浅間山麓トレイルー2 <ノルディックウォーキング トレイル日記>  

2019.05.26(日) 3 DAYS

注意情報

この活動日記は、現在は立入禁止となっている区域を含んでいる可能性があります。
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チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 26
休憩時間
1 時間 55
距離
29.0 km
のぼり / くだり
1760 / 1834 m
5 8
16
7
53
11
18
8
4
21
13
56
DAY 2
合計時間
6 時間 27
休憩時間
1 時間 57
距離
19.2 km
のぼり / くだり
758 / 637 m
DAY 3
合計時間
8 時間 55
休憩時間
1 時間 19
距離
26.6 km
のぼり / くだり
904 / 1400 m
4 46
1 9

活動詳細

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浅間山麓を巡るトレイルの2ndステージの3日間です。 前回宿泊した北軽井沢のYHブルーベリーを中継基地とし車を駐車させて頂きました。 今回は浅間山麓を2縦断、周回して基地に戻りました。 第1日 晴天 AM5時スタート。登山口のしゃくなげ園までのアプローチは9.5Km。別荘地帯を最短距離をリサーチしながら行きました。 しゃくなげ園内を突っ切り鋸岳へ登るこのコースは通称バカ尾根ルートとして昔からあるコースですが、最近は登山者はほとんどない群馬側からの唯一の隠れたコースです。 鋸岳からはJバンドを下りて前掛山を登頂。下山は火山館から浅間山荘へ更に蛇堀川沿いの旧登山道を下り1000m道路沿いの小諸YH泊。 12時間27分。29.1Km。獲得上昇高度1550m。 第2日 晴天 7時44分スタート。朝から気温はどんどん上がって行き思うように体が動かない。全国的な猛暑警報中とのこと。浅間サンラインの焼けた舗装路を9.3Km、さらに日陰のない農道を登り続け17Km地点でついにギブアップ。 水を飲み、何度も木陰で休み、道脇の農業用水に浸したタオルで体を冷やしても発汗は続き、むかつき嘔吐は収まらず完全に熱中症状となった。気温はまだ上がる気配。宿まで9Km、ここから上昇高度700mを超すのは今の体調では危険と判断した。 通りがかりの車の方にお願いして峠を超えた先の宿までヒッチハイクとなりました。乗せていただいた浜松の老夫婦に感謝、助けていただきました。 宿では涼しい部屋で延べ10時間の睡眠。食欲も回復しました。 6時間38分。26.5Km(内9Km乗車)。 第3日 曇り時々小雨、風。体調回復。計画変更。 宿に不要物をデポし、湯の丸山へ登頂。(6.7km、3時間16分) 桟敷林道、牧草地作業路、パノラマライン南ルートを経て基地まで戻りました。 8時間28分。26.7Km。獲得上昇高度900m 熱中症による体調不良があり、計画変更がありましたが浅間山麓の美しさの中で優しさ、厳しさ、雄大さを感じ楽しむことが出来ました。 まだまだ残された浅間山麓の魅力を訪ね続けてみたいと思います。

