活動データ
タイム
04:38
距離
7.5km
のぼり
759m
くだり
758m
活動詳細
すべて見る《アプローチ》 自動車:56分(金沢-東二口歴史民俗資料館) 《登山コース》 8:36東二口歴史民俗資料館-9:54/10:05白抜山-11:04/12:04鷲走ヶ岳(食事)-13:15東二口歴史民俗資料館 《歩行時間》 登り=2時間17分(東二口歴史民俗資料館-鷲走ヶ岳)、下り=1時間11分(鷲走ヶ岳-東二口歴史民俗資料館) 梅雨の晴れ間。貴重な機会を逃したくないと、先週に引き続き山に登ることになった。今回は3人のパーティー。3週間前に鳴谷山に登った際、左膝を痛めてしまい足腰の衰えを痛感した。夏山シーズンを前にトレーニングを積みたいとの思いもあるし、純粋に登山を楽しみたいという気持ちもある。 さて、どこへ行くか。金沢からあまり遠くない山がいいということで、鷲走ヶ岳に決まった。「わっそうがたけ」と読む。残雪期になると、鷲が翼を広げたような雪形が山腹に現れるとか。ちょうど木場潟と白山を結ぶ直線上の中間地点。以前登ったことがあるが、はっきりとは覚えていない。 午前7時30分に金沢を出発。国道157号線を南下し、手取川ダムの手前を右折。8時26分、東二口歴史民俗資料館の駐車場に到着。8時36分、余計な物を詰め込んだ重いザックを背負い出発。記憶をたどりながら、東二口の集落の奥にある登山口から入る。 すぐに旧道と新道の分岐となり、新道を進む。スギ林の中の急斜面を喘ぎながら登る。これが予想以上に長く続く。9時9分、A・Bコース分岐に到達。Aコースへ歩を進めると、正面に白抜山が見えてきた。山頂部にはうっすらとガスがかかっている。しばらく緩やかになるが、林道を渡るとまた勾配が急になった。 9時54分、白抜山(標高891m)に到達。頂上には大きな電波反射板があり、手取湖と白山瀬女高原スキー場が展望できる。その左奥に笈ヶ岳や大笠山があるはずだが、雲に隠れて見えない。水分補給をして先を急ぐ。 Bコース合流点を通り過ぎ、緩急の坂を歩き続ける。少しガスがかかってきた。11時4分、鷲走ヶ岳(標高1,097m)に到達。山頂には方位盤が設置されているが、肝心の眺望がきかない。残念ながら、白山も手取湖も霧の中である。 ザックからテーブル、イス、バーナー、ホットサンドメーカー、まな板、カトラリー、食材などを取り出し、食事の準備を始める。ザックが重くなるワケである。僕はアジフライ+チーズのホットサンドに初挑戦。マルハニチロの「あじフライ」という冷凍食品を使ったが、これが大正解。小骨がなく、衣サクサク、中ふっくらに仕上がった。 山仲間もそれぞれ腕を振るい、ハム+チーズのホットサンド、サラダ、ビーフシチューを振る舞ってくれた。眺望はなくてもヤマメシは旨い!お腹が膨れた頃、首筋にポツリと雨粒を感じた。念のため早めに下山を開始する。 途中まで来た道を戻り、A・Bコースの分岐点からBコースに進む。しばらく林道を歩き、Cコースとの分岐から再び登山道へ。痛むほどではないが、また左膝に違和感が出てきた。泥濘んだ急斜面で何度か転びそうになる。午後1時15分、スタート地点の駐車場に帰還。幸い天気は崩れなかった。 金沢工業大学の白山麓キャンパス内にある比咩の湯に直行する。ここは清潔な上に、入浴料金が一人500円と良心的。「白山温泉郷スタンプラリー」のチラシに2つ目のスタンプを押してもらい、筋肉や関節の痛みに効くという温泉に浸かる。雨の季節に充実した山行ができた。同行してくれた山仲間に心から感謝したい。
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