狩りという文化@阿蘇

2014.11.16(日) 日帰り

『人生で最も辛いことは、自分や家族の空腹を満たすために犠牲にした生きものすべての魂を背負って生きていかねばならないことだ』 イヌイットの言葉 1年に1度でいい。自分の手で獲物を獲り、尊厳をもって捌き、心して食す瞬間を持っていたい。 どれだけの敬意をもって、日頃食すいのちと向かい合っているか。 自問するための営みでもある。 今年1月の狩りの記録:https://yamap.co.jp/activity/4815

阿蘇で暮らす叔父と猟に行き始めて、10年以上になる
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阿蘇で暮らす叔父と猟に行き始めて、10年以上になる

阿蘇で暮らす叔父と猟に行き始めて、10年以上になる

蹄鉄打でもある叔父は
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蹄鉄打でもある叔父は

蹄鉄打でもある叔父は

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狩猟の道具も自分でつくる
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狩猟の道具も自分でつくる

狩猟の道具も自分でつくる

つくる方が、買うより便利で楽しいことを身体で知っているんだろう
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つくる方が、買うより便利で楽しいことを身体で知っているんだろう

つくる方が、買うより便利で楽しいことを身体で知っているんだろう

流鏑馬の名手でもあった叔父
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流鏑馬の名手でもあった叔父

流鏑馬の名手でもあった叔父

80歳近い今も山の中に入り、阿蘇を歩く。私にとって叔父は、阿蘇そのもの。

80歳近い今も山の中に入り、阿蘇を歩く。私にとって叔父は、阿蘇そのもの。

80歳近い今も山の中に入り、阿蘇を歩く。私にとって叔父は、阿蘇そのもの。

中岳からは煙がモクモク。阿蘇は昔も今も九州のおヘソ。
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中岳からは煙がモクモク。阿蘇は昔も今も九州のおヘソ。

中岳からは煙がモクモク。阿蘇は昔も今も九州のおヘソ。

黒土は火山大地の証し
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黒土は火山大地の証し

黒土は火山大地の証し

根子岳の麓が今回の猟場
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根子岳の麓が今回の猟場

根子岳の麓が今回の猟場

杉木立を分け入り
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杉木立を分け入り

杉木立を分け入り

山の奥へ
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山の奥へ

山の奥へ

都市の人には”何にもない”と思われるかもしれない森
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都市の人には”何にもない”と思われるかもしれない森

都市の人には”何にもない”と思われるかもしれない森

でも、ちゃんと見れば、杉たちが空(光)求めてせめぎ合い
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でも、ちゃんと見れば、杉たちが空(光)求めてせめぎ合い

でも、ちゃんと見れば、杉たちが空(光)求めてせめぎ合い

地面では、わずかな光の中で植物たちが繁り、

地面では、わずかな光の中で植物たちが繁り、

地面では、わずかな光の中で植物たちが繁り、

よーくみれば、猪の爪痕、
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よーくみれば、猪の爪痕、

よーくみれば、猪の爪痕、

杉の皮で牡鹿が角を研いだあと、

杉の皮で牡鹿が角を研いだあと、

杉の皮で牡鹿が角を研いだあと、

自然薯を探したのか、猪の堀跡。

自然薯を探したのか、猪の堀跡。

自然薯を探したのか、猪の堀跡。

生きものの気配をよみ
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生きものの気配をよみ

生きものの気配をよみ

仕留めるであろう動物の気持ちになって

仕留めるであろう動物の気持ちになって

仕留めるであろう動物の気持ちになって

大胆に
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大胆に

大胆に

繊細に
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繊細に

繊細に

罠をかける
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罠をかける

罠をかける

自然と一体になるように
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自然と一体になるように

自然と一体になるように

命の気配が漂う。景色が変わる。

命の気配が漂う。景色が変わる。

命の気配が漂う。景色が変わる。

ワイヤーの張りに、この鹿の命の緊張感を感じる

ワイヤーの張りに、この鹿の命の緊張感を感じる

ワイヤーの張りに、この鹿の命の緊張感を感じる

銃をとり

銃をとり

銃をとり

阿蘇。阿(はじまり)が蘇るところ。噴火口の中にある町。火を吹く山のあるところ。
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阿蘇。阿(はじまり)が蘇るところ。噴火口の中にある町。火を吹く山のあるところ。

阿蘇。阿(はじまり)が蘇るところ。噴火口の中にある町。火を吹く山のあるところ。

豊かな風土との結びつきを通して、家族仲良く、子どもたちがスクスク育ちまように。
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豊かな風土との結びつきを通して、家族仲良く、子どもたちがスクスク育ちまように。

豊かな風土との結びつきを通して、家族仲良く、子どもたちがスクスク育ちまように。

*日本の自然に触れていると、ダーウィンの進化論よりも、今西さんの棲み分け論に共感を覚える。山極寿一さん(京都大学総長)のお話も、大変おもしろかった。http://bit.ly/1xx5l4B
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*日本の自然に触れていると、ダーウィンの進化論よりも、今西さんの棲み分け論に共感を覚える。山極寿一さん(京都大学総長)のお話も、大変おもしろかった。http://bit.ly/1xx5l4B

*日本の自然に触れていると、ダーウィンの進化論よりも、今西さんの棲み分け論に共感を覚える。山極寿一さん(京都大学総長)のお話も、大変おもしろかった。http://bit.ly/1xx5l4B

阿蘇で暮らす叔父と猟に行き始めて、10年以上になる

蹄鉄打でもある叔父は

狩猟の道具も自分でつくる

つくる方が、買うより便利で楽しいことを身体で知っているんだろう

流鏑馬の名手でもあった叔父

80歳近い今も山の中に入り、阿蘇を歩く。私にとって叔父は、阿蘇そのもの。

中岳からは煙がモクモク。阿蘇は昔も今も九州のおヘソ。

黒土は火山大地の証し

根子岳の麓が今回の猟場

杉木立を分け入り

山の奥へ

都市の人には”何にもない”と思われるかもしれない森

でも、ちゃんと見れば、杉たちが空(光)求めてせめぎ合い

地面では、わずかな光の中で植物たちが繁り、

よーくみれば、猪の爪痕、

杉の皮で牡鹿が角を研いだあと、

自然薯を探したのか、猪の堀跡。

生きものの気配をよみ

仕留めるであろう動物の気持ちになって

大胆に

繊細に

罠をかける

自然と一体になるように

命の気配が漂う。景色が変わる。

ワイヤーの張りに、この鹿の命の緊張感を感じる

銃をとり

阿蘇。阿(はじまり)が蘇るところ。噴火口の中にある町。火を吹く山のあるところ。

豊かな風土との結びつきを通して、家族仲良く、子どもたちがスクスク育ちまように。

*日本の自然に触れていると、ダーウィンの進化論よりも、今西さんの棲み分け論に共感を覚える。山極寿一さん(京都大学総長)のお話も、大変おもしろかった。http://bit.ly/1xx5l4B