浅間山・黒斑山・篭ノ登山 YHブルーベリーに車を駐車
YHブルーベリーに車を駐車
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 浅間山溶岩樹型に立ち寄り小休止
浅間山溶岩樹型に立ち寄り小休止
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 樹林帯を抜け、目指す鋸岳(右)と浅間山が見えてきました。
樹林帯を抜け、目指す鋸岳(右)と浅間山が見えてきました。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 まだ誰もいない しゃくなげ園の中を登り展望台を通過。
早咲のしゃくなげはほぼ満開。
まだ誰もいない しゃくなげ園の中を登り展望台を通過。 早咲のしゃくなげはほぼ満開。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 園内の林間 かもしかコースは尾根山頂まで。
園内の林間 かもしかコースは尾根山頂まで。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 ここからロープを乗り越え登山路に入ります。
ここからロープを乗り越え登山路に入ります。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 赤テープを頼りに樹林帯を抜けざらざらした火山灰の中、消えかかった道を辿りながらバカ尾根に出ました。
広々とした尾根は赤テープを探すのが大変。下りでは迷いやすいと思います。
赤テープを頼りに樹林帯を抜けざらざらした火山灰の中、消えかかった道を辿りながらバカ尾根に出ました。 広々とした尾根は赤テープを探すのが大変。下りでは迷いやすいと思います。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 前掛山への登山ルートが見えます。
左の尾根筋には千トン岩も見えます。
前掛山への登山ルートが見えます。 左の尾根筋には千トン岩も見えます。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 前回縦走した浅間隠山と鼻曲山の山並みが見えます。
二つの山を結ぶ稜線の先にはうっすらと榛名の山々がみえます。
このトレイルはあの山の麓の町を歩き出てここまでやって来たのでした。
前回縦走した浅間隠山と鼻曲山の山並みが見えます。 二つの山を結ぶ稜線の先にはうっすらと榛名の山々がみえます。 このトレイルはあの山の麓の町を歩き出てここまでやって来たのでした。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 シラハゲ ケルンまで2時間程で登ってきました。
シラハゲ ケルンまで2時間程で登ってきました。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 目標のないこの広い尾根筋も視界の悪い時は迷いやすいでしょう。
目標のないこの広い尾根筋も視界の悪い時は迷いやすいでしょう。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 鋸山頂で昼食。
前掛の稜線を登る人が見えます。
これからあの径を登ります。
鋸山頂で昼食。 前掛の稜線を登る人が見えます。 これからあの径を登ります。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 カルデラの湯の平の先に剣ヶ峰。遠く八ヶ岳の山々。
カルデラの湯の平の先に剣ヶ峰。遠く八ヶ岳の山々。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 外輪山の山々。
かろうじて黒斑山が見えます。
Jバンドを下って行く人が見えます。あそこを下って前掛山に向かいます。
外輪山の山々。 かろうじて黒斑山が見えます。 Jバンドを下って行く人が見えます。あそこを下って前掛山に向かいます。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 避難ドームから山頂への稜線を望む。
今日は登山者が多いです。
避難ドームから山頂への稜線を望む。 今日は登山者が多いです。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 2524m 現在はここを100名山浅間山頂としているようです。
2524m 現在はここを100名山浅間山頂としているようです。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 今まで見上げていたばかりの方角の山々をバツクに見下ろすショット。妙な快感。
今まで見上げていたばかりの方角の山々をバツクに見下ろすショット。妙な快感。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 黒斑山を代表とする外輪山の岸壁は美しい。
黒斑山を代表とする外輪山の岸壁は美しい。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 外輪山の東端 鋸岳(左寄りのピーク)から続く登ってきたバカ尾根が見えます。
登山口のしゃくなげ園駐車場も見えます。
外輪山の東端 鋸岳(左寄りのピーク)から続く登ってきたバカ尾根が見えます。 登山口のしゃくなげ園駐車場も見えます。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 湯の平口の分岐まで下ってきました。
草すべり、トーミの頭への分かれ道。
湯の平口の分岐まで下ってきました。 草すべり、トーミの頭への分かれ道。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 硫黄の臭いが漂う川の石は変色していました。
硫黄の臭いが漂う川の石は変色していました。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 浅間山荘の登山口大鳥居を通過。
浅間山荘の登山口大鳥居を通過。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 蛇堀川沿いの旧登山道を下ります。土砂崩れで車両通行止めになっているためか今は歩く人も無いこの路、私好みの道です。昨年はこの路を登りました。
蛇堀川沿いの旧登山道を下ります。土砂崩れで車両通行止めになっているためか今は歩く人も無いこの路、私好みの道です。昨年はこの路を登りました。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 突然現れたヤマツツジに足が止まりました。
突然現れたヤマツツジに足が止まりました。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 七尋岩(ななひろいわ)。
巨大な溶岩の塊岩の上には祠が祀られていました。
信仰登山者の安全を祈願して毎年霊祭が行われていると聞きました。
七尋岩(ななひろいわ)。 巨大な溶岩の塊岩の上には祠が祀られていました。 信仰登山者の安全を祈願して毎年霊祭が行われていると聞きました。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 ほぼ予定通り5時23分小諸YHに着きました。
ほぼ予定通り5時23分小諸YHに着きました。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 2日目 ホストご夫妻に見送られチョット遅いスタートです。
朝から暑いです。
2日目 ホストご夫妻に見送られチョット遅いスタートです。 朝から暑いです。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 浅間サンラインの舗装路を2時間程歩き、目指す湯の丸山と地蔵峠方面が見えてきました。
