2019.05.25〜26 月の姿のたしかな劔の空/室堂BT発着

2019.05.25(土) 3 DAYS Toyama
Qchan
Qchan

活動データ

タイム

29:15

距離

20.3km

上り

2,790m

下り

2,785m

チェックポイント

活動詳細

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生まれたての樹々の若葉にまとわりつくような夏風が漂い始めた。まだ5月というのに…。 昨年同様に今年も計画していたクラシックルートからの劒嶽。この週末の最低気温は標高3,000m辺りでも6℃との予報に目を疑った。 今回の計画は…。 ◆一日目 室堂BT→一の越→雄山→大汝山→別山→剱御前小舎 ◆二日目 剱御前小舎→劔沢→長次郎谷→北方稜線→劒嶽→カニのヨコバイ→平蔵谷(可能なら別山尾根)→劔沢→剱御前小舎→雷鳥沢→室堂BT 気温が高くなると気になるのは雪崩と落石…。そのリスクが高い長次郎谷と平蔵谷を辿ることになる。長次郎谷は登りルートで計画しているが、夜明け前のため落石が発生すると避けられないリスクがある。一方で下りルートで予定している平蔵谷も落石に注意が必要だが、気温が上昇する時間帯となるため雪崩に対しても気を遣うことになる。 下りは落石と雪崩のリスクヘッジと、嫌な劔沢雪渓の登り返しを避けるため、可能なら別山尾根を使いたいが、このルートは前劔の雪壁を下りることになるため難易度は高くなる。 ◼︎◼︎◼︎ <一日目の行程は省略> 少しでも雪が締まっている間にと、午前2時に小屋を出発した。標高2,760mにある剱御前小舎から約2,000mの長次郎谷出合まで一旦標高を下げるが、雪渓は既にグサグサの状態。 3時前に長次郎谷出合に着き、ここから北方稜線に向けて雪渓を詰めていくことになる。大袈裟に言うと、雪質は「三歩進んで二歩下がる」のような最悪の状態で、雪渓核心部となる熊ノ岩からの急登を考えると不安が過ぎった。 標高を上げるにつれ徐々に明るくなってきた長次郎雪渓。熊ノ岩に着いたのは4時20分頃でまだ陽は昇っていないようだが、見上げた空には我々を見守るように輝く月姿が…。 ここからが雪渓の核心部。 標高を上げ、雪も少しは締まってきたようで安心したが、太陽が雪面を照らすまでの時間は20分ほどしかない。気持ちばかりが焦り、目の前にあるはずのコルは遠かった。 5時半前に無事に長次郎のコルに着き、朝陽に照らされたアルプスの山々を暫し愉しむ。 コルから劒嶽山頂までは北方稜線を辿ることになるが、昨年と違い腐った雪がしっかりと着いていた。トレースはあるもののこれを信じて足を置くと踏み抜く程度では済まないところもあり、ルーファイが肝要となる今回一番の核心部。 6時過ぎに無事登頂。 5月の3,000m峰とは思えないほどの暖かさの中、静かな山頂で一時間ほど寛いだ。 下山ルートは劔沢雪渓の登り返しが嫌で自分だけ別山尾根ルートを考えていたが、タイミングよく別山尾根から登られてきた方にルート状況を聞くと、「フリーではルーファイ次第」とのこと…暫し考えたが、別山尾根からの下山は諦めて平蔵谷を下りることにした。 体力を使いきった後でアイゼンの効かない腐った雪、そして真夏のような陽射しの中での登り返し…自分にとって平蔵谷出合から剱御前小舎までの標高差約700mの登り返しはやはり地獄の劔沢雪渓だった。 平蔵谷出合から約二時間で小屋に到着。 冷たいコーラで喉を潤し、小屋のカレーライスで空腹を満たして小屋を後にした。

