〜前回までのあらすじ〜 福岡から長野の燕岳登山口駐車場まで車でたどり着いたのだった 中房駐車場にて5時起床、6時〜登山開始 北アルプス稜線での雪上テント泊 なんと夢のある響き ザックの重量は測ってないけど、たぶん20kgくらいかな さらに冬靴+12本爪アイゼンで片足で1.5kg近い 燕岳合戦尾根ルートは北アルプス3大急登と言われている 体力ギリギリでヘロヘロだと足さばきが疎かになり、アイゼンひっかけたりするので話にならないし、 雪山で行動不能になるのは致命的、人で溢れたGWのメジャルートなんで行動不能になっても変な時間帯でなければ死ぬことはないかもしれんが、 そんなんでレスキューのお世話になるとか絶対無理なんで 考えてみる、、 脊振山系全山縦走で18kg担いで毎日10時間以上安定して歩けた経験から、余裕だという確信があった 九州の峰々が僕の中に生きている そしてそれを根拠に北アルプスでも臆さず向かっていける ありがとう脊振山系ちゃん、、、 そんなことを考えつつ、スタート 上はメリノウールのベースに薄手のアクティブインシュレーション、天気良かったのでテン場以外は最初から最後までこの2枚のレイヤリングで事足りた ハードシェルジャケットの出番はなかった 樹林帯はベース一枚、朝一の登り始めと稜線辺りからもう一枚着る感じだった、僕の場合は。 下は万一天気が崩れた時の為にハードシェルパンツは穿きっぱなし、春山だと雨になるかもだしね メジャールートなんで流石に人が多い 駐車場から中房温泉登山口まで少しコンクリートの車道を歩く 前を歩く年季の入ったザックの、 見るからに達人のおっちゃんが大袈裟な程ゆっくりゆっくりガニ股で歩いており、 洒落たハイカー達にガンガン抜かれていく しかし、僕は思った これぞ雪山登山における歩行技術(まだコンクリート道だけど)、、、 サクサク歩くと体力消耗するし、汗かくし、アイゼンひっかけたりスリップするリスクも高まるし、、ゆっくりゆっくり、ガニ股歩きが大事ですよね、 師匠! 師匠「、、、、」 魔ジュニア「シュッ、シュッ、シュッ」 師匠「、、、、」 魔ジュニア「シュッ、シュッ、シュッ」 はっ!! しまった、、、 師匠はガニ股で忍者のようにほぼ無音(師匠も下だけハードシェル) 僕はといえばハードシェルパンツの内股が擦れて歩くたびにシュッと音が出ていることに気づく 師匠もきっとこの音に気づいているはず! 師匠が背中で語る 「後ろのお若いの、そんな歩行技術で雪山にきてはいくら命があっても足りませんよ」(注 実際には声を発してません)」 師匠ーーー😭 師匠の歩き方を真似て同じようにガニ股でゆっくりゆっくりとコンクリート道を2人で歩く どんどん洒落たハイカー達に抜かれていく僕達 師匠「、、、、」 魔ジュニア「、、、、」 師匠「、、、、」 魔ジュニア「、、、、」 まだ、、、コンクリート道だし、、アイゼンもつけてないし、、ちょっとくらいスピードあげてもいいよね、、スマン、、師匠、、 シュシュシュシュシューっと師匠を光の速さで千切り、登山口へ 登山届を記入し、提出 届を出すとこにいかにも屈強な山男って感じの人が常駐しててビビる、 たぶん遭対協の人かな しかし、届を出すと「はいっ、いってらっしゃい!」と勢いよく言われ、なんだか頼もしかった 登山開始からさっそくの急登、、、 この度はー、 魔ジュニア電鉄をご利用いただきー、 まことにありがとうございますー、 この電車はー、 燕山荘行きー、 急行ですー、 途中止まります駅はー、 急登ー、 急登ー、 急登ー、 急登ー、 急登ー、 終点はー、急登にー止まりますー、、、、 失礼しました、終点はー、 燕山荘にー止まりますー、 ご乗車の際はお足元にご注意くださいー 。