笠岡諸島シーカヤック

2019.06.25(火) 07:00 - 2019.06.26(水) 07:44
笠岡諸島をシーカヤックで巡った。 笠岡沖の人の住む高島、白石島、北木島、真鍋島、六島そして飛島を笠岡六島と呼ぶらしい。 ただ、飛島は向かい合わせに大小2島ある。正確には7島になるが、ここは干潮時には砂洲でつながっていたというから1島としたのだろうか。 25日(火)小潮 風予報0~5m/S 波予測50㎝ 出発点の神島も干拓により陸続きとなったが、かつては名のとおり島だった。 神島なびっくLANDから出るつもりだったが、ゲートがあって8時でないと開かない。おまけに翌水曜日は休園とのことなのでどうしようもない。出航場所を探して外浦へ。 神島神社前の道路わきに駐車させていただいたが、無断というわけにはいかない。 これはマナーであると同時に、騒ぎにならないための鉄則である。 家の鼻先に見知らぬ他県ナンバーの車が停まっていて気にならないほうがおかしいだろう。 庭に出られた方にお願いをしていたら、たまたま宮総代が通りかかり承諾を得ることができた。 出航場所の選択にはいつも苦労するが、良い人に出会えて運のいい出発となった。 差出島と高島との間に漕ぎだす。 潮は下げに入りこの時間は北から南方向に流れているようだが、今日は小潮なので0.4~1knと微弱だから気にすることはない。東風にも助けられてパドルは軽い。 高島西端を回り込むと白石島が見えるが、沖を漕いで梶子島を目指す。 バウの先端にはムソンのカメラをセットしてみた。どんな動画が撮れるのか楽しみだが、カヤックの速度は遅い。 単調な波と変わらぬ風景に面白みはないだろう。 梶子島の砂浜に上げた。出発してから7㎞ほどだろうか。 ビールを開けて休憩し、散歩に出かけると看板があった。 「上陸禁止」。キャンプ場の使用は許可がいると知っていたが、上陸してはならないとは。 そそくさと離島。飛島を目指す。 大飛島の港の突堤裏の砂浜に着ける。 正面にある立派な建物は小学校。港を散歩したあと小学校にいた若い人と話をする。 島には児童がいなくて廃校になっているので、宿泊施設として活用できないか考えているとのこと。住民は20人ほど(20世帯の聞き違いかもしれない)で日に4便の連絡船があるなど聞く。島に若い人は珍しいので、役所関係の人かと思った。 笠岡諸島最南端の六島に向かう。 途中でラダーが故障。途中にあるハブ島に上げ修理。 ラダーとワイヤーを連結するジョイントのスイベルが外れて落ちていた。 紐と針金で応急に結んで難なし。再度六島へ。 島の左手高台に見えた立派な建物は天理教の教会だった。 人気のない村の路地から展望台へと登り、午後からの航程、真鍋島、北木島を望む。 小さなこの島には似つかわしくないほど立派な湛江(たたえ)の港を後に漕ぎだす。 右手から来るうねりは、備讃瀬戸の航路を行く大型船が切る波が寄せてくるのだろう。 問島が近く見えだす頃、風はやみ一転してベタ凪となった。 丸ノ鼻を過ぎ、天神鼻を回ると本浦の村が見えた。西端の砂浜に上げ、早速島内見物。 ここには、観光客の姿もちらほらとあり、猫がそのまわりでじゃれている。 土産物の店や食堂、観光案内地図もあって、いくぶん開けている。 今日の最終目的地、北木島へ。 大浦の湾口を北上し、重ね岩を左手に見て布越の岬突端を回り込む。 楠の浜は南北両側に砂浜があるが、北側に着けた。 昔の海水浴場も今は荒れている。 シーズン前で手入れがされていないだけかもしれないものの、平地は草生し建屋も壊れかけていて、ただ昔日の賑わいが寂しく偲ばれるだけであった。 テントを張り、外に流木の腰掛を作り夕食。 ご馳走はなくても、一杯のコップ酒と貧しいレトルト食だけでも十分満たされるのだ。 夜半から風強まり、波音高くなる。 26日(水)小潮 風予報5m/S 波予測1m 風、波とも昨日よりも悪くなりそうだし、曇天で午後からの雨が予報されていたので できるだけ早く帰ることにする。 白石島の北東端、台ノ鼻を目指して北西へ漕ぎだす。 波風は北東から寄せてくるので、右半身が濡れる。 波も風も強弱はあるものの経験の範囲だから不安はない。 白石漁港の先を横切り、建物の立つ岬の裏の砂浜に着けた。 目の先に弁天島がある。 空一面雲におおわれ、風もいくぶん強くなってきた。 海は急変するから長居は無用と島内散策をあきらめ帰路につく。 コゴチ島、小高島と見送り、高島は汐口鼻の岩にタッチしてこれで六島漕破? 黒土瀬戸に入る。神島の村は目前、海も凪いでくれたのがありがたい。 北木島と白石島の散策ができなかったのが、やや心残り。 久々に漕いだ気がする。 今日から遅い梅雨入りとなった。 その直前に拾ったシンプルなシーカヤックの旅。 どうやら私の中の海旅の虫を起こしてしまったようだ。

写真

断りを言って駐車させていただく

断りを言って駐車させていただく

出発点

出発点

波は穏やか

波は穏やか

高島を左に見て

高島を左に見て

梶子島へ

梶子島へ

浜に上げる

浜に上げる

軽く乾杯

軽く乾杯

飛島へ

飛島へ

大飛島(おおびしま)

大飛島(おおびしま)

港

ハブ島 後ろは大小の飛島

ハブ島 後ろは大小の飛島

六島(湛江港)へ

六島(湛江港)へ

村の路地を歩く

村の路地を歩く

展望台

展望台

これから行く真鍋島を望む

これから行く真鍋島を望む

浜に戻る

浜に戻る

真鍋島に着く

真鍋島に着く

村散歩

村散歩

凪ぎた海を北木島へ

凪ぎた海を北木島へ

楠の浜でキャンプ

楠の浜でキャンプ

翌朝、出発

翌朝、出発

白石島へ

白石島へ

高島との間へ入る

高島との間へ入る

白石島の浜 前は弁天島

白石島の浜 前は弁天島

本土へ

本土へ

出発点に帰る

出発点に帰る

遅ればせの朝食

遅ればせの朝食

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