八経ヶ岳-2019-06-08

大峰山系にある山上ヶ岳を目指しました。 それは登山..ハイキング...というより巡礼かな..山上ヶ岳にある日本の最高所国重要文化財の大峰山寺へお参りに行ってきました。大峰奥駈と言えば昔から修験者の修行する行場ですね。京都では聖護院の大峰入りが昔から有名で、かつては山伏の衣装を着た大峰入りをする際の一行はこの季節の風物詩でもありました。私自身今年で17年目の参拝です。京都を出発して24号線を南下し、奈良公園、天理辺りまでは晴れ間もあったのですが、黒滝村の辺りからポツポツと降り出し、吉野郡天川村洞川の大川駐車場に着いた時にはどしゃ降りでした。それでこそ修行じゃ〜！と鼓舞し、そしてそれは奮い立つものがあるなら何でも奮い立たせようと自身に言い聞かせるようなものでした。時には風も強かったのですが、頂上に着いた時には見事に雨風はおさまっていました。大峰山寺にて護摩木供養して、開祖の役行者が感得し自ら刻んだ蔵王権現仏をお参りし、無事に下山。洞川温泉街に帰ってきた頃には日は暮れていて、宿屋の灯りが風情感を演出してくれます。