・゜・(ノД`)・゜・。 見事なまでの急登に次ぐ急登💦 しかし!この程度の距離、脊振の70kmに比べれば!なんの!! ゆっくりゆっくり歩き、合戦小屋へ 小屋は閉まっているものの外で飲み物やカップラーメンなどを販売してた、名物のスイカは売ってなかったが この合戦小屋のスタッフさんも笑顔で「いってらっしゃい!!」と声をかけてくださり、大変頼もしい🙂 ここから雪の急登、 ブログなどではピッケルなくても大丈夫、ポールの方が歩きやすいなどと書いてるものもあり、 確かにポールの方がバランス取りやすくこけにくいと思う しかしながらくだりで万一こけたら雪質にもよるがポールじゃ止まらないのではないだろうか ピッケル装備率は9割くらいだった、もちろん使えなければ意味ないし返って危険だが、装備はしておくべきだと思うね、僕は ここを登りきるとなだらかな雪の稜線 大絶景が広がり、槍も見える ドローンを飛ばしている人もいた なだらかな稜線を歩き、ついに燕山荘へ! 延々と急登でなかなか大変だったが、 まあこれくらいならまだまだ僕は大丈夫だ テント泊の受付をすませ、設営開始 整地されたスペースが空いていたのでほとんど整地する必要はなかった スノーペグなどは持っていないんで、通常のペグをクロスして埋める 実はこのペグダウンが今回の山行で一番心配してたことだ 今まで夏の北アルプス稜線でのテント泊は天気良くても毎回夜はテントの壁が迫ってくるような強風、今回は雪上なのでペグダウンがまずいと山頂アタック時やトイレに行っている間にテントが飛ばされてしまうかも、ってのが心配だった、 あんまり深く埋めすぎると朝凍ってからの回収が大変そうだし、、 天気が良かったので雪が緩く、しかもそこそこ風もあったので少し心配だったが、深めにペグを埋め、山頂アタック 大絶景を眺めながら、雪と土と岩のミックスルートを歩き、登頂! ピークはすごく狭くてギュウギュウだった 山荘まで戻るとテントは無事だった🙂 しかし風に煽られ、一部ペグが少しだけ雪から飛び出しているとこがあった、あぶねー😨 再度ペグを深く埋めなおし、燕山荘でビール🍺 テントに戻り、昼ごはんを食べ、シュラフに入り昼寝 起きると夕方 外に出ると寝る前は緩々だった雪がカチカチに凍ってる、おかげでテントが飛ばされる心配はなくなったが、朝のペグの回収が大変だろうなあ それにしても、 ほんの数時間で雪質は全く変わってしまう、 だから雪山は難しい 夕方まで待ってると、山荘からサンセットを観るべく、続々と人が出てくる 天気も良く、見事なサンセットを拝めた 日が沈むと寒さからあっという間にみんな山荘に消えていったが、僕はもう少し、霞んでいく地平線を眺めていた 夜は、シュラフは使いこんでヘタれ気味のモンベルの化繊#3に新調したダウンハガー #5の2枚重ね+アルパインダウンパーカー、ナンガのダウンパンツ、モンベルの化繊テントシューズ、マットはZライトソル180㎝とプロモンテの120㎝エアーマット2枚重ね、そしてネックウォーマー これでも朝方少しだけ寒さを感じ、目が覚めたが、ホッカイロを貼ったら寒さは感じなくなった 同じ日に行った人の日記によると朝方はマイナス12℃まで落ちたらしい、寒いはずだ 朝は起きると人だかりが! 天気も良く見事な御来光を拝むことができた テント回収は、雪がカチカチに凍っててペグの回収が難しく思われたが、 うちのエアーテックエヴォリューション様っ! T規格の重みのある頑丈なブレードで凍をガンガンかち割り、あっさりペグを回収!またまた大活躍!