今日はふらりと    地元散策 第19弾「苔むした隠れ里の白狐に会いに、佐助稲荷神社(鎌倉)」(銭洗弁天、鎌倉八幡宮)59.

2019.06.29(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 40
休憩時間
36
距離
6.1 km
のぼり / くだり
147 / 146 m
27
17
1 26

活動詳細

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梅雨に入り当然のことながら、毎日雨、雨、降れ降れ。6/26~27日に掛けてはもっと降れで令和初の「台風3号」発生‼️山にも行けず、ひたすら家の中でじっとしていたらカビが生えちゃうかもなんて考えていたら、28日午後3時には温帯低気圧に変わった。明日、会社に行くと明後日は土曜日。その後の予報も雨だけど大したことはなさそうだ。 だったらもってこいの「苔」の続きを歩こう‼️そう言えば前回レポの「妙法寺」の他にも「佐助稲荷」「杉本寺」等々まだあるってryuyuさんからのコメント。佐助稲荷を最初に訪れたのは20代の頃。旅行雑誌を見ていたら目に止まり飛んで行った記憶がある。そこには、朱色の鳥居が幾つもあり、それをくぐりながら階段を登って、深い山の中へ一歩足を踏み入れた瞬間、普段目にしたことがない光景に息をのんだことを今でも覚えている。空気がここだけは妙にひんやり感じられ、まるで神の域に感じられたのは、沢山の祠の廻に置かれた白狐のせいか。ただ、季節はいつだったか…。「苔」の記憶が全くない。多分この時季ではなさそうだ。今日はそんなことを思い出しながら小雨降る佐助辺りを一人のんびり歩いてみた。

鎌倉市 鎌倉駅(西口)「とんがり帽子の時計台」は、1916年(大正5年)に建てられ多くの人に親しまれてきました。新しい駅舎に変わり、現在は市民の強い要望で時計塔としてここに残されています。
鎌倉駅(西口)「とんがり帽子の時計台」は、1916年(大正5年)に建てられ多くの人に親しまれてきました。新しい駅舎に変わり、現在は市民の強い要望で時計塔としてここに残されています。
鎌倉市 今日は、鎌倉駅(西口)から出掛けます。小雨が降ってきました。
今日は、鎌倉駅(西口)から出掛けます。小雨が降ってきました。
鎌倉市 市役所前の信号を渡って、「佐助稲荷神社」へ向かいます。
市役所前の信号を渡って、「佐助稲荷神社」へ向かいます。
鎌倉市 「佐助稲荷神社」の社務所。御朱印はここで頂けます。
「佐助稲荷神社」の社務所。御朱印はここで頂けます。
鎌倉市 源頼朝は、父を清盛に殺され、伊豆(蛭ヶ小島)に流されて少年期を流人として暮らしていました。いつか平家を滅ぼすことだけをたよりに鍛錬を続けていたそうです。
源頼朝は、父を清盛に殺され、伊豆(蛭ヶ小島)に流されて少年期を流人として暮らしていました。いつか平家を滅ぼすことだけをたよりに鍛錬を続けていたそうです。
鎌倉市 ある日のこと、病気で臥せっていたところに「かくれ里の稲荷」と名乗る翁が夢枕に立ち平家挙兵を促したそうです。それに従った頼朝は見事に平家を倒し鎌倉幕府を開きました。後にかくれ里に祠を探し当て稲荷神社を建てたと伝えられています。
ある日のこと、病気で臥せっていたところに「かくれ里の稲荷」と名乗る翁が夢枕に立ち平家挙兵を促したそうです。それに従った頼朝は見事に平家を倒し鎌倉幕府を開きました。後にかくれ里に祠を探し当て稲荷神社を建てたと伝えられています。
鎌倉市 「拝殿」「社務所」は、新築に向け工事中とありました。
