活動データ
タイム
06:25
距離
12.3km
のぼり
959m
くだり
958m
活動詳細
すべて見る※動画あります。 北海道で開放的になり、やりたい放題やってきました。お寂し山で一人のんびりまったりできました。 GW後半は、北海道の留寿都に遠征。ツレは近くの遊園地で遊んでてもらい、わたくしは近くの山を登ることにした。と言っても山の選択の余地はそれほど無く、ホテルの直近にある尻別岳へ決定。 尻別岳は羊蹄山にほど近い標高1000メートルほどの山で、羊蹄山の眺めがとてもいいようだ。1000メートルといえども、北海道の5月。まだ雪がガッツリあり、人もほとんど入ってないことが予想される。しかし、ヤマップでも、ネット上でも最近の情報が無く、雪がどれくらいあるか、どれくらい行ってる人がいるのか、コースの特徴などの情報がほとんど得られなかった。マイナー山は大歓迎だが、遠征で、しかも残雪期の北海道の山の情報が無いのは困りものだ。 古い記録から、残雪期にも登ってる人がいること、地形図から、アプローチはホテルから徒歩で可能。頂上付近が急登ぽい、との予測から、急登のラッセルがあってもいいようにワカン、アイゼンを持とう…と思ったけど、荷物になる…ので、軽アイゼンだけにした…ギャンブルである。結果的にはアイゼン使わずでした。 当日、運良く天気は雲、風無い好天となった。 ホテルから作業道を登っていく。羊蹄山を眺めながらのんびりできる羊蹄テラスというものが山の中腹に設置されており、そこにまずは寄る。ここは観光客用にゴンドラでも登れるところだが、令和のわたくし、ゴンドラは使わない。 わっせわっせと作業道を登っていく。一人ででかいザックを背負って歩くおっさん。上空を通るゴンドラに乗った家族連れからの冷たい…じゃなくて羨望の眼差しをひしひしと感じつつ、羊蹄テラスへ。 羊蹄テラスからでも十分いい眺望だ。パラグライダーの発信地もあり、ちょうど飛び立とうとしてる人がいたので、風を待って飛び立つのを見ていた。わたくしはパラ未体験だが、最初はなかなか怖そうだが、きっと風に乗ると気持ちいいのだろうな… それから尻別岳の登山道へ入っていく。登っていく人は、わたくし以外もちろん誰もいない。入り口は雪に覆われていたが、進むに連れて、道に雪は無くなった。藪はまだほとんど雪の下に埋まっており、見通しの良い白樺の林の道は眺望がとても良く気持ち良かった。むしろ、太陽を遮るものがなく、暑い。 頂上直下は標高300メートルほどを登る、ところどころロープがかかる激しい急登であった。雪が残っていたら、軽アイゼンだけでは登れなかっただろう。 意外にも、頂上は一面雪に覆われていた。きっと夏は藪だらけなのだろうが、藪は雪に埋まって、360度眺望が広がっていた。ここで初めて先行のパーティー二人組と出会ったが、彼らはすぐ降りていった。 頂上はわたくし独り占めとなった。ここまで天気の良い日に眺望の良い頂上を独占する機会もあまり無いので、のんびり景色を眺め、写真もたくさん撮った。三脚を置く場所が起伏のない雪面しかないので、風景を入れた自撮りはなかなか難しいものがあったが、一部でブームの脳天逆立ちにチャレンジ。まあ、少し傾いたが、それも味があっていいだろう。 下山はゆっくり慎重に。途中、スキー場をショートカットしたりして、マイペースで降りてきました。 新時代の始めに最高の山行ができました。今年は、こういった地方遠征、そしてクライミングで新しい山の楽しみ方を追求していきたいと思っています。 【アクセス】 ルスツリゾートから園内の作業道を歩く 【山ごはん】 おにぎり 【温泉】 RUSUTSU RESORT HOTEL
動画
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