(氷が飛ぶかもしれないのでお隣に声をかけての作業です) 下山開始 登りの途中から下山までテントが隣のご夫婦とずっと一緒だった🙂 無事下山 安曇野で温泉に入り、名古屋あたりまで下道でのんびり走る 途中高速に乗り、眠くなった辺りのSAで仮眠 翌朝ゆっくり高速を走り、ところどころSAに寄ったり仮眠をとったりしながら、 夕方頃、ようやく福岡県に入った 新しくなった古賀SAで休憩しようと車を止め、SA内を歩いていると、、 なっっっつがっっくっるぅぅーー!!!!!!! きっとなっっつわっっくっるぅーーー!!!!!! ゴールデンウィークの人気サービスエリアにいた数百人の利用客が一斉に一点を注目する 革ジャンを着たデカいハーレーに乗ったオッさんが大黒摩季の「夏が来る」を信じられないほど大爆音でスピーカーから流しながらサービスエリアに入場 出で立ち、選曲、全てがパーフェクト これほどのパンクスは見たことない ここまで突き抜けてると迷惑だとかそんな次元は超越してもはや痛快 負けた、、 なんだかよくわからないが僕は負けた気がした 雪のアルプスの大絶景もなにもかも 僕のゴールデンウィークは全てこのオッさんにかっさらわれた気がした、、 古賀サービスエリアを後に残り僅かの帰路を駆ける 夏がくる そう、、もうすぐ夏山シーズンがやってくるのだ 僕の中で小さな灯りが灯る 往復2000kmの旅はもうすぐ終わる しかし、これはより大きな山旅の始まりに過ぎないのかもしれない 夏がくる この時、僕は少しだけ微笑んでいたような気がする 〜完〜
延々と急登を登り、合戦小屋手前で束の間の緩やかな傾斜の道へ。景色も開けてきた
延々と急登を登り、合戦小屋手前で束の間の緩やかな傾斜の道へ。景色も開けてきた
荷揚げ用のリフト
荷揚げ用のリフト
ここからまた雪の急登、写真で見るより急斜面
ここからまた雪の急登、写真で見るより急斜面
稜線に出た
稜線に出た
延々急登の後なんで疲れてアイゼンひっかけないようにしっかり足上げを
延々急登の後なんで疲れてアイゼンひっかけないようにしっかり足上げを
足場広いんで視界良好ならなんてことないが、油断してアイゼンひっかけたりしたら余裕で死ねる、意外となんてことないとこで事故はおこるもの。吹雪いて視界悪かったりしたら自分はこの尾根は歩かないかなあ。雪山初級者レベルだとかそんな誰かが貼ったレッテルを鵜呑みにして思考停止せずに、自分の頭でリスクを考えてみる
足場広いんで視界良好ならなんてことないが、油断してアイゼンひっかけたりしたら余裕で死ねる、意外となんてことないとこで事故はおこるもの。吹雪いて視界悪かったりしたら自分はこの尾根は歩かないかなあ。雪山初級者レベルだとかそんな誰かが貼ったレッテルを鵜呑みにして思考停止せずに、自分の頭でリスクを考えてみる
もうちょい。左は大絶景
もうちょい。左は大絶景
ずっと眺めてられる
ずっと眺めてられる
ついたー
ついたー
すでに結構張ってるのでテン泊の受付をサッとすます
すでに結構張ってるのでテン泊の受付をサッとすます
しっかり整地された場所ゲット!もはやヤドカリ!スコップ持って来なくてよかったな、燕山荘で貸し出しもしてたし。少し端を広げるのに使った程度
しっかり整地された場所ゲット!もはやヤドカリ!スコップ持って来なくてよかったな、燕山荘で貸し出しもしてたし。少し端を広げるのに使った程度
このスコップ、アマゾンで2000円だったけど、軽量且つしっかりした作りで恐るべきコストパフォーマンス
このスコップ、アマゾンで2000円だったけど、軽量且つしっかりした作りで恐るべきコストパフォーマンス
テント設営して燕岳へアタック!
テント設営して燕岳へアタック!