「拝殿」「社務所」は、新築に向け工事中とありました。
鎌倉市 朱色の鳥居が見えてきました。鳥居とは、神社などにおいて神が住む神域と、人間が住む俗界を区別する結界で、神域への入口を示す門だそうです。本殿の遠くから一の鳥居、二の鳥居といい、複数の鳥居をくぐるごとに神聖さが高まります。
朱色の鳥居が見えてきました。鳥居とは、神社などにおいて神が住む神域と、人間が住む俗界を区別する結界で、神域への入口を示す門だそうです。本殿の遠くから一の鳥居、二の鳥居といい、複数の鳥居をくぐるごとに神聖さが高まります。
鎌倉市 ここには49基の鳥居が建っています。深い山里の緑に囲まれて建つ朱色の鳥居をくぐって進みます。
ここには49基の鳥居が建っています。深い山里の緑に囲まれて建つ朱色の鳥居をくぐって進みます。
鎌倉市 鳥居の足元に陶器製の白狐がいました。
鳥居の足元に陶器製の白狐がいました。
鎌倉市 人間のような表情をしています。
人間のような表情をしています。
鎌倉市 この狐はまた、表情が違います。
この狐はまた、表情が違います。
鎌倉市 赤い奉納旗がはためく参道を上ると、
赤い奉納旗がはためく参道を上ると、
鎌倉市 右側に手水舎があります。
右側に手水舎があります。
鎌倉市 元は、農作物の実りをもたらす稲荷神ですが、頼朝を歴史的勝利に導いたことに由来して、出世開運の神社として信仰されました。
元は、農作物の実りをもたらす稲荷神ですが、頼朝を歴史的勝利に導いたことに由来して、出世開運の神社として信仰されました。
鎌倉市 なるほど。
なるほど。
鎌倉市 拝殿は、工事中です。この裏手に本殿があります。
拝殿は、工事中です。この裏手に本殿があります。
鎌倉市 この辺りには古い稲荷群が沢山あります。
この辺りには古い稲荷群が沢山あります。
鎌倉市 初めて来た時は、息をのみました。苔むした古い祠に沢山の白狐。まさしく狐村のようです。思い思いの場所に白狐が供えられ、祈願されています。
初めて来た時は、息をのみました。苔むした古い祠に沢山の白狐。まさしく狐村のようです。思い思いの場所に白狐が供えられ、祈願されています。
鎌倉市 ぐるっと一回りしてみます。
ぐるっと一回りしてみます。
鎌倉市 お邪魔しますと挨拶をして歩きます。
お邪魔しますと挨拶をして歩きます。
鎌倉市 雨が降っているのでシダや、苔が一層綺麗です。
雨が降っているのでシダや、苔が一層綺麗です。
鎌倉市 深い緑のお陰で傘をささなくてもこの程度の雨なら濡れません。
深い緑のお陰で傘をささなくてもこの程度の雨なら濡れません。
鎌倉市 空気の違いを肌で感じます。
空気の違いを肌で感じます。
鎌倉市 この狐の姿が何とも印象的。
この狐の姿が何とも印象的。
鎌倉市 写真左の狐です。
写真左の狐です。
鎌倉市 この階段を上って本殿に向かいます。雨が降っているのでここから先は木の根っこや、石が多く滑りやすくなっていて、慎重に歩きます。この先には、裏山へ続くルートがあり、人気の「葛原岡・大仏ハイキングコース」と続きます。
この階段を上って本殿に向かいます。雨が降っているのでここから先は木の根っこや、石が多く滑りやすくなっていて、慎重に歩きます。この先には、裏山へ続くルートがあり、人気の「葛原岡・大仏ハイキングコース」と続きます。
鎌倉市 本殿に着きました。ここは、宮司を除く何人たりとも入ることは許されていません。
本殿に着きました。ここは、宮司を除く何人たりとも入ることは許されていません。
鎌倉市 本殿は、明るい光が差し込んでいます。
本殿は、明るい光が差し込んでいます。
