屋久島縦走大作戦 4日目(2019.5.19)

2019.05.22(水) 日帰り

活動詳細

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本当は縦走4日目なんかなかったのですが屋久島の神に引き留められ4日目を過ごすことになりました😅 前日から荒川三叉路でバス車中泊、朝6時前に神ガイドさんが登山道の様子を見に行ってくれました。 多分何度もレスキューや役場と連絡を取ってくれていたと思います。 「救出は荒川三叉路から行う」と、災害対策本部で決まったようで、我々はレスキューが来る最後の土砂崩れ現場まで歩いて下山することとなりました。 極力軽装で行動するため、全員ザックはバスの中に置いて貴重品のみ身につける、ザックはグループごとひとかたまりにして、代表者の氏名、住所、電話番号を紙に書いてザックの上に置いておき、土砂降りのなか、バスを降りたちました。 男女交互に1列隊列、男性女性1組になり、男性は女性を支えながら進むという神ガイドさんの指示のもと、いくつかの倒木と土砂崩れを越えて最終の土砂崩れ現場まで進みました。 そこを見て茫然自失😰 大崩落で道が崩れ落ちそこを濁流が物凄い勢いで落ちていってます。 まともにはとても渡れる状況ではなく半ば絶望感を抱きました。 この状況でも神ガイドさんはそれこそ神がかり的な行動にでます。 渡渉が無理だと分かると山側に登り、我々でも乗り越えていける道がないかルーファイを始めます。 そして程なく土砂崩れの向こうに降り立ちました。 行けるのか!?とも思いましたが多分我々では無理だと判断されたのでしょう。 一旦戻ってきてレスキューに状況を伝えに行くという事で再度土砂崩れを越えて下山して行きました。 再度戻ってきてレスキューの到着状況を我々に伝えてくれ、再度降りて行き、今度は全員分の弁当と飲み物を運んできてくれました。 土砂降りの中、空腹で1時間以上立ち尽くしている我々にとって本当に有り難かった🙏 この時食べた弁当の味は一生忘れない気がします😭 そしてそれから30分くらい経った頃でしょうか? オレンジとブルーのユニフォームに身を包んだレスキューの皆さんが続々と土砂崩れの向こうに現れました✨ 濁流の道にロープを張り何人もサポートが着き女性から順に渡るよう指示がありました。 遠目に見てもしっかりサポートをしてもらってる様子が分かります☺️ そして我々男性も渡り、24名全員が無事渡りきりました。 そのあと、バスに乗り込み体育館に移りメディカルチェックを受けテレビの取材を受け、町の送迎バスに乗り込みやっとの思いで宿にたどり着きました。 宿に戻ってからもテレビの取材が相次ぎましたが伝えることが使命だと思い、できるだけ克明に状況を伝え持っていた写真や動画をテレビ局の方に託しました☺️ 後でテレビ見ましたが流石、上手に編集されていて変に感心しました☺️ 僕たちは1番最初に救出された24人だったのですがまだ300人以上の方々が孤立されていたことを後で知りました。 皆さん無事でホントに良かったです☺️ 屋久島の自然の脅威をまざまざと見せつけられましたが、同時にガイドさん、警察、レスキュー、役場の方、ドクター、宿の方等々、屋久島の皆さんの暖かさと心強さをしみじみ感じました。 どれだけ感謝してもしきれない思いでいっぱいです。 今回して頂いたご恩をまた自分も、どなたかにしてあげることが恩返しになるかと思います。 その時のために少しずつ経験値をあげて行きたいとつくづく思いました。 そしてまた何度でも屋久島を訪れたいです✨ 長文、駄文にお付き合い頂きありがとうございました🙇 5日目レポも書きますがオマケ編なので興味のない方はスルーでお願いします😁

動画

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