かっこいい
かっこいい
イルカ岩
イルカ岩
「イタリアのMt.ツバクローネに登ってきました!楽しかったです!」ってフェイスブックとかにあげたらみんな騙されそうな日本離れした風景
「イタリアのMt.ツバクローネに登ってきました!楽しかったです!」ってフェイスブックとかにあげたらみんな騙されそうな日本離れした風景
大仁田厚岩(嘘
大仁田厚岩(嘘
燕山荘を振り返る
燕山荘を振り返る
サミット!!狭い💦 他の人達とギューギューでした。2秒で撮影終了
サミット!!狭い💦 他の人達とギューギューでした。2秒で撮影終了
メガネ岩。なんかローリングストーンズのブードゥーラウンジに似てる、勝手にブードゥーラウンジ岩に改名していいかな?💦
メガネ岩。なんかローリングストーンズのブードゥーラウンジに似てる、勝手にブードゥーラウンジ岩に改名していいかな?💦
いよっ
いよっ
戻ってきた
戻ってきた
テントは飛ばされてなかったけど、風にあおられてクロスして埋めてたペグが少し出てきてるとこがあった、天気良くて雪が緩いからペグが効かんなあ、あぶねーあぶねー
テントは飛ばされてなかったけど、風にあおられてクロスして埋めてたペグが少し出てきてるとこがあった、天気良くて雪が緩いからペグが効かんなあ、あぶねーあぶねー
あー、ホント良いとこだよー
あー、ホント良いとこだよー
テントから顔だしたらすぐこの絶景
テントから顔だしたらすぐこの絶景
狭いんであんまりピンとテンションをかけて張れない、張り方が下手なだけかな
狭いんであんまりピンとテンションをかけて張れない、張り方が下手なだけかな
ポップな風景
ポップな風景
急遽安曇野のスーパーで買ったサンダル。通気穴から雪が入って靴下が濡れないようダクトテープで塞ぐ。レイジ・アゲインスト・ザ・スノーと名付けた。これでずっと外にいると指が痛くなる程冷たくなるのでトイレなどで小屋までサッと行くときだけ履く用。でもこれでずっと夕陽眺めてて少し指痛くなったけどw
急遽安曇野のスーパーで買ったサンダル。通気穴から雪が入って靴下が濡れないようダクトテープで塞ぐ。レイジ・アゲインスト・ザ・スノーと名付けた。これでずっと外にいると指が痛くなる程冷たくなるのでトイレなどで小屋までサッと行くときだけ履く用。でもこれでずっと夕陽眺めてて少し指痛くなったけどw
とりあえず生
とりあえず生
ホント素晴らしい景色
ホント素晴らしい景色
ソロだと375mlが丁度良い、軽いし。グラスなみなみ2杯分くらいかな
ソロだと375mlが丁度良い、軽いし。グラスなみなみ2杯分くらいかな
火を使ってる間は窓全開&他のことはしない火の用心の魔ジュニア
火を使ってる間は窓全開&他のことはしない火の用心の魔ジュニア
青空を眺めながらシュラフに入ってるとぬくぬくして心地よくなってきたんで窓閉めてうたた寝
青空を眺めながらシュラフに入ってるとぬくぬくして心地よくなってきたんで窓閉めてうたた寝
起きたらだいぶ陽が落ちてきてた
起きたらだいぶ陽が落ちてきてた
槍
槍
立山方面は雪の量が違う
立山方面は雪の量が違う
雪がガチガチに凍ってる。たった数時間で雪質が全くの別物に。こうした雪質の変化に伴う登山道の急激な変化が雪山登山の難しさの一つだろう。おかげでペグがガッチリ固定されてテントが飛ばされる心配はなくなったが今度は朝にペグを回収するのが大変に💦
雪がガチガチに凍ってる。たった数時間で雪質が全くの別物に。こうした雪質の変化に伴う登山道の急激な変化が雪山登山の難しさの一つだろう。おかげでペグがガッチリ固定されてテントが飛ばされる心配はなくなったが今度は朝にペグを回収するのが大変に💦
有名人と遭遇。魔ジュニア「こんにちは、結構ファンです」有名人「、、、、」
有名人と遭遇。魔ジュニア「こんにちは、結構ファンです」有名人「、、、、」
大勢で落ちる夕陽を眺める
大勢で落ちる夕陽を眺める
槍
槍
our love
our love
槍
槍
厳しい寒さが舞い降りてくる、宇宙の闇ももうすぐ足元まで。みんな無事目的地までたどり着けたことを願います
厳しい寒さが舞い降りてくる、宇宙の闇ももうすぐ足元まで。みんな無事目的地までたどり着けたことを願います