お天気 頼むよ。
今回は小屋泊なので、なんとか35㍑のザックにまとまりました。笑
7時始発の切符を購入するため、6時前に立山駅に着くも既に列が…。
雪崩のリスクがあるため、ビーコンをレンタル。 ちなみに、積雪期の立山はビーコンの携帯が義務付けられています。
始発のケーブルに乗って、先ずは美女平へ。
2台目のバスに乗れました。
室堂に到着!
JunJunさん、あすかさん、よろしくお願いします。
ついでに私も。
雲ひとつない青空。既に暑い!
一ノ越にに向けて出発。
トラバース地帯を通過。
暑い!汗
一ノ越に到着。
雄山方面は雪が少ない?
JunJunさん到着。
槍ヶ岳方面。
薬師岳を中心に。
あすかさん到着。
室堂平と大日連山。
JunJunさんの説明を受けるあすかさん。
雄山に向けてリスタート。
振り返って、一ノ越とその奥に龍王岳。
雷鳥と遭遇。立山は会える確率が高いです。
劒嶽をバックにもう一枚。
暑い!
チラッと劒嶽。
アルプスと飛行機雲。
振り返ってJunJunさん。あすかさんは…下の方に。笑
もう少し!
三角点に到着。
鹿島槍と爺。
左に薬師岳と遠くに白山。
白山をアップで。
JunJunさん、もう少し。
笠ヶ岳を中心とした北ア。
常念山脈。
五竜→鹿島槍→爺。
あすかさんも到着。
雄山山頂に向かいます。
参拝料500円が必要な山頂も今なら無料です。
到着。 二礼二拍手一礼。
劒嶽をバックに。
雄山から見た黒部湖。
これから辿る稜線とその奥に劒嶽。
大汝山。
劔人!
最高の天気ですが、5月の3,000m峰とは思えない気温。
さ、大汝山に向かいます。
時間はあるのでのんびりと。
室堂平と大日連山。
もう少しで大汝山。
大汝山に到着。
大汝山からの劒嶽。
美しい!
富士の折立。
富士の折立は登らずに巻くことに。
手前から真砂岳、別山、劒嶽。
後立山連峰。
真砂岳。
振り返って富士の折立。
気持ちいい。
真砂岳も巻きます。 別山への稜線。
何度も室堂平。
振り返って。
別山への登り返しはキツい。
別山に到着。 そして…。
間近に劒嶽! 明日お邪魔します。
あすかさんが着くまでに別山北峰へ寄り道。
もう少しか?
標柱はありませんが、この辺りということで。
北峰からの劒嶽! ここからの劒嶽は美しい山容です。
後立。
本日の宿である劔御前小舎。
剣山荘と劔沢小屋。
美しいね。
別山へ戻ります。
戻ったタイミングであすかさんも別山に到着。
お決まりの劔ポーズ。笑 写真を強要されました。汗
凛々しいねぇ。
こちらは砂浴びをしている雌の雷鳥。
さてさて、劔御前小舎に向かいます。
またまた劒嶽。
JunJunさん、あすかさんと大日連山。
劔御前小舎が見えてきました。
到着! お世話になります。
axxxamiさんと飛び入り参加のガス男さんと合流。
宴会の始まり〜。 夕食までの時間を楽しみます。
小屋の夕食。 美味しく頂きました。
サンセットタイム! ほんのりと紅く染まる室堂平。
今になって少し雲が。
せっかくなので、劔御前山からサンセットを望むことに。
振り返って別山と劔御前小舎。
あそこが山頂かな。
小屋から10分程で到着。
美しいサンセットを期待して登ったのですが…残念です。
劒嶽。 明日はよろしくお願いします!
絵画のような…。 今日も有難うございました。 おやすみなさい。
おはようございます! 昨日に続いて劔2連登を目指すガス男さん。
そして、ソロで雪山テン泊される◯◯axxxamiさん。笑
こちらは隊長のJunJunさん。
アイゼンの装着に手間取っているあすかさん。笑 そして私の5名で残雪の劒嶽を目指します。
行ってまいります!
劔沢野営場を通過。
予報通り気温が高く、足元の雪はグサグサでうんざり。
