櫛形山-2019-06-22

初めて櫛形山を歩いてきました。 巨木や古木の苔むした森の雰囲気、山頂付近の伸びやかな尾根や森の中の可愛いお花畑、思ってもみなかった素敵な山で、とても好きになりました♡ 櫛形山は何となく気になる山のひとつではありました。 その重厚なマッスは、甲府盆地からも良く見えて存在感があるし、白根を縦走して大門沢下降点から下る時も、あの山何？と思うほど、ドデーンと目の前に黒々とした巨体を横たえているのですから。そのくせ山頂付近にアヤメの群落があるなんて、一体どんな山なんだろう？ いつか行くだろうとは思っていましたが、これまでなかなかきっかけがなかったです。 梅雨入りして気象予報とにらめっこしながら、土曜は山梨の方は悪くないなと考えていた時、ふと、櫛形山に、そろそろおいでよ、と呼ばれた気がして。 公共交通機関の便はないので、南アルプス市県民の森の登山口までタクシーを利用しました。 中尾根を上り、山頂を経て奥仙重を往復、裸山とアヤメ平でのんびり過ごして、北尾根を下り、小笠原下仲町バス停まで歩いて、帰りはバス。 アヤメはまだ早かろうと思っていましたが、やはりほとんど咲いていませんでした。来週辺りから少し咲き始めるかも、とアヤメ平にいらした詳しい方に伺いました。 これから、7月8月と、色々なお花が咲くそうです。 櫛形山はほとんど樹林の中で森がとても美しいので、雨の日も楽しめそうです（もちろん大雨や雷雨は別ですが…(^^;) 今日も多少は降るかなと思ったのですが、空の雲は高く、一時少しだけ霧雨がかかった程度で雨具を着ることもありませんでした。霧の中の森の雰囲気も素敵で、とても楽しいハイキング&ウォーキングができました。