京都:一斉清掃登山(京都トレイル北山東部)

2019.06.02(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 28
休憩時間
1 時間 8
距離
6.2 km
のぼり / くだり
412 / 438 m
36
13
1 12
6
9
33

活動詳細

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毎年恒例の清掃登山に参加しました。 今年は京都トレイル北山西部(二ノ瀬〜山幸橋)が担当でした。 (出町柳=二ノ瀬〜夜泣峠〜向山〜山幸橋〜市原=出町柳) 【清掃登山歴史の概要】 清掃登山50年の節目を迎え、当初から今までの清掃活動の経過を振り返ることにより、先人たちの並々ならぬ努力の上に今の登山の環境のあることを知り、そして今後もこの活動を継続することの意義を見出すことになると思います。 1950〜1960(69年前)戦後高度経済成長と共にマナスル初登山等で第一次登山ブームが起こります。その後1960〜1970(59年前)テレビでの登山の放映などで大衆登山時代を迎えます。これが第二次登山ブームとなり山岳地帯は大量の登山者を迎えることとなりました。登山者のマナーの悪さから全国の山や登山道がゴミであふれる状態になったのです。最初に問題になったのは1972年(47年前)の尾瀬でした。大量のゴミ投棄で危機感を募らせた小屋主や地元からゴミ持ち帰り運動が巻き起こり国や県を巻き込んで全国に広がっていったのです。 このころ世界的にも環境への関心の高まりがあり世界環境デーが定められたり、1993年には環境基本法も制定され法的な環境も整ってきました。 このころ京都の金毘羅岩場では近畿圏からクライマーが押し寄せ環境の悪化が問題となっていたのですがついに1968年(51年前)入山禁止となりました。原因はゴミの投棄と神舎での無断宿泊や飲み食い等登山者のマナーの悪さであった。金毘羅山はご神体であり神聖な場所を汚すことの怒りがあったのです。その後京都府山岳連盟が仲介に入りマナーの向上や定期的な清掃活動の約束をすることで難航する交渉を成し遂げ入山の許可を取りました。 このことがきっかけで京都府下の清掃登山の活動をより活発化していくことになったのです。 (京都府山岳連盟自然保護委員会作成資料より)

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