鎌倉市 何とも愛らしい。
何とも愛らしい。
鎌倉市 2015年夏に公開された映画「海街Diary」のロケ地として登場以来縁結びの神社としても知られるようになりました。カップルは、一対の白狐に「縁結びのお守り」を掛けてより縁が強くなるようにお願いします。
2015年夏に公開された映画「海街Diary」のロケ地として登場以来縁結びの神社としても知られるようになりました。カップルは、一対の白狐に「縁結びのお守り」を掛けてより縁が強くなるようにお願いします。
鎌倉市 ここで参拝をしました。
ここで参拝をしました。
鎌倉市 どの位居たでしょうか。時の経つのも忘れてしまいます。
どの位居たでしょうか。時の経つのも忘れてしまいます。
鎌倉市 長い間お邪魔しましたと頭を下げて、また来た鳥居をくぐって帰ります。次に目指すは、「銭洗弁財天」です。
長い間お邪魔しましたと頭を下げて、また来た鳥居をくぐって帰ります。次に目指すは、「銭洗弁財天」です。
鎌倉市 暫く坂道を上ると見えてきました。「銭洗弁財天  宇賀福神社」右手、鳥居の奥のトンネルに入ります。
暫く坂道を上ると見えてきました。「銭洗弁財天 宇賀福神社」右手、鳥居の奥のトンネルに入ります。
鎌倉市 平安末期、鎌倉は災害が続き貧困に喘ぐ庶民のために、源頼朝が世の救済を祈願した所です。宇賀福神から「この地に湧き出す水で神仏を供養はせよ、そうすれば天下泰平の世が訪れる」と源頼朝の夢にお告げがあり、この地に社を建てて宇賀福神を祀ったそうです。その後、世の中の混乱は収まったと伝えられています。
平安末期、鎌倉は災害が続き貧困に喘ぐ庶民のために、源頼朝が世の救済を祈願した所です。宇賀福神から「この地に湧き出す水で神仏を供養はせよ、そうすれば天下泰平の世が訪れる」と源頼朝の夢にお告げがあり、この地に社を建てて宇賀福神を祀ったそうです。その後、世の中の混乱は収まったと伝えられています。
鎌倉市 この話が発展していつの頃からか、その霊水でお金を洗うと倍になると言う信仰が生まれました。トンネルに入ります。
この話が発展していつの頃からか、その霊水でお金を洗うと倍になると言う信仰が生まれました。トンネルに入ります。
鎌倉市 先に鳥居が見えています。
先に鳥居が見えています。
鎌倉市 出ました。
出ました。
鎌倉市 下之水神宮
下之水神宮
鎌倉市 上之水神宮
上之水神宮
鎌倉市 本当に綺麗な水です。
本当に綺麗な水です。
鎌倉市 参拝する人は、ここでお線香・ローソクを求めます。(100円)
参拝する人は、ここでお線香・ローソクを求めます。(100円)
鎌倉市 ザルはお借りします。
ザルはお借りします。
鎌倉市 奥宮への入口で、宇賀神と弁財天が祀られている洞窟前のお参りどころです。
奥宮への入口で、宇賀神と弁財天が祀られている洞窟前のお参りどころです。
鎌倉市 「奥宮」
「奥宮」
鎌倉市 ここで湧き出る霊水は「銭洗水」と呼ばれる鎌倉五名水の一つで、この水でお金を清めると、心の不浄も清められ金運上昇のご利益があるそうです。
ここで湧き出る霊水は「銭洗水」と呼ばれる鎌倉五名水の一つで、この水でお金を清めると、心の不浄も清められ金運上昇のご利益があるそうです。
鎌倉市 千円洗いました。洗ったお金は大事に持っていないで直ぐに使うほどにご利益が大きいと言われています。
千円洗いました。洗ったお金は大事に持っていないで直ぐに使うほどにご利益が大きいと言われています。
鎌倉市 さぁ、来た道を帰ります。相変わらず小雨が降っています。
さぁ、来た道を帰ります。相変わらず小雨が降っています。
