活動データ
タイム
06:42
距離
14.5km
のぼり
937m
くだり
937m
活動詳細
すべて見る皆さんのSNSから、もうユキワリコザクラが咲き終わりの時期と知り、駆け付けました。 山は雲の中。びゅうびゅうと吹きかかかる風の、その強さと生ぬるさが、何ともアンバランスで、逡巡するも、風のうなりに、身支度を固めることとし、カッパを着け、行動開始。 最初の湿地で、チングルマが、もう満開状態。ヒナザクラはわずかに見える。 灌木の中は、風も弱まり、すぐに雨具を外す。 前山中腹で、ミヤマハンショウズルを探すも見つけられず。さすがに早いか。ヒメイチゲも、あったはずだが、見つけられず。芝草平は、帰りにゆっくり寄ることにする。手前の湿原はヒナザクラ、主湿原はチングルマにミネズオウ。 屏風のシャクナゲはピンクのアズマシャクナゲ。朽ちかけた花々が多い。 南屏風の下りからお花畑の始まり。ユキワリコザクラ、シラネアオイ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ。 ユキワリコザクラはぎりぎり間に合った感で、色あせた花びらばかりが目立つ。 ヒメイチゲも、もう花は終わり、小さな実がふくらみ始めている。 谷から登り上げてくるハクサンイチゲが印象的な不忘の稜線。まだまだこれから増える。いつだったか、南屏風と不忘の鞍部で蜜のにおいに包まれたことを思い出す。 不忘の山頂に着く頃は、天気予報通り、ガスが晴れはじめ、長老湖も望まれるようになった。 山頂で言葉を交わしたベテランさん。話題は神室のキヌガサソウノ群生地。秋田魁が記事にしちゃって残念、そっとしておいてほしかったと・・・。 帰りに寄った芝草平で昼飯。お湯が沸き、バーナーを止めた瞬間の静寂。カッコーの声、ワタスゲの揺らぎ、湿原の遠い端。そういえば、あのあたりにトキソウが咲いてたはずと目を凝らすも、さすがに早過ぎか、見つけられない。 戻った車道沿いには、ハクサンチドリが、もう、沢山、咲いていた。
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