白馬鑓ヶ岳BCスキー(白馬鑓ヶ岳山頂~白馬鑓ヶ岳南山稜南斜面~白馬鑓温泉~猿倉)

2019.05.05(日) 日帰り

活動データ

タイム

10:28

距離

15.9km

のぼり

2209m

くだり

2191m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 28
休憩時間
47
距離
15.9 km
のぼり / くだり
2209 / 2191 m
3 18
26

活動詳細

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遠征最終日は、去年時間切れで登頂できなかった白馬鑓ヶ岳へ。 当初の計画は、山頂からドロップインして稜線沿いに鑓温泉への分岐付近まで滑り、適当なところで湯ノ入沢の源頭部である大出原に向け滑り込み、あとは湯ノ入沢を滑って鑓温泉で入浴というものでした。 湯の入沢を詰めて稜線に出て、「どの辺から大出原に滑り降りようか」と考えながら登山道を山頂直下まで登って来た時、滑走準備していたスキーヤーの男性が居たので、「自分はこうしたいと思ってるんだけど、どう思います?」という感じで話を伺ってみたところ、これから南山稜の南側斜面を滑るという話を聞きました。これは楽しそうだと思い急遽予定を変更、私もその男性と同じく南山稜の南側斜面を滑走することにしました。 綿密に計画しておけばありえないようなルートミスをしたり、直感で急遽予定変更したり、初日と言い本日といいどうも適当に色々やってる感が否めず、反省材料なのですが、今回は予定変更が大当たりでした。 南山稜の南側斜面は湯の入沢のような谷地形ではなく広々としたオープンバーンで、開放感があってとても気持ち良かった。斜度がきつかったのでかなりドキドキしましたが、雪が適度に緩んでいたので怖さはあまり感じませんでした。標高2903mの山頂付近から標高差600mを一気に滑走してから、標高2300m付近の分岐で南側へ滑り、鑓温泉(標高約2010m)から約500mの地点で湯ノ入沢に合流しました。この分岐で東側へ滑れば鑓温泉の直上に降りてくることもできます。次回はそれを試してみたい。 温泉はやはり熱かったけど、気合いで浸かって目標クリア。ちなみに、温泉の湯の温度は年によって結構違うみたいです。 本日で2018~2019シーズンのスキー&雪山は終了です。今シーズン、西日本は記録的な雪不足でしたが、なんとか5カ月間スキーと雪山を楽しむことができました。来シーズンはもっとたくさん雪が降ってほしいなぁ。