平蔵谷出合を通過。
長次郎谷出合に到着。
ここから長次郎谷を詰めます。 落石注意!
長次郎谷出合から一時間、漸く明るくなってきました。
熊ノ岩から左俣を辿ります。
雪渓を振り返って。
ギザギザ八ツ峰。
言葉を発する力も無く…。
熊ノ岩まであと少しが遠い。
熊ノ岩に到着! ここで小休止。
針ノ木岳、蓮華岳方面。 夜が明けた空には月が….まるで我々を見守ってくれているようでした。
刺々しい八ツ峰。
ここから長次郎雪渓の核心部。 ダブルピッケルに換装して長次郎のコルに向かいます。
標高を上げ、少し締まってきた雪面も陽が照らし始めたので急ぎます。
雪渓を振り返って。
近いようで遠い長次郎のコル。
おはようございます!
もう少し!
長かったー。(JunJunさん撮)
ガス男さんとあすかさんもあと少し!
皆さん無事に登りきりました。(axxxamiさん撮)
先陣きって北方稜線に向かいます。(JunJunさん撮)
振り返って長次郎のコル。
腐った雪面のトレースは信用できず、一番の核心部となる北方稜線。
慎重に!
毛勝三山。
核心部はあと少し!
最後にあすかさんも無事に核心部を登りきりました。
長次郎雪渓を見下ろす私。(JunJunさん撮)
後立と八ツ峰。
核心部を登りきった後は、劒嶽山頂に向けてのビクトリーロード。 ここからはaxxxamiさんに先頭を譲ります。
ここを越えると…。
誰も居ない静かな劒嶽! axxxamiさんも満足の笑顔。
自己責任で。
標高2,999mの劒嶽も、積雪期限定で3,000m超えを体験できます。笑
山頂から室堂方面。
燕岳、大天井岳方面。
五竜、鹿島槍、爺。
ん?どこ撮ったか…。
後立山連峰。
全員集合! 後から来られた方に撮って頂きました。
早月尾根。
穏やかな山頂で朝食。
山頂ではのんびりと一時間程滞在して下山。
早月尾根との分岐。
分岐を過ぎると雪が無く、アイゼンを解除して進むも…。
しっかり着雪している箇所もあり注意が必要。
ここからは劇下り。 カニのヨコバイに入ります。
ハロ現象。
私は最後尾から。 鎖は出ているので難しくはありませんが、主観なので参考にしないでください。
ハシゴを下りて。
平蔵谷のコルに到着。
別山尾根。 登られてきた方に遭遇し、ルート状況をお聞きすると、「フリーではルーファイ次第」とのこと…難易度も高くなることから、今回は諦めて平蔵谷雪渓を下りることにしました。
長い雪渓下りに向けて準備中。
延々と続く平蔵谷雪渓。
上部は急斜面の劇下りとなります。
気温が上がってきたので、急いで下りることに。
雪崩跡のデブリ地帯。
劔沢雪渓までもう少し。
平蔵谷の出合に到着。
ここから剱御前小舎までは約700mの登り返しとなります。
長過ぎ!
劔御前。
漸く劔沢小屋が。
劔沢小屋からの劒嶽。
この時期の劔沢小屋は一般は泊まれないようです。
さてさて、劔御前小舎へ向けて最後の登り返し!
美しいね。
やっと小屋が見えてきました。
長かったー! axxxamiさんとはここでお別れ。
下山前の腹ごしらえ。 疲れた身体に染み渡りました。
荷物をまとめて下山です。
お世話になりました。
雷鳥沢を下ります。
少し雲が出てきたようです。
浄土山と室堂平。
立山。
雷鳥沢野営場は閑散としていました。
雷鳥沢ヒュッテからの最後の登り返し…これが辛い。
雷鳥荘のベンチで横になったら、いつのまにか寝てました。笑
みくりが池の雪は解け始めています。
アップで。
漸くバスターミナルが見えてきました。
axxxamiさんは先に帰られたので、残る4人で記念撮影。皆さん、お疲れ様でした!

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