裏那須藪開き2019 コブキ沢支流から1530m南西で県境尾根に出て1389mまで縦走

2019.06.09(日) 日帰り

活動データ

タイム

11:09

距離

16.2km

のぼり

1200m

くだり

1197m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 9
休憩時間
1 時間 27
距離
16.2 km
のぼり / くだり
1200 / 1197 m
11 9

活動詳細

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後輩と二人で始めた裏那須藪開きも四回目を迎えた。 昨年より後輩は予定が合わず参加できないのが残念だが今回は代わりに公募してきた三人、チェルシーさん・bongenkiさん、きたっちさんに先日沢初めの際興味を持っていたみー猫さんに声をかけて五人で向かう事になった。 大川林道からコブキ沢林道へ。そして昨年の下山地点から先へは沢装備にチェンジ。 しかし沢は土砂で埋もれて河原が続く上に地形図にない堰堤が何度も出てくる。 みー猫さん曰く筋トレを続けて堰堤を繰り返し越えていると予定の支流に入り損ねた。しかし予定の支流は地形図に見えるような分かりやすい出合いは見ておらず騙された感じ。 開き直って奥へ進み古い石堤の続く本流から別れて苔むした小滝のかかる支流へ。 ようやく沢登りっぽくなったなと喜ぶももう一つ小滝をかけて水流は地下に消えた。理不尽だ。 水流復活を信じて水を汲まなかったが以後水流は復活せず。 涸れ沢となるが地形図の線一本が気になる。行ってみると涸れ滝がいくつか。微妙な感じだが灌木達の力も借りてなんとか突破。 一段と高くそびえる壁を突破したところで僕とチェルシーさんは左の尾根へ、後三人は右から回り込み沢形へと別れた。沢形の方が歩きやすいらしいが尾根から下りるのは微妙なので僕ら二人は尾根を進み合流は後で。急斜面な上に地面が滑り歩きにくい。ネマガリはむしろ手がかりとして味方な感がある。モンスターネマガリと触れ合った身としてはそこまで密じゃないし。 とはいえ少しバテ気味で登って行き三人とも合流。支尾根に出るとナゲモ顔を出し結構密藪。 県境尾根から南に伸びる尾根に出る。ここは去年下った際ネマガリがゲロいと思っていたがやはり。そこを人数の暴力で突破して行くと県境に出た。 実のところ県境尾根はハイマツ・ナゲをはじめとした灌木オールスターズがお出ましにならない個所はわりと支尾根より楽。 今回は標高的にハイマツは皆無だしナゲもどこか大人しくしている。 獣道があったりなかったりする所を歩いて行く。藪のメインはネマガリなのでそこまで苦になら無い。苦痛なのは天気のせいで濡れそぼっていることだ。風が吹き寒い。チェルシーさん先頭で行くが早い。 一瞬雲が晴れると黒滝股山まで見通せて少し救われた。笹が低い稜線部分は歩いていて爽快だ。この気持ちは藪を漕いでここに来た者にしかわからないだろう。裏那須の真の姿は三ノ倉から西に立ち入らなければわからない。今回の県境尾根部分は空中戦がなく歩きやすいのは良いのだがこの程度の藪ではきたっちさん達は満足できないのではないかと焦りも出てくる。 なお現在地は裏那須を飛び出ている感じはある。面倒だし大川峠までは勝手に裏那須藪開きとすることに決めているが。 12時過ぎに1389m地点に到着。時間は早いが天気予報を考慮して早めに下山することにした。 下山は僕が先頭で行く。最初は段差があるのに足元が見えないうえに尾根が細いので県境よりも手強い。大岩が現れたが先日の記録で予習していたので驚きは無い。しかし巻きには一手間かかった。 後は藪も大分優しくなり順調に下っていくと傾斜が緩くなり問題なく林道に出た。 林道をぶらぶら歩いて駐車地へ。これがまた長い。これがなければ連続で来てもいい場所なのだが。三日連続で登山の最終日と言うみー猫さんは少しバテテ最後尾。僕は汚れた靴が気になり沢ジャブして洗ったら靴が重いしソックスとずれて歩きにくくなり(馬鹿)、みー猫さんと並走。今後の予定について話した。 次回この辺りを歩くのは秋の裏那須藪終いとなるだろうか。灌木オールスターズの根城がもう出てこないかと思うと寂しい気持ちもあるが。 次は晴れの日に歩きたいものである。 詳細は下記にそのうち http://fu32miffy.livedoor.blog/

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