白馬岳・小蓮華山 昨年の反省から、今回は5時15分に猿倉の駐車場を出発。積雪の量は去年より多いような印象です。
昨年の反省から、今回は5時15分に猿倉の駐車場を出発。積雪の量は去年より多いような印象です。
白馬岳・小蓮華山 鑓温泉への分岐。
鑓温泉への分岐。
白馬岳・小蓮華山 しばらくはブナの林を登っていく。
しばらくはブナの林を登っていく。
白馬岳・小蓮華山 長走沢の右岸側の緩斜面に出ると視界が開ける。今日も快晴ですね~。
長走沢の右岸側の緩斜面に出ると視界が開ける。今日も快晴ですね~。
白馬岳・小蓮華山 長走沢右岸の緩斜面地からの双子尾根。この双子尾根と小日向山の鞍部が小日向のコル。これから小日向のコルへ登ります。
長走沢右岸の緩斜面地からの双子尾根。この双子尾根と小日向山の鞍部が小日向のコル。これから小日向のコルへ登ります。
白馬岳・小蓮華山 小日向のコルへの斜面。斜度もシールで登るにはきついのですが、日当たりが悪いところがカチカチに凍っています。なので。
小日向のコルへの斜面。斜度もシールで登るにはきついのですが、日当たりが悪いところがカチカチに凍っています。なので。
白馬岳・小蓮華山 登りはじめる前にスキークランポンを装着。
登りはじめる前にスキークランポンを装着。
白馬岳・小蓮華山 で、あとは日焼け止めをこれでもかというほど塗りたくる。日焼け止めは初日も2日目もふんだんに使いました。アルプスの3000m級の雪山に登る際は必需アイテムです。
で、あとは日焼け止めをこれでもかというほど塗りたくる。日焼け止めは初日も2日目もふんだんに使いました。アルプスの3000m級の雪山に登る際は必需アイテムです。
白馬岳・小蓮華山 クランポン装着しておいて正解でした。日陰はカチカチに凍ってました。
クランポン装着しておいて正解でした。日陰はカチカチに凍ってました。
白馬岳・小蓮華山 斜度が緩くなると小日向のコルまであと一息。
斜度が緩くなると小日向のコルまであと一息。
白馬岳・小蓮華山 小日向のコル。目の前にはこれから登る白馬鑓ヶ岳。
小日向のコル。目の前にはこれから登る白馬鑓ヶ岳。
白馬岳・小蓮華山 小日向のコルで滑走モードにチェンジ。
小日向のコルで滑走モードにチェンジ。
白馬岳・小蓮華山 湯ノ入沢へ向け、標高差約250m、距離約1100mを滑走します。
湯ノ入沢へ向け、標高差約250m、距離約1100mを滑走します。
白馬岳・小蓮華山 ガリガリした雪上を滑って湯の入沢に降りてきた。ここで再びシールを貼ってウォークモードにチェンジ。
ガリガリした雪上を滑って湯の入沢に降りてきた。ここで再びシールを貼ってウォークモードにチェンジ。
白馬岳・小蓮華山 そして、長い長い湯の入沢の雪渓歩きのスタート。この地点から稜線までの標高差は約1200m、距離は約3km。気が遠くなる(笑)大体4時間くらいかかる予定。
そして、長い長い湯の入沢の雪渓歩きのスタート。この地点から稜線までの標高差は約1200m、距離は約3km。気が遠くなる(笑)大体4時間くらいかかる予定。
白馬岳・小蓮華山 白馬鑓温泉の下を流れる湯の滝。温泉には帰路に寄るので今は素通りです。
白馬鑓温泉の下を流れる湯の滝。温泉には帰路に寄るので今は素通りです。
白馬岳・小蓮華山 鑓温泉の真横。夏季には小屋が建てられる場所ですが、小屋は冬季は解体されているので何もありません。
鑓温泉の真横。夏季には小屋が建てられる場所ですが、小屋は冬季は解体されているので何もありません。
白馬岳・小蓮華山 鑓温泉の横で小休憩。小日向のコルが正面に見える。
鑓温泉の横で小休憩。小日向のコルが正面に見える。
白馬岳・小蓮華山 湯ノ入り沢を登る。標高約2100m。
湯ノ入り沢を登る。標高約2100m。
白馬岳・小蓮華山 湯の入沢を登る。標高約2200m。
湯の入沢を登る。標高約2200m。
白馬岳・小蓮華山 湯の入沢を登る。標高約2380m。ひたすら単調な雪渓登りが続く。
湯の入沢を登る。標高約2380m。ひたすら単調な雪渓登りが続く。
