活動データ
タイム
12:51
距離
10.8km
のぼり
1373m
くだり
1366m
活動詳細
すべて見る訳あって、春秋の登山靴を追加購入したので、今回の山行目的は、靴慣らし。 靴慣らしには、ほどよい、過去3回登ったことがある日向山に行くことに。 今回の山行当日は、65歳の誕生日でもある。 2年前までは、尾白川林道から錦滝経由で日向山に登ったが、現在は、滑落事故があったため、 錦滝コースは、通行禁止となってしまった。 日向山へは、樹林帯のハイキングコースから登る事になるので、 靴慣らしとは言え、若干物足りなく感じ、まだ登ったことがない鞍掛山まで 足を伸ばすことにした。 実際、日向山まではハイキングレベルだったが、日向八丁尾根から鞍掛山への登山道は、 様相が一変して、思いも依らないほど、自分にはキツかった。 急登ということに加え、登山道が、根っ子道、ザレた道、片足分の幅の岩場道、 すれ違えない幅の滑りやすい登山道だったり、スリップしやすい湿地斜面だったり、 苔むした急な岩場を四つん這いになって登ったり、 笹で足下の登山道の根っ子がよく見えなかったり、滑落しそうな場所も多く、 緊張の度合いが強く、岩場続きの西黒尾根の方が、よっぽど楽だなと思うほどだった。 鞍掛山展望台からの眺望は、雲が掛かっていなければ、甲斐駒ヶ岳が真正面に見られ、 素晴らしかっただろうと思う。 帰りは、久しぶりに両膝が痛くなったほど、両股の疲労が強く、下山後の2日目から 筋肉痛が出てしまった。痛い思いをしたが、また鞍掛山展望台まで行きたくなった。 今度こそは、甲斐駒ヶ岳を真正面に見てみたい。 想定外の歩きにくさだった日向八丁坂と鞍掛山への登山道のお陰で、 靴慣らしは、9割方出来た。 あとは、岩場や岩ゴロを歩けば、靴慣らしを終えることが出来る。 今回の山行で、出逢った登山者は3人。 1人目は、日向山手前で、追い抜いていった登山者。 2人目は、鞍掛山手前でスライドした登山者で、自分が雁ヶ原上部から 錦滝方向から登って来るのを見た登山者。 3人目は、矢立石登山口まであと1時間ぐらいの所で、 こんな時間に自分以外下山する登山者は、居ないだろうと思って居たら、 後方から熊鈴の音がして、追い越していった健脚な登山者。 ちょっとしかついて行けなかったが、その間に歩きながら会話。 この登山者は、凄かった。日帰りで、尾白川渓谷駐車場から甲斐駒ヶ岳に登り、 六号石室、烏帽子岳、八丁尾根から大岩山、日向山、 そして尾白川渓谷駐車場へ向かっている途中とのこと。 甲斐駒ヶ岳黒戸尾根から八丁尾根日帰り周回をしているのだった。 その人は、15時間程掛かるので、日の長いこの時期しかできない山行と言っていた。 以上 **************************** 追加購入した訳: 今履いているメレルの登山靴は2足目で、ヌバックレザーにゴアテックスファブリクスを 組み合わせた靴で、600g程度の軽いハイカットのトレッキングタイプではあるが、 ソールが固めなので、残雪期は、12本爪アイゼンを履くことが出来た。 5年前の定年退職後、若いときにやっていた登山を35年ぶりに再開するに当たり、 色々と靴を探し、自分の足に合ったメレルに行き当たった。 3年ほど履いたら、経年劣化で、サイドのゴムが剥がれてきて、水が染み込むように。 ゴム系ボンドで補修して、山行を続けつつ、ネットで同じ紺色の靴を探したが、同じ色は無し。 見つかったのは、薄茶の1足だけで即購入し、大事に保管。 1足目を山行の度にボンドで補修しながら、1年ほど使用し、 2足目に履き替えたが、昨年の事。 60歳の時に登山を再開したときは、登山が出来るのは65歳ぐらいまでだろうと思い、 2足目が経年劣化する前に65歳になるだろうから、靴の心配はもうしなくて良くなったと 思っていた。 6月に入り、尾瀬を歩いた後、あと5年、70歳ぐらいまで登山ができるように思えた。 今履いている靴は、あと3年くらいで経年劣化し、またサイドのゴムが剥がれるだろう。 同じ靴は、もう買えないので、今の靴が履ける間に、自分の足に合った、 70歳まで履ける、モデルチェンジ無しで継続販売している登山靴を買おうと思い立った。 その際は、今の靴より重くはなるが、ソールがもう少し固く厚く、 ヌバックレザーが少し厚めで、アッパーが今よりも固めの縦走タイプの登山靴にすることで、 老化による足先の衝撃耐力不足を補完しようと考えた。 2年前、冬靴としてアルパインクルーザー3000を購入し、雪山で履いた。 アッパーが固く、ソールも固く分厚く、靴も重く、平坦地では歩きにくい反面、 山行中も下山後も足首から先が痛くない事を実感した。 アッパーやソールが柔らかいと歩きやすく、脚力があり、耐衝撃力が強ければ、 足先への衝撃は大きいが、ダメージ少なく早く歩ける。 しかし、老化で足先の耐衝撃力が弱いと、靴を地面に踏み込んだ衝撃で、 足先が痛くなってしまう。 雪山では、雪が緩衝材となる場合も有るが、クラストしている雪面を歩いても 冬靴の方が楽だった。 更に、個人的な感想ではあるが、日常生活で履いている靴もソールが固い方が 歩きやすいし、疲れにくいのだ。 備忘録: ザック重量16.3㎏ 水は、山行直前飲水0.5リッターを除く2.85リッター(飲水1..0+0.5リッター、保温ボトルの湯0.5リッター、紅茶レモン0.5リッター、ノンアル0.35リッター)ザックに入れ、山行直前飲水0.5リッター、山行中飲水0.7リッター、昼食時0.1リッター、紅茶レモン0.5リッター、ノンアル0.35リッター、水分合計2.55リッター飲んだ。(山行直前飲水0.5リッター含む登りで1.4リッター、昼食時0.65リッター、下りで1.0リッター) ウェア: ウィンドブレーカーとして、O.D.パーカ、ミドルウェアをウィクロンクール ロングスリーブジップシャツ、ウイックロンクール ハーフスリーブジップシャツとし、アンダーウェアは、ウイックロンクールT 半袖、 ファイントラック(finetrack) スキンメッシュ ノースリーブ、 ファイントラック スキンメッシュブリーフ、下半身は、春夏ズボン。
動画
活動の装備
- モンベル(mont-bell)アルパインクルーザー 2500
- エスビット(Esbit)チタニュームストーブ
- その他(Other)Lixada チタニウム ウインドスクリーン 風除板 風防 超薄型0.03mm
- その他(Other)ゴートレンジ キャンプ用チタン製マグカップ 420ml (蓋付き)
- ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)Caelus 35
- その他(Other)WILDER 超軽量 148g カーボン製 トレッキングポール
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