日が落ちた瞬間、寒さに耐えかねてみんな一目散に小屋やテントに逃げ込む。僕はもう少しこの風景を眺めていたくて足の指が冷たくなりすぎて少し痛くなったった
日が落ちた瞬間、寒さに耐えかねてみんな一目散に小屋やテントに逃げ込む。僕はもう少しこの風景を眺めていたくて足の指が冷たくなりすぎて少し痛くなったった
猛吹雪を歩き通してこの小屋の灯りが見えたら泣いちゃうかも
猛吹雪を歩き通してこの小屋の灯りが見えたら泣いちゃうかも
Farewell & Goodnight
Farewell & Goodnight
またフリーズドライw
またフリーズドライw
安曇野の夜景?が見える。キリマンジャロの頂上アタックの時見えたモシの夜景を思い出す
安曇野の夜景?が見える。キリマンジャロの頂上アタックの時見えたモシの夜景を思い出す
起きたら人だかりが。もうすぐ日の出
起きたら人だかりが。もうすぐ日の出
同じ日に登ってた人の日記によると朝はマイナス12℃まで下がったとのこと。朝方少し肌寒くて目が覚めました。ホッカイロ貼ったらヌクヌクでまた( ˘ω˘ )スヤァだったけど
同じ日に登ってた人の日記によると朝はマイナス12℃まで下がったとのこと。朝方少し肌寒くて目が覚めました。ホッカイロ貼ったらヌクヌクでまた( ˘ω˘ )スヤァだったけど
テントから出たらすごい数の人が僕を見てる。魔ジュニア「お、、おはようございます、何か僕に用ですか??」みんな「、、、、(みんな黙って魔ジュニア(のうしろの地平線)を凝視)」
テントから出たらすごい数の人が僕を見てる。魔ジュニア「お、、おはようございます、何か僕に用ですか??」みんな「、、、、(みんな黙って魔ジュニア(のうしろの地平線)を凝視)」
槍
槍
ダクトテープ剥がれちゃったけど、雪はカチカチに凍ってるので雪は入らない
ダクトテープ剥がれちゃったけど、雪はカチカチに凍ってるので雪は入らない
ここんとことにかく大活躍のエアーテックエヴォリューション様を奉る祭壇、ありがたやー
ここんとことにかく大活躍のエアーテックエヴォリューション様を奉る祭壇、ありがたやー
カチカチに凍った氷からペグを回収できずに残置する人が多くて、雪が溶けたら沢山ペグや割り箸が出てきて小屋の人が困ってるという記事を読んで、重くて登山にはほとんど持っていかないウェーブを今回持ってきた、プライヤーで引きずり出す作戦。しかしエアーテックエヴォリューション様の活躍で出番はなかった
カチカチに凍った氷からペグを回収できずに残置する人が多くて、雪が溶けたら沢山ペグや割り箸が出てきて小屋の人が困ってるという記事を読んで、重くて登山にはほとんど持っていかないウェーブを今回持ってきた、プライヤーで引きずり出す作戦。しかしエアーテックエヴォリューション様の活躍で出番はなかった
ブレードで氷をかち割り、深い氷の中から意外とあっさり救出、エアーテックエヴォリューション無双。T規格のピッケルは重いが打撃力、耐久性はやはりすごい
ブレードで氷をかち割り、深い氷の中から意外とあっさり救出、エアーテックエヴォリューション無双。T規格のピッケルは重いが打撃力、耐久性はやはりすごい
無事全員救出。エアーテックエヴォリューションのパワーでペグ曲がってしまった。
無事全員救出。エアーテックエヴォリューションのパワーでペグ曲がってしまった。
ペグをクロスするので持ってるペグ全部持ってきた、故に重い。割り箸とかはなんか美しくないなあ、とか気持ち悪いこだわりで、ちょっとくらい重くてもしょんなかたいっ!と。
ペグをクロスするので持ってるペグ全部持ってきた、故に重い。割り箸とかはなんか美しくないなあ、とか気持ち悪いこだわりで、ちょっとくらい重くてもしょんなかたいっ!と。
お隣さん、ずーっと整地してて、要塞が出来上がってた。あまりにすごいので許可をいただき撮らせてもらった。左を見てください、階段まであります。「いやー、楽しいんすよねー」とのこと、すごい!
お隣さん、ずーっと整地してて、要塞が出来上がってた。あまりにすごいので許可をいただき撮らせてもらった。左を見てください、階段まであります。「いやー、楽しいんすよねー」とのこと、すごい!
