活動データ
タイム
17:03
距離
36.5km
のぼり
1952m
くだり
3622m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る弥山小屋で楽しいひと時の後、死んだように眠る。 2日間で歩いた距離は55キロ。 疲れを押して吉野まで歩き切るか、途中の山小屋で1泊するのかは状況次第。コースタイムの管理も大事やけど今回の旅の原点である「大峰山系を楽しむ」ことに立ち返る。 自分ルールで基本は日没後登山は無しやけど、奥千本以降は舗装路になるので真っ暗下山も解禁するつもりで計画してます。 それではlast行っときましょうか! ↓ 1日目のレポート 本宮〜行仙宿山小屋編 https://yamap.com/activities/ ↓ 2日目のレポート 行仙宿〜弥山小屋編 https://yamap.com/activities/3803920 ●予定日程 DAY1 本宮〜行仙宿山小屋 CT16:05 DAY2 行仙宿山小屋〜弥山小屋 CT16:40 DAY3 弥山小屋〜吉野駅 CT19:05 DAY4 予備日 ※逆峯の正式起点である柳の渡しはスルー ※確保した休みは4連休。予備日を1日設定。 ●通過した主なピーク⛰ 弥山1894m 七曜岳1584m 大普賢岳1780m 山上ヶ岳1719m 大天井ヶ岳1439m 四寸岩山1235m 青根ヶ峯858m ※国見岳の山頂はスルー ●距離 35.9km🚶♂️ ●獲得標高↑1990M ↓3649M 距離が最も長くCTも最長の19時間超の設定を最終日に残すアホな計画となりました。過去2日と比べて獲得標高でのインパクトはありませんが、疲労に加えて水ぶくれもできているよう(帰宅後判明)なので下りの区間が長いことがこたえました… そして、奥千本からの6キロ超のアスファルト一気下り区間…これまたしんどかったです。 ●時間🕐 04:27 弥山小屋出発 05:06 聖宝ノ宿跡 05:32 弁天の森 05:50 奥駈出合 07:15 行者還小屋 08:30 七曜岳山頂 09:21 国見岳分岐 10:14 大普賢岳山頂 11:18 阿弥陀ヶ森女人結界 12:06 小笹ノ宿 12:54 山上ヶ岳山頂 13:52 洞辻茶屋休憩 14:10 洞辻茶屋出発 14:50 今宿跡 15:25 五番関女人結界 16:12 大天井ヶ岳山頂 16:55 二蔵宿小屋 18:06 四寸岩山 19:21 青根ヶ峯 19:39 吉野山奥千本修行門 21:31 近鉄吉野駅 山と高原地図コースタイム19:05 実際の行動時間17:04 CT対比89.4% ※YAMAP地図は逆峯タイムしか記載がない ※吉野山付近は比較的コースタイムは緩め ※疲労の蓄積もあり後半ペースが落ちました ●危険箇所 七曜岳〜国見岳鎖場⚠️⚠️ 上記七曜岳北側の崖沿いの鎖場は要注意ですが、 1箇所以前よりも足元のルートが崩落しています⚠️慎重に歩きましょう。 ●ルート概況 ほぼ全区間、ルートは明瞭です。今日は圧倒的に下りの区間が長いです。確かに体は重たくても下りなら前には進むのですが、コースタイムとの比較でいくと下りだとなかなか貯金が作れないのもあります。吉野に近づくにつれて歩き易いものの地味な区間に変貌します。 阿弥陀ヶ森〜竜ヶ岳巻きの区間は全区間の中で倒木が最もひどいです。危険性は皆無ですが、早め早めに倒木を交わすルート取りをしないと思わぬタイムロスに繋がります。 また阿弥陀ヶ森〜山上ヶ岳〜五番関までは女人禁制区間になり、女性の入山は禁止されています。 ●確認した水補給場 行者還小屋 行者還零水💧 ※渇水期涸れます 細い 小笹ノ宿水場💧※水量かなり豊富 弥山小屋でしっかりと補給して(1ℓ=100円)スタートしました。行者還の水場は涸れている可能性もあるからです。結果として4月に続き細いながらも水は出ていました。小笹ノ宿脇の水場に関しては非常に水量豊富な沢の源流になっており、余程のことがない限り涸れることは無いと思います。 ●大峯奥駈道DATA 🥾歩行距離 91.5km 🏃♂️消費カロリー21934kcal ⏳活動時間45時間35分 標準CT 51時間50分 ⌚️CT対比87.9% ⛰獲得標高8335m⬆️ 8172m⬇️ 💕達成感 最高潮 ●大峯奥駈道一気駆けに必要なこと(私見) ①事前の情報収集力 ②健脚度(=スピードの自己把握) ③計画力(=計画修正力) 危険な岩場を歩くアルプスの岩稜地帯で求められるスキルは特に不要です。僕は上記の能力が必要だと考えます。 ①に関して 水場や営業小屋が少ないルートになるので、事前に最低限の水場や避難小屋、エスケープルートやその間のコースタイムなど下調べは必要だと考えます。 ②に関して 社会人は何日も時間を確保することは出来ないため、4〜5日で歩く場合もそれなりの健脚度が求められます。CTの80%後半で歩いてますが、荷物が重くて毎日歩き続けるシチュエーションでのCTを基準とした時間管理はなかなかシビアですよ。普段の登山は80%で歩けるから!金剛山CT80%で登れるから!大峯奥駈も同じペース設定!なんてスピードを過信した計画は辞めてください(笑) ③に関して ロングトレイルになり天候も不安定な地域なのでその都度どこまで進むのか、今の自分の体調はどうなのか、刻一刻と変わる状況に応じてペースを設定する(=常に現状認識と修正力)ことが求められます。 最後に感想… 丸々3日間起きている時間はほぼ歩いてました。 非常に厳しくも楽しい大峯奥駈道でした。 ロングトレイルについてはもちろんですが、山とは関係のない所での計画の大切さや準備の大切さ (大峰山系の把握、自身の登山能力のトレーニングetc…)そして人との交流の暖かさなど色々なことを学べたような気がします。 昔の人々はどうしていたのか? 事前の情報収集も出来ない。地図もない。GPSもない。危険箇所の整備もない。看板もない。緊急時の携帯電話もない。 歴史溢れる大峯奥駈を歩いてきた先人達に、 最大限の賛辞を。 Special Thanks 新宮山彦ぐるーぷ様 南大峰の登山道をとても綺麗に整備してくださり、また宿泊させて頂いた行仙宿小屋は避難小屋のクオリティーを遥かに超えてました。「無人でも感じる最大級のおもてなし」を人生で1番感じる瞬間でした。ありがとうございました。 インスタでメッセージを下さった皆様 YAMAPでお礼を申し上げても仕方ありませんが、登山中のリアルタイムの投稿にメッセージをくださった皆様、1人じゃないような気がして寂しくなかったです。孔雀岳に向かう最中に顔出しをしていない僕に声かけて下さったnoriさんありがとうございました。 すれ違った逆峯の登山者の皆様 情報交換に時には奥駈道の同志と励まし合い、 また差し入れも頂いたり…楽しく歩くことが出来ました。ありがとうございました。 弥山小屋のおっちゃん まずは7時前という遅い到着になってすみません。 それにも関わらず優しく接してくださり嬉しく思います。朝ごはんで作ってくださったお弁当の味を忘れません。 大峯奥駈道 厳しくも優しく楽しく僕を迎えてくださりありがとうございます。今度はゆっくり歩く行程で歩きにきますね。see you again‼︎ thank you!!!
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