浅間サンラインの舗装路を2時間程歩き、目指す湯の丸山と地蔵峠方面が見えてきました。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 コースからちょっとはずれ寺ノ浦石器時代住居跡に立ち寄り。
数少ない木陰で休憩。
コースからちょっとはずれ寺ノ浦石器時代住居跡に立ち寄り。 数少ない木陰で休憩。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 休む木陰のない広域農道を登りようやく県道94号線入りました。
この道沿いには長い上り坂の続く鹿沢までの間に100体のお地蔵様を設置して旅人の安全を祈ってくれています。
ここはようやく10番目です。
休む木陰のない広域農道を登りようやく県道94号線入りました。 この道沿いには長い上り坂の続く鹿沢までの間に100体のお地蔵様を設置して旅人の安全を祈ってくれています。 ここはようやく10番目です。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 体調はますます悪くなるばかり。
休んでばかりで進めない。
ようやくこの先の使われなくなったバス停跡の小屋へたどり着く。
回復が望めなく危険を感じ、ギブアップ。
通り掛りの車の方にピックアップをお願いしました。
体調はますます悪くなるばかり。 休んでばかりで進めない。 ようやくこの先の使われなくなったバス停跡の小屋へたどり着く。 回復が望めなく危険を感じ、ギブアップ。 通り掛りの車の方にピックアップをお願いしました。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 地蔵峠を超え直下の民宿まで行きつきました。
涼しい部屋で延べ10時間の睡眠、休養で何とか回復できました。
地蔵峠を超え直下の民宿まで行きつきました。 涼しい部屋で延べ10時間の睡眠、休養で何とか回復できました。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 3日目 一転涼しい曇りの朝。体調回復。
余分な荷物をデポして湯の丸山を登って来よう。
3日目 一転涼しい曇りの朝。体調回復。 余分な荷物をデポして湯の丸山を登って来よう。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 宿のすぐ前の湯の丸牧場跡を登るコースを選択。
角間峠との分岐を左折。この辺りは猿飛佐助修行の地とされているようです。
快適な林間コースを登ります。
宿のすぐ前の湯の丸牧場跡を登るコースを選択。 角間峠との分岐を左折。この辺りは猿飛佐助修行の地とされているようです。 快適な林間コースを登ります。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 湯の丸尾根の鐘分岐。
右折して登ります。
帰りにはこの尾根筋を直進、地蔵峠に下ります。
湯の丸尾根の鐘分岐。 右折して登ります。 帰りにはこの尾根筋を直進、地蔵峠に下ります。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 風が強くなり時折ぱらつき始めたので急いでブレーカーを着ます。
風に揺られながらのショット。
浅間山と手前は篭ノ登山。
風が強くなり時折ぱらつき始めたので急いでブレーカーを着ます。 風に揺られながらのショット。 浅間山と手前は篭ノ登山。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 笠雲のかかった富士山が見えました。天気が崩れる予兆です。
笠雲のかかった富士山が見えました。天気が崩れる予兆です。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 地蔵峠の八十番地蔵。
ビジターセンターに寄ってみましたがK所長は外出中でした。
地蔵峠の八十番地蔵。 ビジターセンターに寄ってみましたがK所長は外出中でした。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 峠を下り八十五番地蔵から旧道に入りました。
峠を下り八十五番地蔵から旧道に入りました。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 少し熊笹を掻き分け静かな道を民宿まで下りました。湯の丸山周回6.7kmのコースでした。
少し熊笹を掻き分け静かな道を民宿まで下りました。湯の丸山周回6.7kmのコースでした。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 桟敷林道は6.7Km程の快適な林道です。
桟敷林道は6.7Km程の快適な林道です。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 開けた道脇に面白いものを見かけました。
何かと思って標識を見ると国土地理院の基本(側標)と記されていました。帰って調べてみるとGPS火山変動リモート観測装置REGMOSでした。活火山の浅間山麓にはこんな装置がいくつも配置されているのでしょう。
開けた道脇に面白いものを見かけました。 何かと思って標識を見ると国土地理院の基本(側標)と記されていました。帰って調べてみるとGPS火山変動リモート観測装置REGMOSでした。活火山の浅間山麓にはこんな装置がいくつも配置されているのでしょう。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 白樺林から高度を下げ、この辺りは山桜が咲き誇る気持ちの良い空気を独り占めして歩きます。
白樺林から高度を下げ、この辺りは山桜が咲き誇る気持ちの良い空気を独り占めして歩きます。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 地図にはない農林省嬬恋農場際の作業路を通りました。
初日に登った鋸岳へ続く長いバカ尾根がくっきりと見えます。
地図にはない農林省嬬恋農場際の作業路を通りました。 初日に登った鋸岳へ続く長いバカ尾根がくっきりと見えます。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 熊捕獲の檻。これで捕まるのかな。
さきほど2頭のシカを見かけました。私の熊鈴の音を聞きつけてこちらを見ていたがサッと行ってしまいました。
時折キューキューと声が聞こえます。
熊捕獲の檻。これで捕まるのかな。 さきほど2頭のシカを見かけました。私の熊鈴の音を聞きつけてこちらを見ていたがサッと行ってしまいました。 時折キューキューと声が聞こえます。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 パノラマライン南ルートに出ました。
計画変更してこの道を辿って中継基地へ戻ります。
パノラマライン南ルートに出ました。 計画変更してこの道を辿って中継基地へ戻ります。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 キャベツ畑が段々多くなってきました。
キャベツ畑が段々多くなってきました。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 道脇にすごい溶岩の塊を見つけました。
「真田丸の岩櫃山」の表示が取り付けてあります。
御主人に聞いたら初めは横線の辺りまで土や枯葉に埋まっていたとのこと。
道脇にすごい溶岩の塊を見つけました。 「真田丸の岩櫃山」の表示が取り付けてあります。 御主人に聞いたら初めは横線の辺りまで土や枯葉に埋まっていたとのこと。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 初日にここを曲がってしゃくなげ園に向かいました。ここから浅間山麓を一回りして帰ってきたことになります。まもなく帰着です。
初日にここを曲がってしゃくなげ園に向かいました。ここから浅間山麓を一回りして帰ってきたことになります。まもなく帰着です。

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