活動データ
タイム
07:21
距離
10.3km
のぼり
996m
くだり
1006m
活動詳細
すべて見るとあるお山からの周回ルートなどを計画してる最中に目に飛び込んできた聖宝谷(しょうぼうだに) 上空からの写真や、地形図で見るとまるで龍の爪痕のように見える岩だらけの谷、 登り詰めれば弥山直下の奥駈道、聖宝ノ宿跡へと突き当たり、 そこから弥山までは約1キロと、最短で行けるかのようなルートでもありますが、 勿論登山道ではなく、迷うことはないかと思いますが、バリエーションルートですね。 お隣にはモノレール道なるルート?もありますが、もし設備を破損させてしまったり、 仮にも急にモノレールが動き出したりした場合を考えると、流石に入らない方が良いかと思います。 聖宝谷かモノレール道のどちらを示してるかは微妙でしたが、登山禁止の注意喚起の看板も立ててありました。 まぁ、実際に入られた方の記録を見てみても大概厳しいルートだと思いましたが(;^ω^) しかしこの聖宝谷、足を置けば歩を進めた以上に崩れ落ちるようなガレガレな斜面が 大小様々な不安定な形の岩で形成されています。 それに加え場所によっては結構な急斜面の為、思いもよらない大きさの岩が流れることもありました。 その為、常に足の置く岩の状態に気を付けながら進んで行く感じです。 実際、急斜面で流れ出すと、咄嗟にエスケープなんて出来ませんし、流れが収まるように 踏ん張っておくくらいしか対応できないので、以外に危ない時もあります。 複数人で入る場合は必ず先行者の動きを追いかけ、落石の有無には要注意ですね、 終盤に行くほど角度もきつくなる箇所もあり、一度転がった石が結構下まで飛んで行きますから。 そして、聖宝ノ宿跡に到着後は弥山・八経ヶ岳に行くか迷いましたが、 下山に選んだのもバリエーションルートとなるタチクラ尾根だったこともあり、 無駄に体力や時間を消耗する事はデメリットにしかならないかと判断し、 早々に弁天ノ森へと向かい、タチクラ尾根に踏み込んで下山することにしました。 タチクラ尾は、取り付き直後から小ぶりな支尾根に間違って行ってしまったり、 途中も二度三度と、主尾根から分岐している支尾根に入りかけたり、 谷に下りそうになったり、ルートロストしかけたりと、 単調な尾根下りだと思っていたらえらい目に合います(´・ω・) ま、最後は自爆ルートで等高線の主曲線をひと列分読み間違えて、下りれなくなり 懸垂下降を数回組み入れたり、かなり面倒な急斜面なトラバースを交えたりと、 最後の最後でグダグダな下山で思いっきり疲れました(>_<) 今日もまた、新しい世界を沢山見れましたが、 なかなか詰めの甘さや油断が目立った山行となり、 その一つが最悪の事態を引き起こしかねないものとなるということを学びました。 懸垂下降後のロープ回収時に斜面の岩を引っかけて、真横をすっ飛んで行った時は 冷や汗ものでした… そして、スマホの自撮り棒をどっかで落としてしまったのも、情けない(-_-;) ま、結果オーライなのかどうなのか微妙なとこですが、 無事に帰って来れたということは良いってことですかね(;^ω^) しかし、魔のR309号線・みたらい渓谷区間でダンプと対面し、 数百メートルのバックを強いられたのは辛かったな(笑)
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