活動データ
タイム
07:14
距離
11.6km
のぼり
1474m
くだり
182m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るはい、また行ってきました。タラルア山脈。 前回のタラルアピークスループ以来です。山脈なんで広いですが、行ったところは同じところ。どんだけ好きやねんってはなしですよね。 これがマッセー大学アルパインクラブ、いわゆる山岳部、今学期最後の山旅となります。わたしは今学期で卒業なのでこれにてみんなとはお別れです。 まあまあいつも通りですよ、今回も楽しくハッピーエンドってわけではなかったので、最後まで読んでってくださいな。 朝八時半出発のはずがドライバーの寝坊にて遅れる。 一時間少し運転して、オタキフォークスから登山開始。駐車場に隣町の年配系登山会のシャトルが停まってたので、山小屋の寝床争いになりそうな予感。山小屋は基本速いもん勝ちなので、ここは若さ大切にです。 一つ目の山小屋はフィールドハット。1930年代に建てられた珍しい二階建ての、タラルアで二番目に古い山小屋。ここに来るのはもう3回目。 昼食を取り、次の山小屋、カイムハットにゴー。天気予報は稜線で風速約60キロ。うーん、とりあえず行けるところまで行こうかということに。女の子のひとりが喘息症状が出て、かなり歩みが遅れる。チームリーダーのアビー部長はその子と歩くから、わたしはほかのメンバーを引っ張っていくことに。風が強くなる恐れがあるためわたしは一刻も早く山小屋に到着したかったのですが、みんな写真好きなのね、ずっとパシャパシャやってました。 無事にカイムハットに到着。視界不良にてマウントヘクター登頂は翌朝に持ち越し。 山小屋にはすでに10名の登山客がいて、わたしたち10人と合わせてキャパマックスの20名ちょうどに。寝床略奪紛争は幸いにも起きずに済みました。 この日はアビー部長の誕生日だったので、わたしが担いてきたホールケーキでお祝い。重かったぜ。 翌朝まだ真っ暗なときにアビー部長に起こされ、「ヘクター行くよ(コソッ)」。半分寝てる状態で準備を始める。するとなぜか全員が起きて準備してる笑 暴風のなか立ち向かいました。寒かった〜…けど、無事登頂。朝日は濃霧で拝めず。 山小屋に戻ると隣町の登山会のおじちゃんたちが「おぉ、帰ってきたか!どうやった?」と聞くので「太陽が西から上がってきました。見に行かないと損です!」と答えておきました。ガハハハハ。 下山は簡単。てってってっと走ればすぐそこ。 なんてわけにも行かず。 女の子が膝を痛めてしまい、わたしがザックを担ぐことに。この無言の緊張感、痛いよね、辛いよね、わかるけどわたしにはどうしようもないというストレス。こういうの何回目だっけなぁ…。なんか慣れてきた気がします。 駐車場に到着すると、涙をポロポロ落としながらごめんねと謝るんです。よく頑張ったね。 という週末でした。帰ってから大学の課題に取っ掛かり、朝五時に就寝。七時に起きて学校へ。午後四時デッドラインぎりぎりに課題提出できました。ふぅ〜。ヒヤヒヤしたぜ! そういえば、ガードルストーンに一緒に行ったライアンが滑落して肋骨二本折ったそうです。しばらくクライミング友だちがいなくて寂しくなりますって、それよりもまじで死ななくて良かったです。息子も産まれてまだ一ヶ月なのに。ほんとにもう。
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