白馬岳・小蓮華山 湯の入沢を登る。標高約2510m。稜線が見えてきたけど、見えてるだけでまだまだ遠い。あまり期待せずマイペースで登っていく。
湯の入沢を登る。標高約2510m。稜線が見えてきたけど、見えてるだけでまだまだ遠い。あまり期待せずマイペースで登っていく。
白馬岳・小蓮華山 北から東にかけては火打山、妙高山、乙妻山、高妻山などの山並みを遠望できる。
北から東にかけては火打山、妙高山、乙妻山、高妻山などの山並みを遠望できる。
白馬岳・小蓮華山 上から登山者のパーティーが下りてきた。ひたすら真っ白の世界なので、人が歩いているとアクセントになって良い(笑)
上から登山者のパーティーが下りてきた。ひたすら真っ白の世界なので、人が歩いているとアクセントになって良い(笑)
白馬岳・小蓮華山 湯ノ入り沢を登る。標高約2630m。この辺りは既に大出原と呼ばれる場所。初夏はお花畑になる場所ですね。夏の大出原もとてもきれいです。
湯ノ入り沢を登る。標高約2630m。この辺りは既に大出原と呼ばれる場所。初夏はお花畑になる場所ですね。夏の大出原もとてもきれいです。
白馬岳・小蓮華山 標高約2630mで小休憩。山頂まで我慢しようと手をつけずにいたコーラに手を出してしまった・・・。めちゃくちゃ美味しかったけど。
標高約2630mで小休憩。山頂まで我慢しようと手をつけずにいたコーラに手を出してしまった・・・。めちゃくちゃ美味しかったけど。
白馬岳・小蓮華山 コーラでパワー復活(本当に)して稜線に到達。標高は約2750m。いやぁ疲れた~。
コーラでパワー復活(本当に)して稜線に到達。標高は約2750m。いやぁ疲れた~。
白馬岳・小蓮華山 稜線からの白馬鑓ヶ岳。去年は時間切れでここまでしか登れなかったが、今回はまだ余裕があるので、もちろん山頂を目指します。
稜線からの白馬鑓ヶ岳。去年は時間切れでここまでしか登れなかったが、今回はまだ余裕があるので、もちろん山頂を目指します。
白馬岳・小蓮華山 登って来た湯ノ入沢を見下ろす。
登って来た湯ノ入沢を見下ろす。
白馬岳・小蓮華山 鑓温泉への分かれ。
鑓温泉への分かれ。
白馬岳・小蓮華山 白馬鑓ヶ岳。山肌が白いのは石灰岩が露頭しているため。
白馬鑓ヶ岳。山肌が白いのは石灰岩が露頭しているため。
白馬岳・小蓮華山 白馬鑓ヶ岳山頂。何度も登頂したことのある山頂ですが、スキーを担いできたのは初。とりあえず今日の目的1つ達成です。
向こうに見えているのは白馬岳。
白馬鑓ヶ岳山頂。何度も登頂したことのある山頂ですが、スキーを担いできたのは初。とりあえず今日の目的1つ達成です。 向こうに見えているのは白馬岳。
白馬岳・小蓮華山 白馬鑓ヶ岳からの白馬岳。
白馬鑓ヶ岳からの白馬岳。
白馬岳・小蓮華山 白馬槍ケ岳からの劔岳と立山連峰。立山もまだまだ雪多いですね。
白馬槍ケ岳からの劔岳と立山連峰。立山もまだまだ雪多いですね。
白馬岳・小蓮華山 白馬鑓ヶ岳山頂から。先程登って来た尾根。写真中央奥には鹿島鑓ヶ岳や五竜岳。
白馬鑓ヶ岳山頂から。先程登って来た尾根。写真中央奥には鹿島鑓ヶ岳や五竜岳。
白馬岳・小蓮華山 立山連峰を背景に。
立山連峰を背景に。
白馬岳・小蓮華山 ここが本日のドロップ地点。白馬鑓ヶ岳南山稜のトップ。山頂から距離にして大体30mほど下ったところです。雪は山頂から繋がっていたのですが、さすがにここから斜面の状況を見ないことには滑る決断できなかったので、ドロップ地点はここにしました。
ここが本日のドロップ地点。白馬鑓ヶ岳南山稜のトップ。山頂から距離にして大体30mほど下ったところです。雪は山頂から繋がっていたのですが、さすがにここから斜面の状況を見ないことには滑る決断できなかったので、ドロップ地点はここにしました。
白馬岳・小蓮華山 これはドキドキワクワク。ワクワクよりドキドキの方が強かったけど。とにかく、まだキャンペーンは終わってなかった!
これはドキドキワクワク。ワクワクよりドキドキの方が強かったけど。とにかく、まだキャンペーンは終わってなかった!
白馬岳・小蓮華山 では思い切ってドロップ。高度感があるので斜度以上にドキドキする。
