活動データ
タイム
12:59
距離
15.2km
のぼり
1448m
くだり
1447m
活動詳細
すべて見る武平峠を起点/終点として、雨乞岳・イブネ・御在所岳を周回して来ました。 先日、カヤックにお誘い頂いたヤマッパーさんに、 『イブネ良いですよぉ〜』 って言われ、 行ったこと無いし、YAMAPでもよく見かけるし、早速行ってみました。 ◼️行程 ◾️1日目 武平峠 〜 雨乞岳 〜 イブネ イブネ ⛺️泊 ◾️2日目 イブネ 〜 クラシ 〜 御在所岳 〜 武平峠 ◼️行動 ◾️1日目 今日のルートは武平峠の登山口から入り、三人山〜東雨乞岳〜雨乞岳〜杉峠、そして目的地のイブネ。 で、一番標高が高いのが雨乞岳の1,238m 、登山口が約800m、その差約400m。まぁ〜、大したこと無いわと思っていたのですが、これがこれが。 最初は三人山を目指したのですが、登山口直後の急登を登り切ると、何と下りが続きます。三人山って、登山口より低いのかと思い、思わず地図を見ましたよ。冗談ですが😅 その後、地味な登りになり、また下って、また登ってを数回繰り返し、やっと三人山(1,014m)。 200m登るのに、2時間以上かかりましたよ。マジか😞 そして、今度はここから東雨乞岳迄200mを一気に登ります。 これはこれで、キツい😫 平均して欲しいわ。 ここまでまともな休憩をして無かったし、ここでお昼ご飯。 ここは360度開けており、これから向かう雨乞岳、明日登る御在所岳、そして今日の目的地イブネ等を望むことが出来ます。 ご飯を食べ終え、雨乞岳を目指します。笹道で、四国のお山の雰囲気に似ています。 途中で、一人のハイカーさんとすれ違いましたが、結局今日会ったハイカーさんはこの人だけ。平日とは言え、少ないですねぇ〜。こんなもんなのですかね? で、笹道を通って、雨乞岳。 ここは、東雨乞岳より標高は高く、メジャーなのですが、山頂は少し寂しいです。展望も東雨乞岳の勝ち。 休憩無しで次の杉峠を目指します。 で、この間が今日のルート中で一番厳しかったです😣 まず、雨乞岳山頂から笹が生い茂っており道が良く分かりません。何とか進んで行くと、今度は身長ほどの笹になり足元が全然見えません。その足元には段差があったり、岩が有ったり、しかも結構な急斜面で滑るんです。 ここを何とかクリアすると、次は激下りゾーン。 かなりの急斜面で、昨日今日の雨でぬかるんでおり、滑る滑る。 舐めた事に、今日はトレランシューズで来たんですよね。登山靴ならまだ少しはマシだと思うのですが。最近、重たくて登山靴が履けないんです😞 立木の枝や根っこに捕まり、なんとか激下りゾーンを脱出して杉峠。 『ふぅ〜、 参った、 休憩、休憩』 先ほど大休憩したばかりですが、ここでも休憩。 ここから先は難儀する箇所もなく、杉峠ノ頭、佐目峠を通って、イブネ到着。 イブネは平べったい大地で、噂通り一面苔で覆われています。 テントを張ってもマットがいらないくらいモッフモフ、フッカフカ。 ただし、風は強いですね。 この日も夜は暴風警報が出ていたようです。 幕営後は、何時ものお楽しみタイム。 チビチビ飲んで、1日目終了です。 ◾️2日目 今日は、ここイブネをスタートし、クラシに立ち寄り、御在所岳に登り、武平峠に下山します。 で、このコースを大きく三つのパートに分けると、 1 イブネ(北端)〜 小峠 〜 小峠出合 の下り 2 小峠出合 〜 上水晶谷出合 〜 御在所岳 の登り 3 御在所岳 〜 武平峠 の下り になります。 3は、御在所岳登山のメインコースの一つみたいで、歩いてるハイカーさんも多く、難儀する箇所も無く歩けました。 2は、500m弱の登りですが、上水晶谷出合から御在所岳手前の「ハンバーガー岩」までは、川沿いの道で、渡渉したり、へツったり、時には川の中の岩場を歩いたりと、かなり楽しめました。 この道は「上水晶谷登山道」と言うそうですが、水量によりコースは変化する思います。 問題は1 。 最初は昨日登って来た杉峠まで戻り、そこからコクイ谷出合を経由して上水晶谷出合まで行こうかと思ったんです。なんせ、山と高原地図には、このルートは記載されていません。 しかし、YAMAPの地図では記載されてるし、実際に歩いてる人もいるようですし、時間も速そうなので、こちらを選択したのですが、、、 大失敗❗️ 私みないな素人が踏み入れる道ではありませんでした。 まず、イブネ(北端)〜 小峠は、道は不明瞭で、木々が邪魔をし、激下りで、下はぬかるんでいてメッチャ滑ります。 それでも尾根筋はまだ良かったのですが、一部急斜面のトラバース箇所があり、ここは道幅も狭く、所々にある岩は濡れててメチャ滑り、しかも立木が横に出ててザックに引っかかって危ない、危ない。 一度、道?を間違えて、ほぼ垂直のズルズル斜面をよじ登りました。マジ、ピッケルが欲しかったです。 悪戦苦闘しながら、やっと小峠まで下りて来ました。 これで終わったと思ったのですが、それは甘かった。まだまだ続きがあったんです。 小峠 〜 小峠出合間は、最初はロープを使っての激下りからスタート。 ロープ場でも、あまりロープを使用しないでも済む箇所が多いのですが、ここはロープ必須です。 それが済むと、今度はV字谷の谷底を下ります。 本来は水は無いのかもしれませんが、この日は、昨日一昨日の雨の影響か、谷底には水が流れています。防水では無い普通のトレランシューズを履いて来たことに大後悔😭 しかも、結構段差があったりするんですよ。 そしてラスボスは崩壊による行止まり。 これを何とかクリアして小峠出合まで下りて来た時には涙が出そうでしたよ😁 こちらの方が早いだろうと思ったのですが、結局はかなり時間がかかってしまいました。 「急がば回れ」ですね。 それに、初めての山域では、道の選択は勿論のこと、道具などももっと慎重に選ばないといけませんね。 ◼️振り返って ・雨乞岳〜杉峠の下りは、笹が深く、杉峠手前は激下り。 ・イブネ北端〜小峠出合間の下りは、道は不明瞭で、木々が邪魔をし、激下り。一部危険箇所も有り。山と高原地図には点線さえ載っていない。 ・上水晶谷出合〜国見峠間は川沿いを歩く楽しいトレイル。ただし、かなり登る。 ・イブネは噂通り素敵なテン場。苔のおかげでフカフカで、ペグもよく刺さる。ただし、風は強い。 ・イブネよりクラシの方が苔が綺麗(荒れていない) ・トイレは武平トンネル東側の駐車場と御在所岳山頂のみ。 ・いろんな場所で水は流れていたが(雨の降った後だったから?)、チャンとした水場は御在所岳山頂のみ(だと思う)。 ・武平トンネル西側駐車場入り口の石には注意。
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