名残惜しいけど
名残惜しいけど
黄昏れてらっしゃる
黄昏れてらっしゃる
君は何を想う
君は何を想う
サイコ野郎魔ジュニア
サイコ野郎魔ジュニア
こやつに注意
こやつに注意
モンキーがたくさん。熊かと思うようなゴツいのも。野生の猿はほぼヤンキーです、目を合わせないように
モンキーがたくさん。熊かと思うようなゴツいのも。野生の猿はほぼヤンキーです、目を合わせないように
午前中に無事下山。このザック、ザックだけで3kg近く、UL系装備の人からは笑われちゃいそうだけど、壊そうとしても壊れない程頑丈で、細かい事考えずにドカドカパッキングできちゃうんで気に入ってます(^-^)v 仲間が持てなくなった荷物を追加で入れたり、バスや飛行機に乗る時に外付けの荷物を中に全部入れたりできて頼もしいやつです、こち亀の両津みたいなザック。20年くらい使いそう
午前中に無事下山。このザック、ザックだけで3kg近く、UL系装備の人からは笑われちゃいそうだけど、壊そうとしても壊れない程頑丈で、細かい事考えずにドカドカパッキングできちゃうんで気に入ってます(^-^)v 仲間が持てなくなった荷物を追加で入れたり、バスや飛行機に乗る時に外付けの荷物を中に全部入れたりできて頼もしいやつです、こち亀の両津みたいなザック。20年くらい使いそう
安曇野で温泉に入り高速へ
安曇野で温泉に入り高速へ
「後頭部になにやら刺さっていたことも、いつか笑い話にできる日がきっと来るもの」by魔ジュニア
「後頭部になにやら刺さっていたことも、いつか笑い話にできる日がきっと来るもの」by魔ジュニア
延々と急登を登り、合戦小屋手前で束の間の緩やかな傾斜の道へ。景色も開けてきた
荷揚げ用のリフト
ここからまた雪の急登、写真で見るより急斜面
稜線に出た
延々急登の後なんで疲れてアイゼンひっかけないようにしっかり足上げを
足場広いんで視界良好ならなんてことないが、油断してアイゼンひっかけたりしたら余裕で死ねる、意外となんてことないとこで事故はおこるもの。吹雪いて視界悪かったりしたら自分はこの尾根は歩かないかなあ。雪山初級者レベルだとかそんな誰かが貼ったレッテルを鵜呑みにして思考停止せずに、自分の頭でリスクを考えてみる
もうちょい。左は大絶景
ずっと眺めてられる
ついたー
すでに結構張ってるのでテン泊の受付をサッとすます
しっかり整地された場所ゲット!もはやヤドカリ!スコップ持って来なくてよかったな、燕山荘で貸し出しもしてたし。少し端を広げるのに使った程度
このスコップ、アマゾンで2000円だったけど、軽量且つしっかりした作りで恐るべきコストパフォーマンス
テント設営して燕岳へアタック!
