活動データ
タイム
04:43
距離
9.7km
のぼり
916m
くだり
919m
活動詳細
すべて見る初めて大峰の山上ヶ岳に登りました。前日が大雨で、てんくらもCでしたが、これは強風のCで、天候はほぼ曇り。しかも回復傾向だったので、特に問題はなさそう。 というわけで、9時前に洞川奥の清浄(大峯)大橋手前の駐車場(標高910m程度)にPして歩き始め、清浄大橋を渡り、女人結果、一ノ世茶屋、一本松茶屋、洞辻茶屋と登っていきました。ほんとによく整備された登山道です。ほかの登山道と違うのは、女性がいないことと、すれ違う方が「おはようございます」じゃなく「ようまいり」と挨拶してくれること。もちろんこちらも「ようまいり」でお返しします。洞辻茶屋では修験道の行者さんたちの大きな団体さんともすれ違いました。登山ルートは良くできていて、山腹を縫って徐々に標高を上げていき、傾斜は常にほぼ一定、洞辻茶屋に着く最後の少し手前のところで、初めて谷沿いの道となる、そんなルートでした。 洞辻茶屋で大峰奥駈道と合流し、尾根の道となります。さすがに尾根上は西からの風が強く、雨も時折ぱらつきましたが、基本曇りで助かりました。尾根道は最初緩やかに登っていきますが、油こぼしの岩場手前で急登となり、鐘掛岩へと進んでいきます。鐘掛岩は修行場で、パスしても山頂に行けますが、せっかくなのでチャレンジしてきました。濡れていてしかも強風なので、ちょっと緊張しましたが、同行のS氏のアドバイスもあり、最後のチェーンを持って登るところを何とかこなし、無事登りきれました。登ったところに、サラサドウダンのすばらしい花がありました。 ここからは難所も無く、山上へ。途中に西の覗きを覗きましたが、ガスに覆われていたので、残念ながら高度感は無し。山上の宿坊で聞いたところ、裏行場への先達の案内は、悪天候のため今日は残念ながら無しとのこと。仕方なくそれはあきらめ、山頂に向かいました。山頂には一等三角点が鎮座していました。その後、大峰山寺の本堂。こんな山上にこんな巨大な建造物。ヘリもない当時、どうやって資材運搬をしたのでしょうか? 下山はレンゲ辻経由で。レンゲ辻までは尾根道です。最後の急なところを含め、いくつか階段を付けてくれているので、安全に下れました。女人結界を出て、レンゲ辻から清浄大橋までは谷道を下りました。ここのところの雨で水量は豊富。いくつかの滝も見ごたえがありました。
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