雷鳥見据える雲の海 南尾根鹿島槍ヶ岳

2019.05.18(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 54
休憩時間
53
距離
5.9 km
のぼり / くだり
1416 / 380 m
4 44
5
13
42
DAY 2
合計時間
9 時間 10
休憩時間
1 時間 26
距離
11.5 km
のぼり / くだり
863 / 1945 m
31
22
48
15
4
3 7

活動詳細

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南尾根ルートから登り、冷池山荘にテント泊し鹿島槍ヶ岳を登ってきました。 7時頃、柏原新道前駐車場に到着すると、車が数台止まっていましたがスペースは3台分ほど余っていました。種池山荘、冷池山荘の小屋泊が営業していないことと、柏原新道が残雪のため通れないため、登山者は少なめです。 初めは柏原新道を登りますが、標高1800m辺りから、残雪が多くなりスノーブリッジのトラバースが現れたので、南尾根ルートに切り替えます。目印はありますが、登山道自体が藪に覆われているため地図をよく確認しながらルートを見つけました。 南尾根はルート上に枝や藪などが張り出しており、柏原新道のようにルートが明確ではないため、地図をよくみながら進みましょう。また、残雪も所々にあり、中にはアイスバーンになってる部分もあるので足元にも注意しましょう。 しばらく進むとジャンクションピークと言われる開けた雪道が現れます。急登箇所もあるのでアイゼンを装着するのがオススメです。 爺ヶ岳への最後の上りはガレバのため、アイゼンを外して進みました。 山頂は残念ながらガスに覆われて眺望は無かったので、ほどほどに休憩し冷池山荘へ向かいます。ここからは登山道が明確のため迷うことはありませんが、残雪箇所はあるので場合によってはアイゼンを装着するとより安全です。 冷池山荘は小屋泊の営業はしていませんが、テント泊、売店、トイレの利用は可能です。 テント泊一人:1000円(水1L無料・トイレ使用込み)スコップも無料貸し出ししてました。 夏場であれば小屋から鹿島槍方面へ10分ほど歩いた場所ですが、残雪期は小屋の目の前に張ることできます。 テントを張りランチ兼ディナータイム。献立は ・カイワレ大根とトマトとタコのカルパッチョ ・ツナボロネーゼ ・オニオンスープ とボリュームたっぷり。 食後はエスプレッソで締めました。 日の出の写真を撮りたかったのですが、ガスに覆われいたため、19時ごろ就寝。 翌朝は4時に起床。昨日のガスが嘘のような晴天そして雲海。寝起きから素晴らしい景色をみることができテントを担いできた甲斐があったと実感。 5時過ぎにテント場を出発。途中、雷鳥に何度も遭遇し写真を撮りまくりました。まだ羽が白いのもいました。 鹿島槍ヶ岳からは五竜岳、剱岳、爺ヶ岳、槍ヶ岳、遠くには雲海から頭を出した中央・南アルプスを見ることができ、何度もシャッターを切りました。 下山は南尾根から藪との闘いのため難儀しましたが、地図をしっかり読めば迷うことはないでしょう。

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