活動データ
タイム
11:53
距離
9.2km
のぼり
1526m
くだり
212m
活動詳細
すべて見る※軌跡は途中で切れています。 梅雨入りに伴い 当初計画の東北遠征は中止 ・ さて、どこを縦走する? 行きたい候補を挙げるも 残雪のためまだ歩けなさそうな所ばかり🤔 そうなると、残ったのが 小屋も開いてて歩きやすそうな穂高近辺。 ・ 出発ギリギリまで天候を見るも絶望的なお天気でしたが、 とりあえず現地まで行ってみることに。 登り始めから小雨が降っており、ガスで視界もなし。遅めの出発でしたが、意外に登山者の姿もありました。小屋までレインウェアも手袋も外せず、全身蒸し風呂状態。「あっつ~!」と、つぶやきが多くなる。 ・ 予想外に早く小屋に着き、 ご飯を食べていると晴れの兆しが😳むふふ。こころの中でガッツポーズ!! そして期待を上回る、夕暮れ時のゴールデンアワー。こんなに感動的な夕日を見たのは本当に久しぶりでした。同時に、私はスイッチが入りカメラ小僧と化する😎小屋の周りをぐるっと一周、大天井岳方面へ散歩&黄昏。また小屋に戻り一周しながら、ひたすらシャッターをきりました。 小屋スタッフの方も、皆さん外に出て来られるほどで、それはそれは幻想的で美しい景色でした。 ・ さて、 本来は“表銀座縦走”をしたかったのですが、まだ少し時期が早かったため蝶ヶ岳を目指す。 明朝、粉雪?が舞うなか、3時出発。真っ暗闇の中、一際明るいライトの灯りが、山荘目指して上がってきていました。ほ~たくましい方がおられるものだ😳 大天井岳に向けて快調に進む…はずでしたが途中の稜線でハイマツ横の雪渓側に出てしまい(※積雪期の薄いトレース有。GPSも感知せず。)行き止まりに。また来た道に引き返すも、他の道を探せず、結局雪渓側に戻り強引に木を越えて進む。再び行くてを木に阻まれ、恐る恐る向こう側を覗いてみると、崖…。一瞬プチパニックに陥るも、よく見ると夏道らしい道が続いてるではないか!慎重に木に登り反対側を覗くと、あったー!キレイに夏道が通っていました😂 そんなことをしていると日の出。雲は多いけどお天気は持ってます。大天井岳への登りでガスが舞い視界不良になるも、山頂に着くとまさかのガスが抜け大パノラマ。初めての大天井岳、お天気も不安定で道にも迷い不安なこともありましたが、こんなご褒美をいただけたことに一気に涙が込み上げてきました。ただただ感謝😢槍ヶ岳も姿を見せてくれたところで、まだ先は長く、午後から天気も下り坂なので先を急ぐ。 山頂の登頂を待ってくれてたかのように、その後はガスに覆われ視界不良に。東天井岳直下で一瞬、方向がわからなくなる。視界がいいと迷うこともないだろうに。GPSを見ながら取りつきを確認。 田中陽希さんも言われていた言葉、「濃い霧の中でしか得られない出逢いや発見、心境の変化がある」。まさにその通りで、目の前の状況だけ見てネガティブに考えがちですが、逆にその先にあるものを考えるようになりポジティブに思えてきました。不思議なものです。 すると、おや?つがいの雷鳥ご夫婦。とことこ私の前を歩いていました。雌の後を雄が追う。今回つがいを何組か見ましたが、みな雄が雌の後ろを歩いており、なんだか可愛くて笑えました。雷鳥くん、横目で私のことをチラ見しながらもマイペースで歩かれていました。思わぬ出逢いに癒される。 そしてガスの中から、赤い屋根が見えた時、嬉しくて思わず叫んでしまいました。ここで8時半、いいペース。前半戦、雨も降ることなく順調。朝2時から起きているので腹ペコで、お湯を沸かしてつかの間の休憩をとる。すると山頂から下ってくる登山者の姿が見えました。今日初めて人を見て嬉しくなる。 三股から登り、蝶を目指す予定がこの天候で諦めたとのこと。ガスが晴れつつありましたが、再び怪しくなってくる。急いで支度し出発、山頂までの登りでとうとう雨が降り出してきました。それでもさすが百名山、何組か登山者に出会いましたが皆三俣からで、山頂踏んで足早に下山されていました。 やっぱり私は変態だと実感。この天候なので、三股に下るべきかとも考えましたが、勝負は蝶槍までの3時間。このルートは道標も丁寧であること、まだ時間が早いこと、天候の予測からして縦走続行と判断。焦る気持ちを抑えつつも、慎重に、確実にルートを確認しながら足を進める。 ・ ここにて疲れが出てきたのか、大幅にペースダウン。そんなに距離はないのに、アップダウンが激しすぎて体力を奪われる。自身の疲労なのか、妥当なコースタイムなのかわからないけど、かなり苦戦しました。視界がないので進んでる実感も薄い。 ここが蝶槍かな?というところを超えると、あとは平和な道。一気に緊張がとけ筋肉が緩む。もうここからはビクトリーロード。 やったー、頑張った😵! ・ 2年ぶりの蝶ヶ岳ヒュッテは懐かしく、初々しい当時のことを思い出していました。 残念ながら、ここでは夕日も朝日も見れませんでしたが翌朝は雨に降られることなく下山。 長かった3日間、いい経験をさせていただきました🙏
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