かしいさわのひとしのイラストに惹かれて買ってしまいました(^。^)
行者小屋、赤岳鉱泉のバンダナ。我々世代には懐かしいさわのひとしのイラストに惹かれて買ってしまいました(^。^)

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