鎌倉市 銭洗弁財天を後に、「鶴岡八幡宮」の二の鳥居に来ました。鳥居には七夕飾りが!!初めて見ました。
銭洗弁財天を後に、「鶴岡八幡宮」の二の鳥居に来ました。鳥居には七夕飾りが!!初めて見ました。
鎌倉市 2014(平成26)年11月4日から段葛(だんかずら)の整備工事が始まり、長い間白いフェンスで囲まれていました。以前の段葛は砂利が敷かれ、多くの人が歩くと靴が砂埃で真っ白になりました。砂利を踏んで歩く音はもう聞けませんが新しい段葛はこの様に綺麗に舗装されました。2016年(平成28年)3月30日に竣工しました。当日は、中村吉右衛門さんによる通り始めが執り行われました。
2014(平成26)年11月4日から段葛(だんかずら)の整備工事が始まり、長い間白いフェンスで囲まれていました。以前の段葛は砂利が敷かれ、多くの人が歩くと靴が砂埃で真っ白になりました。砂利を踏んで歩く音はもう聞けませんが新しい段葛はこの様に綺麗に舗装されました。2016年(平成28年)3月30日に竣工しました。当日は、中村吉右衛門さんによる通り始めが執り行われました。
鎌倉市 段葛は、源頼朝が北条政子の安産を願って1184(寿永3)年につくられたそうです。当初は「置石」と呼ばれ、北条時政など源氏諸将が土石を運搬し、鶴岡八幡宮社頭(三の鳥居)から由比ヶ浜大鳥居(一の鳥居)まで築かれました。
ここにも七夕飾りです。
段葛は、源頼朝が北条政子の安産を願って1184(寿永3)年につくられたそうです。当初は「置石」と呼ばれ、北条時政など源氏諸将が土石を運搬し、鶴岡八幡宮社頭(三の鳥居)から由比ヶ浜大鳥居(一の鳥居)まで築かれました。 ここにも七夕飾りです。
鎌倉市 源平池の藤棚の辺りで、合羽を着た兄弟の姿を見つけました。何やらやっているようです。近付いて見ました。
源平池の藤棚の辺りで、合羽を着た兄弟の姿を見つけました。何やらやっているようです。近付いて見ました。
鎌倉市 すると、タッパーに入れてきた茹でたマカロニを割箸の先に付けて、亀に与えていました。
すると、タッパーに入れてきた茹でたマカロニを割箸の先に付けて、亀に与えていました。
鎌倉市 亀が後から後から、餌さ欲しさに上がって来ます。思わずカメラに収めたくなりました。
亀が後から後から、餌さ欲しさに上がって来ます。思わずカメラに収めたくなりました。
鎌倉市 可愛いですねっ。小さな子供と生き物との触れ合い。癒されます。
可愛いですねっ。小さな子供と生き物との触れ合い。癒されます。
鎌倉市 ここ、源平池の蓮はかつては、「源氏の白旗」と「平家の赤旗」にちなんで、源氏池には「白ハス」が、平家池には「紅ハス」が植えられていたそうです。
ここ、源平池の蓮はかつては、「源氏の白旗」と「平家の赤旗」にちなんで、源氏池には「白ハス」が、平家池には「紅ハス」が植えられていたそうです。
鎌倉市 現在は、平家池が白、源氏池では紅白が咲き乱れています。蓮の見頃はもう少し先のようです。
現在は、平家池が白、源氏池では紅白が咲き乱れています。蓮の見頃はもう少し先のようです。
鎌倉市 山歩きも良いけれど、地元歩きも大好きっ‼️まだまだ歩き足りない未知の鎌倉が沢山あります。これからも、時間を見つけては新たな発見を求めて「ふらり」と出歩こうと思います。
山歩きも良いけれど、地元歩きも大好きっ‼️まだまだ歩き足りない未知の鎌倉が沢山あります。これからも、時間を見つけては新たな発見を求めて「ふらり」と出歩こうと思います。

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