かっこいい
イルカ岩
「イタリアのMt.ツバクローネに登ってきました!楽しかったです!」ってフェイスブックとかにあげたらみんな騙されそうな日本離れした風景
大仁田厚岩(嘘
燕山荘を振り返る
サミット!!狭い💦 他の人達とギューギューでした。2秒で撮影終了
メガネ岩。なんかローリングストーンズのブードゥーラウンジに似てる、勝手にブードゥーラウンジ岩に改名していいかな?💦
いよっ
戻ってきた
テントは飛ばされてなかったけど、風にあおられてクロスして埋めてたペグが少し出てきてるとこがあった、天気良くて雪が緩いからペグが効かんなあ、あぶねーあぶねー
あー、ホント良いとこだよー
テントから顔だしたらすぐこの絶景
狭いんであんまりピンとテンションをかけて張れない、張り方が下手なだけかな
ポップな風景
急遽安曇野のスーパーで買ったサンダル。通気穴から雪が入って靴下が濡れないようダクトテープで塞ぐ。レイジ・アゲインスト・ザ・スノーと名付けた。これでずっと外にいると指が痛くなる程冷たくなるのでトイレなどで小屋までサッと行くときだけ履く用。でもこれでずっと夕陽眺めてて少し指痛くなったけどw
とりあえず生
ホント素晴らしい景色
ソロだと375mlが丁度良い、軽いし。グラスなみなみ2杯分くらいかな
火を使ってる間は窓全開&他のことはしない火の用心の魔ジュニア
青空を眺めながらシュラフに入ってるとぬくぬくして心地よくなってきたんで窓閉めてうたた寝
起きたらだいぶ陽が落ちてきてた
槍
立山方面は雪の量が違う
雪がガチガチに凍ってる。たった数時間で雪質が全くの別物に。こうした雪質の変化に伴う登山道の急激な変化が雪山登山の難しさの一つだろう。おかげでペグがガッチリ固定されてテントが飛ばされる心配はなくなったが今度は朝にペグを回収するのが大変に💦
有名人と遭遇。魔ジュニア「こんにちは、結構ファンです」有名人「、、、、」
大勢で落ちる夕陽を眺める
槍
our love
槍
厳しい寒さが舞い降りてくる、宇宙の闇ももうすぐ足元まで。みんな無事目的地までたどり着けたことを願います
日が落ちた瞬間、寒さに耐えかねてみんな一目散に小屋やテントに逃げ込む。僕はもう少しこの風景を眺めていたくて足の指が冷たくなりすぎて少し痛くなったった
猛吹雪を歩き通してこの小屋の灯りが見えたら泣いちゃうかも
Farewell & Goodnight
またフリーズドライw
安曇野の夜景?が見える。キリマンジャロの頂上アタックの時見えたモシの夜景を思い出す
起きたら人だかりが。もうすぐ日の出
同じ日に登ってた人の日記によると朝はマイナス12℃まで下がったとのこと。朝方少し肌寒くて目が覚めました。ホッカイロ貼ったらヌクヌクでまた( ˘ω˘ )スヤァだったけど
テントから出たらすごい数の人が僕を見てる。魔ジュニア「お、、おはようございます、何か僕に用ですか??」みんな「、、、、(みんな黙って魔ジュニア(のうしろの地平線)を凝視)」
槍
ダクトテープ剥がれちゃったけど、雪はカチカチに凍ってるので雪は入らない
ここんとことにかく大活躍のエアーテックエヴォリューション様を奉る祭壇、ありがたやー
カチカチに凍った氷からペグを回収できずに残置する人が多くて、雪が溶けたら沢山ペグや割り箸が出てきて小屋の人が困ってるという記事を読んで、重くて登山にはほとんど持っていかないウェーブを今回持ってきた、プライヤーで引きずり出す作戦。しかしエアーテックエヴォリューション様の活躍で出番はなかった
ブレードで氷をかち割り、深い氷の中から意外とあっさり救出、エアーテックエヴォリューション無双。T規格のピッケルは重いが打撃力、耐久性はやはりすごい
無事全員救出。エアーテックエヴォリューションのパワーでペグ曲がってしまった。
ペグをクロスするので持ってるペグ全部持ってきた、故に重い。割り箸とかはなんか美しくないなあ、とか気持ち悪いこだわりで、ちょっとくらい重くてもしょんなかたいっ!と。
お隣さん、ずーっと整地してて、要塞が出来上がってた。あまりにすごいので許可をいただき撮らせてもらった。左を見てください、階段まであります。「いやー、楽しいんすよねー」とのこと、すごい!
名残惜しいけど
黄昏れてらっしゃる
君は何を想う
サイコ野郎魔ジュニア
こやつに注意
モンキーがたくさん。熊かと思うようなゴツいのも。野生の猿はほぼヤンキーです、目を合わせないように
午前中に無事下山。このザック、ザックだけで3kg近く、UL系装備の人からは笑われちゃいそうだけど、壊そうとしても壊れない程頑丈で、細かい事考えずにドカドカパッキングできちゃうんで気に入ってます(^-^)v 仲間が持てなくなった荷物を追加で入れたり、バスや飛行機に乗る時に外付けの荷物を中に全部入れたりできて頼もしいやつです、こち亀の両津みたいなザック。20年くらい使いそう
安曇野で温泉に入り高速へ
「後頭部になにやら刺さっていたことも、いつか笑い話にできる日がきっと来るもの」by魔ジュニア