またかよ坊ガツル(誰が為に駆ける鹿のまき)

2019.06.08(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 41
休憩時間
3 時間 58
距離
7.4 km
のぼり / くだり
234 / 567 m

活動詳細

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今回はゆっくりミヤマキリシマをながめようと、仲良しも揃うという事で、朝駆けできるかなーとかおもいながら、牧ノ戸峠からスタートした。 ガス‼︎ガス‼︎ガァァアアスッ😵 日頃の行いを自問自答しながら、風で抜けてくれるのを期待して、歩く。晴れて地面もドライなら、ルナサンダル買ったから履いてみたかったけど、坊ガツルようにしまった(これがのちにいい結果に) 水掛山で韓国の人の撮影フォローして、道の脇にさいてるミヤマキリシマをながめながら、晴れたら、鮮やかな山々がきっとそこにはとおもいながら 風よ、もし聞こえてるなら、しばし強く吹いてくれーと笑 扇鼻と星生山の分岐らへんにて ん?道で休憩してる、アセビで眺めなんてないやろになー脚挫いたのかなと、声をかけたら、眩暈が激しく動けないとっ‼︎ サーマレストを取り出し寝かそうとするが動けない、一緒に上がった、メンバーが介抱してる間に、その女性に、詳しく聞くと、3人パーティで、それぞれペースやルートが違って、先に行ってもらったが、途中で動けなくなったらしい、久住別れで小屋泊して、次の日ピークふんで、法華院にいくはずだったらしく。1人は星生山へ、もう1人は先に進み久住別れに。 すでに下山レベルな状態で、電波もなかなかうまく繋がらず、じっとしてるときいて、星生は、どこまで進んだか分からないけど、久住別れを目指すもう1人なら、ルートとポイントがはっきりしてる!介抱をまかせて、ザックをデポ、久住別れまで全力で駆け抜ける。 (出くわした方申し訳ない) 持てる全ての力を解放して、駆け抜けた。 サンダルじゃなくてよかったぁー その前にエナジーバーを貰って食べて良かったぁー 走りながら、感謝感謝😊 元々臼杵の山の中で猪追いかけて、鹿を見て育ったから、普段とはちがう本来の姿で走った。 これやると登山者からびっくりされるけど、元々こうゆう生態なんです笑 久住別れに着いて、〇〇さんの知り合いの方いませんかー‼︎って何度も叫ぶ、振り返ってくれるが、なかなか返事がない。なんど叫んだだろう?必死すぎて、下の名前で聞き回る事に、避難小屋の中の女性が反応したので、ゆっくり話して、応えてくれたので、今の状況を説明、一度そこまで引き返してくれた。 その間、現場で協力してくれた人も増え 林管長?の人も集まってくれてた、星生の方にも連絡がつき、降りてきてくれた。 MSRのフライシートとポールで覆って救助要請。 緯度と経度をYAMAPのマップで参照‼︎YAMAP便利だ😆 さっきまでのガスが、みんなの善意のおかげなのか?晴れ渡り、扇鼻の斜面に広がるミヤマキリシマと、微かな青空をみせてくれた、皆の心がなごみながら、救助ヘリを待つ事に。 担架があれば皆で運べるが、担架をまてば、2時間はかかる。久住山方面から、晴れ間を縫って飛ぶヘリの音が!こうゆう時、天使みたいにみえるな! 空から舞い降りた隊員を案内して、ピックアップ準備、最後に女性に、またミヤマキリシマみにきてねってつたえ、両手を握りしめた😊 ヘリのホバリングの風にも前回でだいぶ慣れた、無事にピックアップ完了するまで見守る、その瞬間まで、気が抜けないって感じる、木々がざわめいて、お気に入りのレザーキャップはどこかへ飛んでいき、無事にヘリを見送ると、安堵と晴れ渡った空と、一緒に協力してくれた人たち、運ばれた女性の仲間と良かったって笑い合う。 運ばれた人がいつかまたミヤマキリシマを見れるようにねがいながら、疲労が心地いい。 きっといい事あるよって皆でいいながら、先を進む、腹が減ってならない笑 今日は旨い酒が飲めるぞっておもいながら、北千里を抜け我が家に笑 テント張って談話室に、サプライズをくわだでながら、合流するメンバーを喜び、腰を抜かす姿をみて、みんな満面の笑み😆 そして、そのいい事が突然目の前に現れた‼︎ まえに50年も坊ガツルに通い続けてる伝説のおじさん、69歳で現役の直登マニア、この人に出会えて、またいつか話をしたいと思い続けて(またかよシリーズの最初くらいの話)一年、ついにその時は来た!我が九重連山の父みたいなおじさんで、すれ違いの声で一気に鳥肌がたって、『おさじちゃん!』って聞き間違えるはずもない、あの優しい声、やっと会えた😆 嬉しくて嬉しくて仕方なかったぁ〜救助の報酬なら、有り余るくらい嬉しい😆 全てのタイミングがそこに繋がってたなんて!笑 この後一緒に温泉入って、コーヒー飲んだり、お酒のんだりしながら、騒いだ😆 語り尽くせぬ話をしながら、あれからずっといつかここで会えるって思ってたって毎週通って、おじさんに追いつこうってしてたんだよ、教えてくれた鳴子のルートも行った!😆あぁ時間がたりない!まるで大事な人に会ったときの犬みたいにはしゃいだ笑 色んな料理、色んな酒、仲間がいて大切な人たちがそこにいて、山がある、ほかに足りないものなんてない!ここには、全てある😆 ここが帰る場所なんだ

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