では思い切ってドロップ。高度感があるので斜度以上にドキドキする。
白馬岳・小蓮華山 慣れてきたらめちゃくちゃ気持ち良かった。
慣れてきたらめちゃくちゃ気持ち良かった。
白馬岳・小蓮華山 1人で「ひゃっほ~!」と言いながら滑ってました(笑)
1人で「ひゃっほ~!」と言いながら滑ってました(笑)
白馬岳・小蓮華山 滑ってきた南山稜南側斜面を見上げる。楽しかった!
滑ってきた南山稜南側斜面を見上げる。楽しかった!
白馬岳・小蓮華山 まだ続くけど、斜度は緩くなる。
まだ続くけど、斜度は緩くなる。
白馬岳・小蓮華山 一気に標高差600mを滑り降りてきた。楽しすぎる。
一気に標高差600mを滑り降りてきた。楽しすぎる。
白馬岳・小蓮華山 右手には登りで歩いた湯の入沢。ここから湯の入沢に合流しますが、東方向へ滑れば温泉の真上付近に滑り降りることもできます。
右手には登りで歩いた湯の入沢。ここから湯の入沢に合流しますが、東方向へ滑れば温泉の真上付近に滑り降りることもできます。
白馬岳・小蓮華山 湯の入沢に合流後は500mほど滑れば鑓温泉です。
湯の入沢に合流後は500mほど滑れば鑓温泉です。
白馬岳・小蓮華山 鑓温泉に到着。
鑓温泉に到着。
白馬岳・小蓮華山 鑓温泉。去年は時間がなくて足湯しかできなかったので、今年は全身浸かります。
鑓温泉。去年は時間がなくて足湯しかできなかったので、今年は全身浸かります。
白馬岳・小蓮華山 熱いが我慢。。多分45℃くらいはあると思います。熱いのが好きな人にはいいんでしょが、私にはつらい。
熱いが我慢。。多分45℃くらいはあると思います。熱いのが好きな人にはいいんでしょが、私にはつらい。
白馬岳・小蓮華山 意地でも浸かり続ける(笑)この写真とって、上がりました。慣れれば気持ちよく入れるらしいが。
意地でも浸かり続ける(笑)この写真とって、上がりました。慣れれば気持ちよく入れるらしいが。
白馬岳・小蓮華山 あとは湯の入沢を約1200mほど滑り降りてから小日向のコルへ約1000m登り返します。
あとは湯の入沢を約1200mほど滑り降りてから小日向のコルへ約1000m登り返します。
白馬岳・小蓮華山 湯の入沢を滑り降りてきた。ここでシールを貼ってウォークモードにチェンジ。
湯の入沢を滑り降りてきた。ここでシールを貼ってウォークモードにチェンジ。
白馬岳・小蓮華山 小日向のコルへ登り返します。
小日向のコルへ登り返します。
白馬岳・小蓮華山 白馬鑓ヶ岳の東側には南山稜と北山稜に挟まれた急峻な白馬鑓ヶ岳中央ルンゼ。今日会話をしたスキーヤーの男性は中央ルンゼを滑っていましたが、あれはまだ無理だなぁ。。杓子沢はコルからなら普通に滑れるらしいので来年は杓子沢を滑ってみたい。
白馬鑓ヶ岳の東側には南山稜と北山稜に挟まれた急峻な白馬鑓ヶ岳中央ルンゼ。今日会話をしたスキーヤーの男性は中央ルンゼを滑っていましたが、あれはまだ無理だなぁ。。杓子沢はコルからなら普通に滑れるらしいので来年は杓子沢を滑ってみたい。
白馬岳・小蓮華山 あと一息で小日向のコル。
あと一息で小日向のコル。
白馬岳・小蓮華山 小日向のコル。
小日向のコル。
白馬岳・小蓮華山 小日向のコルから。白馬鑓温泉からここまで登り返してきました。
小日向のコルから。白馬鑓温泉からここまで登り返してきました。
白馬岳・小蓮華山 小日向のコルからの八方尾根と唐松岳。
小日向のコルからの八方尾根と唐松岳。
白馬岳・小蓮華山 小日向のコルからの白馬岳。
小日向のコルからの白馬岳。
白馬岳・小蓮華山 あとは長走沢方面へ滑り降りるだけ。
あとは長走沢方面へ滑り降りるだけ。
白馬岳・小蓮華山 小日向のコルから20分で猿倉の駐車場に帰着。2018~2019シーズン最後のスキーが終了しました。怪我なく楽しめてよかった。
小日向のコルから20分で猿倉の駐車場に帰着。2018~2019シーズン最後のスキーが終了しました。怪我なく楽しめてよかった。

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