谷川岳・天神平~熊穴沢ノ頭~肩ノ小屋 ‘19.6.7

2019.06.07(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 12
休憩時間
32
距離
6.8 km
のぼり / くだり
1387 / 139 m

活動詳細

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土合駅から関越交通バスに乗り終点の谷川岳ロープウェイ🚡前にて下車。 辺りは小雨に煙って見通しは殆ど利かないが、鮮やかな広葉樹の緑の樹海、この山肌一面の深い緑が美しくて、ロープウェイの15分の間、ずっと見入っていた。 この樹海の全てが赤や黄色に色づけば、もの凄い景色になりそうと思うと、又その季節に来てみたくなります。 天神平からは、天神尾根道を歩く。 そぼ降る雨の中☔️トボトボと歩く。 木道をトラバースしたり、ごろた石の急坂、ロープや鎖の岩場を登って行くと、シラネアオイやイワカガミ、イワウチワ、ツツジやオオカメノキの花々が路傍を飾ってくれている。 やがて、熊穴沢の頭から避難小屋に着く。 丁度、小屋を出て来られた男性2人組の方々と一頻りお話ししてお別れする。 「谷川岳1.8km」の標識を見て再出発、相変わらず小雨に煙って真っ白な山道を辿りだします。 前方に残雪の山肌と大きな岩塊がポッコリと見えます。あの岩は何という名前なのでしょう?? 少し勾配の緩やかになった「天狗の溜まり場」からしばらく行くと木段の切れ目、肩ノ小屋手前に雪渓が残っていてロープが設えられていた。 急こう配の雪面は殆ど氷に近い固さ、一足ごとに何度も靴を蹴りこみながら進まないといけない。 10分ほどあるいて12:20、肩ノ小屋に到着、ホッとしてご主人にご挨拶、言われるままにカッパなどを脱いでハンガーにかけて干す。 冷蔵庫内ビールが目についてちょっと一杯です。 こちらのご主人、中々の体格をされています。食料や小屋のゴミなどはご自身で歩荷されておられると言う。荷物の重さはほぼ40kg、時には60kgになる事もあるとか!! 登山道整備もされていて、そんな折に遭難者を発見することも多いと言う。 遭難救助の際は小屋主として先頭に立たれて多くの怪我人や不幸にも亡くなられた方を背負って山を下りられることもあると言う。 いずれも命がけの救助活動になるのだが、中にはかすり傷程度の人物が安易に救助要請をするケースも多いというお話しも‥‥!? 色々とお話を伺うと毎年小屋のオフシーズンに、ネパール子供たちの為の奉仕活動に出かけられておられると言う。山の現場でのお話しは興味深くて尽きることがない。 ふと気がつくと肝心の谷川岳、トマノ耳、オキノ耳にまだ登っていなかった!! 呑んでしまってはもう手遅れと、お酒を注文、一杯が二杯になり昼からほろ酔い気分。 歩いた後のお酒は美味しくてよく回りました。 今日の泊り客は二人と聞いたが、後刻、若者が一人飛び込んできて三人に増えた。 新しい方を交えて、また話の花が咲きます‥‥。

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