活動データ
タイム
10:10
距離
13.4km
のぼり
1471m
くだり
1474m
活動詳細
すべて見る鈴鹿スカイラインの駐車場に車を止め、表道から御在所へ。武平峠を経て鎌ケ岳の頂上へ。ここから水沢岳まで鎌尾根をピストン。元気が残っていれば、再び武平峠に下りてから御在所へ登り返し、裏道でも通って車に戻る予定でした。さすがに体力を使い果たし、鎌ケ岳から三ツ口谷経由で車に戻りました。合計10時間10分。なかなかハードな山旅となりました。 御在所岳に登る登山道はたくさんあります。表道は、何年前に使ったのか、記憶にありません。もしかしたら、30年ぶりかも。 自宅を3時40分に出て、コンビニで買いだし、伊勢湾岸道から新名神高速道路に入り、新たなインターである菰野ICから出ます。あまりにも便利すぎてびっくりします。東海環状道路が大安からさらに北に延びて藤原岳の麓あたりにICができるとすれば、私の自宅から鈴鹿山脈に行くのは、さらに便利で楽ちんになります。 菰野ICを出ると自然に鈴鹿スカイラインに道はつながり、希望荘をすぎると御在所ロープウェイ乗り場につながる橋のたもとにでます。なるほど、菰野ICの開業に併せてこの巨大な橋を架けていたのですね。 スカイラインの両脇で駐車可能な場所は、もっと時間が遅ければ満車になりますが、なにせ4時すぎに通過しています。ほとんど、車はない状態です。とはいえ、人気の駐車場は、結構とまっていてびっくりします。湯ノ山温泉から上り詰めてくる道の終点に位置する駐車場は、がらがらでした。私で2台目。貸し切り状態です。愛車、スバルレガシィアウトバックを駐車し、歩き始めると4時30分。まだ、夜明け前です。薄暗い車道を少し歩くと、立派な道標が立ち並ぶ地点に着きますが、暗くてよくわかりません。YAMAPの地図をみて、入り口を発見。 表道は展望もいまいちで、人気の乏しい登山道です。でもよく整備され、迷うようなところはありません。百間滝という景勝地があるのですが、あいにく、樹木が育って、視界を遮っています。 今回は、行程が長いので、ピークでゆっくりすることはなく、すぐ、武平峠へ。県境尾根道を通るのも何年ぶりでしょうか。近づいてくる峠。スカイラインを通る車、トンネル西側の駐車場が次第に大きくなってきます。峠まではさして時間がかかりません。 峠までくると人が一気に増えます。そう、武平峠のトンネルの両脇に駐車場があり、そこから御在所岳・鎌ケ岳まで1時間半もみれば登ることができます。実にお手軽な登山ですね。登山入門としてはよいと思います。若いカップルや家族連れが目立つのも納得です。 鎌ケ岳に至る尾根道は、頂上の少し下で大崩落を起こしています。三ツ口谷から沢を詰めてくるルートもこの崩落地に出てしますので、ルートどりが大切となります。そんな崩落地帯をヘルメット着用でよじのぼる方を見かけました。声をかけると私の待つ尾根道に合流し、この方と語らいながら、鎌ケ岳の頂上に着きました。頂上では、これまたゆっくりできません。大勢の登山客で賑わうピークを足早に去り、岳峠に下ります。すぐ登り返して鎌尾根ルートへ。ここから水沢岳までのルートはこの数年、毎年のように歩いていますので、詳細はカットします。 再び、鎌ケ岳に戻るまで、やはり往復4時間ほどかかります。2回目の鎌のピークは通過するだけ。体力・気力があれば、武平峠に降り立ったのち、御在所岳に登り返すのですが、この暑さと体力不足はどうしようもありません。予定を変更し、鎌ケ岳から車に一番早く戻っていける三ツ口谷経由のルートを選択しました。 三ツ口谷ルートは、途中で崩落があったとのことで、崩落地帯を避けるために、一部、登山道がつけかわっていました。下山で使う場合、格別迷うところはありませんでしたが、上ってくる場合は、分岐が判然としないところが数カ所あったように感じます。 午後2時40分。10時間と10分に及ぶ山旅は終わりました。60才をすぎた老体には少しきつい登山です。 早朝は2台しか車のなかった駐車場は満杯。さすが、日曜日です。
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